2日続けて父の施設に行ったのは、要介護の認定調査で家族として立ち会いをするため。
本来の面会室は、外側から靴を履きながら侵入し、対面する仕組みでした。
アクリル板の衝立と言うより、塩化ビニルシートのカーテンですね。
以前はオンライン面会だけだったり、未接種者は部屋にも入れない時があったそうですから
それでも、だいぶマシになったのかもしれません。
ビニルの向こう側に座る父は、すこぶる調子が良いようで、調査スタッフさんの質問にハイッと返事をしています。
何だ、きちんと対応できるではないかと思ったら、ケアマネジャーさんが「女性の声掛けにはきちんと反応するんですよね〜」との由。
なるほど、父らしいと言えばそうかもしれませんが、反応できると知り、少しホッとしました。
この後、移動して伯父が一人で住む自宅マンションへ。
私の父親よりも歳上になりますが、まだしっかり歩けますし、車も運転します。
しかしながら、長年連れ添った伯母が亡くなってしまったことで、すっかり意気消沈。
伯父は伯母と婚姻関係に無く、これまでずっと内縁のパートナーでした。
そのため、戸籍上は相続の対象ではないため、様々な契約を継承できず、色々不便を強いられていたのです。
役所や通信・光熱関係の緒手続き、保険請求申請等のお手伝いが訪問の目的でした。
アルツハイマー病を発症してしまった伯母に対して、最後まで伯父は献身的な介助で支えてくれました。
伯母が施設に入らざるを得ない状況になっても、毎日朝から夜までべッドの側で寄り添っていらしたようです。
伯母の納棺式で言葉を交わした際に、「できる事は全てやったので、後悔はありません」と気丈に仰っていました。
ただ、最愛の母を亡くしてから、まるで生きる意味を失ってしまったかのように
急速に症状が悪化していった父親を見ているだけに、伯父が心配になります。
次の記事によれば、配偶者と死別した場合、女性に比べて男性のほうが「ダメージが大きい」ようです。
幸い、趣味で将棋をやっているので、社会との繋がりが無い訳ではないですし、妹さんがお二人とも近くにご存命なのは心強いところ。
それにしても、今回Jcom電気の契約継承ができず、東京電力に伯父名義で新たに契約をするためカスタマーセンターに何日も連絡をし続けたのですが
「大変混み合っているため、またおかけ直し下さい」と機械音が告げたあとに通話が一方的に切れてしまいます
Twitterで検索すると、繋がらずにお困りの方が多いようでした。
次の方が呟いておいでのように、もしかしたら電力代高騰で苦情の電話が殺到しているのでしょうか
最終的にはコールセンターでない番号を掛けて、ようやく目的を果たせました。
しかしながら、電話で諸般の手続きをしましたが相当待たされますし
ご高齢の方だと、わかりにくい点が多いだろうなと改めて思った次第です。
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