先日の割木作りの続きを行う。何度も書いているが貰い物の材料は大物
ぞろいで割木に特化した作業だけでも長時間に及ぶ。その作業もようや
く終わりが見え始め端切れの始末に取り掛かれるようになった。
それも午前中で粗方を終え一段落つく。ただ炭木用に作った材料は1窯
以上あり、さらなる炭焼き・割木への流用といつものシーズンより炭焼き仕
事が続いている。
これからは本格的な農作業へのシーズンに切り替えとなっていくため時
間の確保は難しくなるが桑炭会パワーなら何とかなると思っている。
炭焼きは最終局面を迎え今日のスケジュールを決める朝一の温度は気
にかかっていた。『昨晩越すのに煙突をもう少し抑えておいた方がよかっ
たかな?』とか
『締め過ぎになっていて思ったほど温度が上がらず、後々に影響が出な
ければ・・・』などの思いが交錯する中で通信簿をもらう。
『230℃』、問題のない期待に近い数字に安心して、窯を籠める下準備と
して極緩やかな調整から始める。以後、急な上昇のないように注意しなが
ら調整していく。13時半に293℃となり、ここで煙突・通風孔とも開放にし
て精錬を始める。(ものの本によると260~270℃辺りとなっている)17時、
煙突の中は白くなり煙は殆ど透明になってきたが温度が324℃ともう少し
高いところで終えたいので1時間待つことにした。
18時、331℃になったのでガス抜き後に煙突を閉鎖して8回目の炭焼き
を終えた。目塗りは明朝とする。
前回のデータ・調整をコピーした形でやってみた。最初は少し遅れ気味
の温度推移をしていたが終盤に逆転し1時間15分速く終了した。
因みにこれは今シーズン最短の炭焼き、その内容は如何なるものか窯
出しが楽しみ。
朝日に迎えられ夕日で終わった炭焼きの1日
割木置き場はほぼいっぱい