2021年10月13日に衆議院が解散され、第49回衆議院議員選挙が10月31日党紀委票で告示されました。自治会には投票所立会人の推薦依頼が来て、すでに推薦書を出しました。
しかし不思議なのは、解散前の国会議員は2021年10月21日任期満了です。わざわざ1週間前倒ししただけのことです。そのココロは、新内閣が発足しご祝儀ムードが醒めないうちに一日でも早く総選挙をしたいという、まったく自民党の党利党略にすぎません。話にならない、議会制度の私物化といってさしつかえありません。そして7条解散というのは 「天皇の国事行為」 で、内閣が助言して天皇を思いのままに利用して行為を行わせるものです。
だから岸田総理は大義を探しあぐねて、「未来選択選挙」 などという珍妙な名を付けました。総選挙はいつでも国の将来を選択するもので、同義反復では大義にも何にもなりません。そもそも野党の国会開会要求を数十日も放置しておいて、なにが 「未来選択」 ですか?
岸田総理は総裁選時の重要方針をほとんど放棄してしまいました。人呼んで 「安倍乗りうつり内閣」 。疑惑の甘利氏が幹事長就任、森友問題は不問、スガの学術会議はずしはそのまま、アベノミクスを継続、所得倍増は取り下げ、利子配当課税は据え置き、先制攻撃の検討推進、・・・ まったく何の変化も感じられず、ほんとうに安倍氏が乗りうつったようです。
国民の審判を下しましょう。