マレーシア、鶏肉不足で店仕舞? | 競売不動産で海外移住

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競売による物件落札で人生が大きく好転、セミリタイアを実現し2013年より家族でのマレーシア移住を開始。競売と日々の生活情報を気ままにアップしていきます!

チキンライスにサテ、ナシレマ等、代表的なマレーシア料理には鶏肉が欠かせません。



ケンタッキーフライドチキンの店舗も非常に多く、マレーの方々に大人気なのが覗えます。



(ブキビンタンで目にしたKFCのUFOキャッチャーびっくり



豚肉を食べないイスラム教徒や、牛肉を食べないヒンズー教徒にとっても、安心して食べる事ができる肉料理という背景もあるのでしょう。



ところが、鶏肉の安定供給に赤信号が灯りつつあるかのようなタイトルのニュースが昨日報じられていました。



コチラの記事 



タイトルは、「売る鶏が無いため小売業者は明日閉店を余儀なくされる」というものガーン


(出展:星洲日報)


セレンバン州のフロン鶏肉市場では、深刻な鳥不足で一部の販売業者は売る商品が無いため


明日の営業を休止せざるを得ないと話しているそうです。


背景として、州内の養鶏場が飼料価格や運営費の高騰に耐えられず、一部で事業閉鎖に追い込まれていることが原因だと記事では伝えています。


ジョホール州でも同様に、ストレイツタイムス社の記事によれば、1日あたり140万羽に達する需要に対して約60万羽の生産に留まる状況になっているそうです。


ジョホール家禽飼育者協会のラウ・カ・レン事務局長はインタビューで以下のように述べていました。


「鶏肉生産に影響を与える主な問題は、労働者の問題によるものです。外国人労働者の不足は非常に深刻になっています。更に鶏肉飼料は高価であるだけでなく、品質も低く供給も減少しています。」


「養鶏場で働くことに興味を持っている地元の人はあまりいないので、私たちは政府に対し外国人労働者が簡単な手続きで入国できるように支援を求めていきます。」


「政府が鶏の飼料の高騰に何らかの施策を講じることを望んでいるが、品質が低いことにも懸念している。これはまた、鶏の成長と寿命を乱し、鶏農家に負担をかけている。」


コチラの記事によれば、ハリラヤ以降、鶏肉1kg当たりの価格がRM9.5からRM10.5に上昇していることを伝えていました。


今年2月5日に国内貿易消費者問題大臣は、鶏肉の価格上昇を抑えるため1kgあたりの上限価格をRM8.9に設定しています。


にも関わらず、上限価格より高い値段で流通しているのは、これまでに無かった交通費等の新たな名目で追加徴収しているからのようです。


ただ、この上限価格の設定により、生産農家側はウクライナ事変やサプライチェーンの悪化により高騰した飼料や燃料の価格転嫁が出来ず


廃業に追い込まれる等して供給が不足し、負のスパイラルが起きているような気がします。


マレーシアでも着実に食料難とインフレの兆しが顕在化してきましたあせる


(出展:Malay Mail)


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