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イギリス  in  1977 (その1)

2022年09月19日 16時56分52秒 | 日暮らし通信

発信元:  赤とんぼ






エリザベス二世女王陛下 (在位: 1952年2月6日 - 2022年9月8日) が崩御された。心から哀悼の誠を捧げます。

女王陛下の棺が置かれたウエストミンスター・ホールを弔問のために訪れる市民の列は途切れず、予想待ち時間は一時、24時間を超えた。待ち時間が想定を上回ったため、行列に加わることが一時、中断されたとのことだった。

イギリス国民の王室に対する敬慕の念が如何に深いかを示す行動だろう。

そんなニュースを聞きながら、私は1977年、会社業務で10月から約二ヶ月間イギリスへ出張したことを想い出した。

出張業務はイギリス王立の研究施設を利用して国産大型ターボファンエンジンの高空性能を確認するテストのため、私は現場の責任者として派遣された。

イギリス滞在中はいろいろな習慣に戸惑いを感じたが、イギリスの人たちは皆、親切だった。

土、日曜日は休みだったから、一緒に出張した同僚とレンタカーを借りて、ドライブするのが楽しみだった。

イギリスは日本と同じ左側通行なので運転は楽だったが、一つ忠告されたのは 「踏み切りでは一時停止しないように」 との規則だった。日本では必ず一時停止だが、イギリスでは徐行して左右確認すれば通過可能だから、一時停止すると追突されるとのことだった。

同僚は免許証無しだから運転は私の仕事、あのトラファルガー広場内も運転したが、今から想えばよくもそんな大胆な運転をしたもんだと若さが懐かしくなった。

ところでロンドンなどの街中ではあちこちにたくさんの幟や旗が飾られていた。イギリス人に尋ねると 「今年は女王陛下の即位25周年記念です」 とのことで、やっとイギリス人が女王陛下を敬愛していることを知った。

日本人が皇室を敬愛するように、イギリス人にとっても女王陛下に対する忠誠は揺るぎない絆があるのだろう。

女王陛下の葬儀は国葬だが、イギリスでは議会に説明して了解を得てから国葬の準備が進んでいる。

日本では阿倍元総理の国葬に対して世論で反対の声が多いようだが、当然の動きでもある。事前に国会での説明も無く、国葬を決めること事態が議会軽視と言われて、反対の動きも多くなるのも当然のことであろう。

私は政治家の国葬には反対。国葬は元首に限ると法律化することが必要だろう。

女王陛下の葬儀には天皇、皇后両陛下が参列される。即位後は初の外国訪問だから、無事に役目を果たされて帰国することを願っています。

今日の花は 「サオトメバナ」 です。







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 「サオトメバナ」 は雑草です

      写真説明:  サオトメバナ

      撮影場所:  空堀川沿いにて  (2022.9.15)






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