自分について知る | 株をめぐる冒険

株をめぐる冒険

零細企業経営者が株式投資をする。
ウォーレン・バフェットの教え
   1.良い企業を見つける
   2.割安な価格で購入する
   3.企業が優良な限り持ち続ける
賢明な投資家でいることで一番大事なことは「待つ」ことだ。

二人の娘への書置きブログ。

 株式投資のスタイルはいろいろあります。株式投資にあたっては勝ち方は一つではないので、どの方法が一番自分に合っているのかを探さなければいけません。

 

 そこで大事なのは相手(株式市場)を知ると同時に、自分自身をしっかり理解していくことだと思います。

 

 自分の気質や性格や能力などを客観的に見つめられるようになることは投資で勝つということにおいて大事なことです。自分の生まれ備わった要素を、経験を通して、努力していかに伸ばしていくことや弱点を埋めていくことは投資家としてレベルを上げるには必要なことです。ただ、それと同時に自分の能力の限界点や、性格、感情の動きの傾向を見つめて、それを株式市場とすり合わせながら自分のスタイルを確立していく作業もすごく大事な要素だと思います。

 

 ゴルフが好きなのでゴルフに例えると、70歳近くなってもパープレーや70台で回る方は世の中にはたくさんいます。ある程度の飛距離は必要ですが、そういったかたたちは、ほぼ全員が自分ができることとできないことの見極めができています。それをコース内のリスクと照らし合わせて戦略していきます。またミスショットがでるのは絶対不可避なのがわかっているので、必要以上に感情がぶれませんし、そしてへこたれません。それぞれスイングも違うし、球の曲がりも違うし、感情のコントロール方法も違いますが、自分の長所短所を把握しながらゴルフコースを戦略していきます。

 

上手い人  

 自分のできること → コース

 

 もちろんこのゴルフの話は最低限の継続的な技術の習得があってからの話ですが、株式市場だって最低限の継続力と勉強は必要です。でも、自分の長所を突き詰めたり短所を見極めて、まずは自分を知り、対象となるものに向き合うということは、株式投資での勝ち方と大きな共通点だと思います。

 

 


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