今回の功法は、健康体操やラジオ体操、太極拳の甩手(シュワイショウ)にもあるやり方です。

生活習慣病の予防のためによく紹介される方法ですが、老若男女問わず簡単に自分のペースで行なえます。行なった後は、単純にカラダがスッキリします。

余計な力みが抜けて上半身のコリがほぐれるので、個人的にとても好きなんです。 

経絡について 

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経絡(けいらく)とは、経脈(けいみゃく)と絡脈(らくみゃく)のことです。

経脈はカラダを縦に流れる脈で、絡脈は経脈同士を連携し、全身を纏っています。経脈が動脈のような太い血管だとすると、絡脈は毛細血管のようなものですね。上記の正経十二経脈は、カラダを縦に流れる経脈です。

今までは、カラダを縦に流れる経脈をこのサイトでご紹介してきましたが、今回はカラダを横に流れる【帯脈】をお伝えします。

帯脈(たいみゃく)とは 

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帯脈はおへその位置からお腹周りを横に一周する経絡と思ってください。縦に流れる経脈の中で、文字通り横にまとめる帯のようですね。

帯脈のツボには、婦人科系の疾患や内臓脂肪、腰痛に効果があると云われています。予防のためにも、ぜひとも活性化していきたいですね。 

帯脈の効果 

今回行なう甩手で、さらに帯脈の効果を上げていきます。

内臓脂肪 血圧 糖尿病 中性脂肪 コレステロール 生理痛 生理不順 PMS 腰痛 肩こり お通じ 自律神経 等

帯脈を活発にする方法  

基本の姿勢

✔肩幅に立ち、ヒザ・つま先を真正面に向けます。
✔姿勢を伸ばし、頭から糸で引っ張られるように軸をまっすぐにします。
✔肩の力を抜き、ヒザを少しゆるめましょう。
✔目は半眼、舌は上あごに軽くついてる状態です。
✔リラックス♪

誰もがやったことがある健康体操です。動画でもやり方を説明してるので、まずは映像を観ながら実践までをご覧ください。

映像を観ながら一緒にやってみましょう♪ 

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いかがでしたか?         

身体の中心を軸にして、腕を左右に振る 

自分流にアレンジを

映像では優しめに実践してます(笑) 

「もっとハードに、足腰に効くようにやりたい!!」 と、思う方は肩幅よりも大きく足を広げ、腰を落として行なってみましょう。スクワットのように足腰に効きます。とくに、お腹を引き締めたい方におススメです。

腰痛がある方は、最初はゆっくりと行なってください。必ず姿勢を伸ばし、痛くないところまでです。大丈夫なら徐々に大きく動いていきましょう。ハリや凝りがほぐれていきます。 

イメージを付ける余裕がある貴方は、腕を振ってる時に 「カラダの中の悪い気を出す!」「出す!」と、イメージしながらやってみてください。邪気が抜けます。

お腹で上半身を回転して帯脈の流れを良くしているんですが、実際やってみると活性化するのは帯脈だけではありません。背部を流れる【督脈】にも効果があります。

背骨は刺激され、脊柱起立筋や広背筋をほぐしてくれます。やった後は余計な力や邪気が抜けて、ホントにスッキリします。緊張したり、肩に力が入っちゃう時に行なうと解消されます。 

継続することが健康 

一回やるだけでも身体はスッキリします。ただ、効果を感じるために、自分の健康のためには定期的に行なうことなんです。血流を良くして、経絡を活性化し、氣がとおる身体づくりができます。

日々の生活の中、少しの時間をとりいれて、楽しく続けてみましょう♪ 

あなたの成果が必ず実感できます。  

今回は帯脈を活発にすることに重点を置きましたが、「【氣】を感じてみたい!」という方は【気功講座1】から順番に進めることをおススメします。

 

やってみた感想など、ぜひ下のコメント欄、もしくはLINE友だちから聞かせてください。あなたからのご意見を参考にさせて頂いてます♪ 

ご覧いただきありがとうございました。

あなたの健康を願ってます(^.^)/~~~☆