続・風のうたを聴く | アオイロの恋

アオイロの恋

唯一無二のダイヤモンド、中澤卓也君の魅力を語ります。

今も耳に残る、こころのうた。





2021年10月3日・『中澤卓也26th Birthday Live 東京・浅草花劇場』
リアルタイムで視聴したのは昼の部だけだったのですが、後日、夜の部も視聴したので、ざっとした感想を書きます(私の主観ですよ)。


【曲目】
青いダイヤモンド
異邦人
無縁坂
産まれた理由
君は天然色
LA・LA・LA LOVESONG
君は薔薇より美しい
ゆびきり
東京タワー
約束


【アンコール】
黄昏に
ありがとう あなたへ

昼の部と曲目の入れ替えがあったのは3曲。違う曲が入るとやはり景色が変わるせいか、全体の印象はかなり違ってくる感じ。


卓也君はマスタード色のジャケット(照明と視聴したPCの加減で私にはそう見えた)、ブラックのリボンタイ付ブラウス、ラメの入ったパンツ、という衣装。これが完璧に似合ってる!おまけに、筋トレ効果と思われる、腕と背中の筋肉の感じが、ジャケットの生地越しにうかがえて最高。太腿も安定の素晴らしさ(にこにこ)。


冒頭の「青い・・」では、マイクを握る手を頻繁に替えていた。マイクの持ち方による声帯への効果については、彼自身が折に触れて話しているのと、昼の部の質問コーナーで結構詳しい説明があったばかりで、まさにタイムリーすぎる状況だった。こんなタイムリーは良いのか悪いのかアレだけど・・

緊張が走った1コーラス目から、2コーラス目でのリカバリーがみごとだった。


「今日になって高い音が全然出なくなった。精いっぱいやりますので、最後までお付き合いください」苦笑いしつつ頭を下げる卓也君。


司会の牧野尚之さん、カツラを被って登場。
しなつくって手で髪を払いながら「後ろ髪がジャマで!」という、いつものギャグ笑。


「このノドはそのせいじゃないですか?!」思わずツッコむ卓也君。

昼の部と比べて、なぜか客席が賑やかで、笑い声が多いのにほっとする感じ。本当に、ステージは会場全体で成り立つものだと、こんな時は特にそう感じる。


「26歳の卓也さんに、ステージでは年齢を近づけないといけない」
昼の部でも言ってたけど、この牧野さんのセリフがなぜかとても好きだ。


『歌ごころ』でもおそらく人気が高いと思われる「異邦人」。始終、目をつむり頭の中の発声のイメージ地図を探すような感じ?最後の方になって声がだんだんとハスキーになってくる。

でも私は今回の「異邦人」の歌唱にとても惹きつけられた。喉を気遣ってるせいか、とにかく目の前の音に集中してる感じがしたし、リズムにも乗っていた気がする。他の人のカヴァーを聴いても感じるけれど、この曲は案外とリズムが難しいと思う。


「無縁坂」も高音があるので心配だったけど、体幹で支えてしっかりと発声。なんだか凄い卓也君。色々と凄い。


質問コーナー。もちろん昼の部とは違う内容。個人的に気になったものを上げると・・


右利きなのに時計が右腕なのはアップルウオッチが使いやすいから。


ローンは組めた。ロードスターは132万円の5年ローン。


痩せるにはダイズ100%プロテインが良い。筋肉をつけるには動物性プロテイン。+必須アミノ酸が必要。これは筋肉疲労を抑える役割。筋トレ後30分以内に食事を摂る。一日5回くらい食べる。


レーサーには「ケツセンサー」があって、お尻の感覚で今走っているタイヤの状態が分かる。道の傾斜まで分かる。逆にこれが出来ないと速く走れない。


お祝いのケーキは、昼公演の使いまわし(笑)ではなかった。

ちゃんと別のケーキが用意されていた。これにも地味に関心した。


サプライズ・ハッピバースデーの歌は、昼の部とは違う方による歌唱。スタイリスト森脇さんがスタンバイしていたけど、まきまきのアナウンスにより(笑)急遽、舞台監督の上原さんにチェンジ!これも凄い機転の利かせ方で感心した。別にそこまで拘らなくてもと、私なら思うが(←?)。


牧野さん、わりと普通に雑談してる風だけど、会話を場面転換する際の切り替えがスパッと鮮やかではっとすることしばしば。その牧野さんが変える風向きに、柳みたいに素直に従う卓也君が良いなあといつも思う。


「君は天然色」が、昼の部に続いて聴けたのは個人的に嬉しかった。次の「LA・LA・LA LOVESONG」もだけど、演奏とうたの一体感とグルーヴ感が昼よりもかなり増していた気がして(私の主観)、聴いていてとても気持ち良かった。


「ゆびきり」でも、目を閉じて音をさぐるように、頻繁にマイクを持ち替えていたけれど、2コーラス目のファルセットがとてもきれいだった。
「約束」も、私が聴いた中では今回のが一番素晴らしいと感じた。


何の時も、卓也君はたとえ一度目が不本意だったとしても、二度目で見せるリカバリー力が凄いのだ。短時間で確実に修正をしてくるところにアスリート気質を感じる。


今回の卓也君を見ていて思い出したことがある。それは以前、フィギュアスケートのアスリートを熱心に応援してた頃、肝に銘じていた、「応援する側は、時に本人以上に選手自身のことを信じてあげなければいけない」ということだ。

正直なところ、歌手のファンになってこれを思い出すとは予想もしていなかったけれど。


それから、卓也君のブログに上がっていた、白原さんが撮った今回のステージ写真。痩せたせいか、卓也君のお顔が、ちょっとデビューの年みたいに見えるのが何枚かあったのだった。はっとして、ふむふむと見つめて、卓也君の中の色んな魅力に浸らせて貰った次第です。




中澤卓也サマーディナーショー2021(浅草ビューホテル8月28日)

 



中澤卓也 最新曲『約束』MV

 




(最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!)