大介の誕生日を改めてお祝いするアベと岩本


「ウェーイ!改めまして、誕生日おめでとう大介!何歳か忘れたけど」
「八歳だろうがこの脳筋野郎!」
「いや、僕七歳…まぁいっか」



「何か欲しいものあるか?三千円以内なら何でも買ったるで。アベは五万までいけるって言ってた」
「よし大介。肩たたき券ならぬ、顔面パンチフリーパス貰っとけ。俺がコイツに毎日使うから」
「お前それやったら大介のプレゼントにならんやろが。引っ込んどけハゲ」
「誰がハゲじゃナス」


ナス。そう。この、アホボケナスカスの、ナス。これマジでどういう意味なんですか?
ケツの穴から手突っ込んで奥歯ガタガタ言わしたろか!は、まぁ意味はわかるし笑えるからいいけど、ナス!とか言われても、笑えないし意味はわからんし反応に困りますよねナス



「つーかさっきから思ってたんだが、お前等なんで裸なんだよ」
「繊維が五感の邪魔やねん」
「お前は伊之助か」
「裸の何が恥ずかしいの?」
「お前は早く知恵の実を食え」


もう親がコレだから、子に早速被害が出てる。
ご近所さんもお祝いに駆けつけてくれました!ま、実際はアポなしで遊びに来たただの迷惑客なんですがね


「あら大きくなったわね〜。中でゆっくり話しましょ」
「あ、こんにちは…あの、でも僕これからアベとお外でフリスビーの約束を…」
「いいんだ。また今度にしよう。中に入ってもらいなさい」


近所付き合いも大切ですからね。リアル私は挨拶以外全くしてませんが。
ともかくご近所さんと遅めのティータイムを過ごし、気付けば夜。岩本もまだ仕事から戻らず、予定が狂ってなんかもうやる気なくしたアベ。夕飯作るのもダルくなってピザ注文


「わーい!ピザだ!」
「岩本には内緒だぞ。アベが野菜ハンバーグ作ってくれたって言っとくんだぞ。アイツうっさいからな」
「はーい。じゃあ証拠隠滅しなきゃだから、二人で全部食べちゃおう!」


デブまっしぐら。
大介が寝たあと、一応アベも家事をした


何をしてるかって?



落ち葉焼いて洗濯物を早く乾かそうとしているんですよ。たまに自律で勝手に動いたと思ったら、行動が原始人なんですよねぇ。火事にならなかったから良かったけれども

あ。寝たと思った大介が起きてた


「【父親】【ヤバい】で、検索」


まぁ家の側で焚き火とか、マジでヤバいですからね普通に。頑張れよ、大介。色んな意味で。
そして朝、帰宅してパソコンの履歴を見た岩本が爆笑しながらそれをアベにチクった


「お前ただのヤバい奴やん。朝から笑わせんなって!家事だけに火事ってか!ブッファーwww」



「寝ろ」


この、勤務明けで変なテンションの岩本と入れ替わるように、今度はアベが仕事へ。大介も学校へ行き、岩本は就寝。
そのまま暫く何事もなくプレイ。岩本が不規則なせいでなかなか三人集まらない


その間に宿題教えたり


他のご近所さんとティータイムしたり


で、やっと集まったと思ったらめっちゃ朝。岩本が帰宅、二人は起床したところで、学校と仕事に行くまでの僅かな間


「俺等も一回、休暇とって旅行でも行くか? って何で大介はまた裸なんだよ。お前もしかして裸で寝てるのか?」



「何でそう要らねえところばっかり岩本の真似をするんだお前は。裸で寝たらポンポン冷えるだろ。見た目的にも服を着ろ。みっともない」


ガミガミ怒るアベをよそに、アイコンタクトを交わす岩本と大介。いけ、と目配せをされ、心得たとばかりに大介は頷いた



「それってあなたの感想ですよね?」
「ブッファーww」
「大介!!YouTubeばっかり見てねえで勉強しろ!」


もうYouTubeって見出したら終わりですからね。私は今はもう殆ど大食いとテレビ局の公式ニュースしか見てませんが。
それでは。アベが仕事終わりに息子とまた外で夕飯を済ませている図で終わります


「今日は岩本に何て言っておく?」
「野菜たっぷりスープを作ってくれたって言っとけ。つーか実際問題、俺が作るゴミ飯よりプロが作ったヤツの方が栄養あるからな」


だから断じて育児をサボっている訳ではない。と、自分を擁護しながらめっちゃ美味い麻婆茄子を頬張るアベ親子であった



Simsランキング