2023年1月11日 エナフンさんシリーズ2冊 | 株をめぐる冒険

株をめぐる冒険

零細企業経営者が株式投資をする。
ウォーレン・バフェットの教え
   1.良い企業を見つける
   2.割安な価格で購入する
   3.企業が優良な限り持ち続ける
賢明な投資家でいることで一番大事なことは「待つ」ことだ。

二人の娘への書置きブログ。

 年が明けてからだいぶ日にちが経ってしまいましたが、2023年初投稿になります。

 

 お正月休みはハワード・マークスの読了の後、ピーター・リンチの株で勝つを再読しました。ピーター・リンチの株で勝つについては、いまではだいぶ昔の本だし、何回もすでに読んでいるので、今回は熟読というよりはところどころ飛ばしながら読んだ感じです。

 

 お正月休みに長女が参考書を買いたいというので一緒に地元では一番目ぐらいに大きい書店に行きました。娘が参考書を探している間、自分は株式投資関連の棚で、何か読みたい本がないか探していましたが、結局読みたいと思う本が見からなかったので、何も買わずに帰ってきました。

 

 一度読書を始めると活字中毒みたいな勢いがつくので、家に帰った後、アマゾンで「エナフン流株式投資術」を購入しました。さすがの内容でした。とても読みやすくあっという間に読み終えてしまったので、読了後に秒で「割安成長株で勝つ エナフン流バイ&ホールド」を買いました。失敗したことにクリックを押し間違えてKindle版を買ってしまい、結果自分にとっては初めての電子書籍になりました。電子書籍で本を読んだ感想としては、思っていたより読みやすかったです。ただ、とりあえず1回通読する分には電子書籍でも十分ですが、自分のように気に入った本があると何度も読み返すタイプには、やっぱり実物の本のほうが断然いいと思いました。再読するときに、ページをめくって目に留まったところから読み始めるということには向いていないじゃないかなと思います。四季報もペラペラめくりながらそういう使い方をするので、いまだに冊子のものを買っています。きっと本の使用用途によって使い分けたほうがいいんでしょう。

 

 エナフン流バイ&ホールドの感想については、やっぱり素晴らしいです。感動でした。この内容で1650円という価格はどんなバリュー投資よりも割安かもしれません。なぜもっと早く買わなかったんだろうと思いました。外国人の著名投資家の名著は、しかたのないことですが、翻訳ものということもあり、訳者が上手だとしても、どうしても言語がいったん屈折して届くので、頭に素直に入ってきません。エナフン流バイ&ホールドは、もちろん内容や要点のまとめ方が上手なのが大きいですが、文章や話のたとえが上手なので、ちょっと読むスピード早すぎになっていないかとためらうほど、すんなり頭に入ってきました。kindle版で買ってしまったので、本で買い直します。

 

 長期的な企業の成長を期待する株式投資をしている以上、いろんな心の揺さぶりを受けます。株価の動きもそうだし、他人の意見などの情報がどうしても目に入ってきます。

 心が揺れ動くとき、自分の中の1番の攻略法は、偉大な投資家の話が残している本を読むことということを、今まで経験した何度かの下げ相場から確信しています。エナフンさんシリーズはその局面で心の頼りになる本の中の一つになりそうです。っていうか、いままでさんざんブログを拝見させてもらっていたのに、なんで買わなかったのか意味が分からないくらいです。大変失礼しました。

 

 

 


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