Baumkuchen’s Workshop

バイオリンと電子工作、DIY、ジョギングなど。

3Dプリンタでバイオリンを作る【サンドペーパー&部品溶接】

全部の部品が印刷できたので、組み立て行きます。まずは、サンドペーパ掛けから。

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印刷部品(再掲)

 

サンドペーパー掛け

印刷し終えた部品の表面をサンドペーパ掛けします。最初は#120のサンドペーパから、#240、#400と最後は#2000+コンパウンドで磨きまで頑張ってみようかと。PLAは熱に弱いので、あまりこすると溶けてきてしまうので、耐水ペーパで水を付けながらの磨きです。PLA樹脂はなかなか硬いのか、遅々として進みません。3Dプリンタのレイヤーの模様が消えるまで削らないといけないですが、先は長いです。

表板の前と後ろをある程度削ったあとです。前側の方がかなり表面が滑らかになってきました(表面の光沢も無くマットな感じになってます)が、まだまだです。

部品溶接

なので、先に2つづつに分けて印刷した部品を接合してしまいます。強度的にはどうしても溶接が必要なようです。

それぞれの部品を瞬間接着材で仮固定したあと、半田ゴテでPLA樹脂を融かしながら部品をくっ付けて行きます。ちょうど、半田ゴテの温度設定で200℃があったので、PLA樹脂を融かすにはちょうど良い感じです。(樹脂が小手先に付くと小手先が痛んでしまうかもしれないと思いつつ、他に良い方法が思いつきません)

PLA樹脂を継ぎ足しながら、境目のPLA樹脂をぐりぐりしながら2つの部品をくっ付けて行きます。半田ゴテでやると細かいところもやりやすいです。

表板完成。f字孔あたりの形状は、印刷のときの変形のためか、ピッタリと合いませんでしたが、PLA樹脂を足したり小手先で整えたりして、何とか形を整えました。また、全体的に凸凹しているところもありましが、部分的に熱湯を掛け樹脂を柔らかくして指で押して整形しました。

側板です。印刷時にベースから少し浮いてしまったところも、PLA樹脂を盛って平らに整形しておきました。今後、この手は使えるかもしれないです。

裏板です。溶接すると、結構な強度が出る様で、すこしぐらい力を掛けた状態ではびくともしませんでした。

仮置き

個々の部品が溶接できたので、あとはひたすらサンドペーパ掛けですが、その前に仮置きしてみました。いい感じです。サンドペーパ掛けを耐えるモチベーションアップになります。

今後

次は、溶接で盛ったところも滑らかにしつつ、ひたすらサンドペーパ掛けです。はたして、どのくらいかかるものやら。また、綺麗に仕上がるでしょうか。

と言った懸念はあるものの、よろしかったら、最後までおつきあい願います。


つづきです。

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