竜太のテクニカルメモ

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国際標準化連盟とユニバーサルマルチプラットホームレジスターの案

どーも,竜太です.ども.

今回はソフトウェアで自由に更新が可能なレジスターや自動販売機のアイデアが出たのでご紹介します.

従来のレジスター,自動販売機の欠点は?

従来の自動販売機とレジスターは原則的に消費税や税制の変革,あるいは紙幣や貨幣の変革に上手く対応できないという欠点がありました. 最近のレジスターは国産の場合消費税の税率の変更だけは対応できるものもあるようですが,それだけでしかも多言語化にはまったく対応していませんでした. また共通の規格やプラットホームに対応していないため,全く個別に設計・開発する必要があり,手間やコストもかかったはずです. まとめて列挙すると,

  1. 税制の変革に対応できない
  2. 紙幣や貨幣の変革に対応できない
  3. 多言語対応していない
  4. レジスターや自動販売機で共通化されていないため個別に開発する必要がある

という欠点がありました.これでは税制や貨幣の変更,異なる国や地域で使用する際,全く新しく機械を製造する必要があり,コストも手間もかかってしまいますね. 事実,機械を全く新しくする必要があるため,税制にメスを入れられないといった事態が,各国で頻繁に起こっています. そこでこれらを改善することを考えてみましょう.

国際的に統一されたレジスターと自動販売機のアイデア

機械が新しくできないせいで税制にメスが入れられないというのであれば,いっそ思い切ってソフトウェア的に自由に設定できるレジスターを導入したら良いのでないか?という案も考えられますね. それもどうせなら永久に機械を新しくしないで済めば便利です.そこで僕が考えたのが,国際的に統一された組み立て式のレジスターと自動販売機のアイデアです. このシステムを僕は"queries sequence processing(QSP) system"と呼び,組み立て式のこの規格名を"Enhanced Standard Norms (ESN) for qaueries sequence processing system" (クエリ―シーケンス処理システムのための拡張標準化規格)あるいは単にESNと呼んでいます.

ESN規格の詳細

ESN規格は丁度自作パソコンのようにESNという一つの規格に沿って各パーツを自由に組み立てることによって無限の組み合わせのレジスターや自動販売機を作れるようにする規格です. 各パーツは次のようなものが必要です:

  1. 貨幣挿入口 紙幣やコインを投入する口です.もちろん各国の貨幣に対応している必要があります. 例えばマイクロソフトがUSドルと日本の円に両対応した貨幣投入口のパーツを作った際にはサフィックスとして"-us,-jp_MS"などと表記します.
  2. 貨幣取り出し口 1.とほぼ一緒です.
  3. レジスターや自動販売機のタッチパネル
  4. レジスターのキーボード
  5. 自動販売機のボディー
  6. 切符券売機のボディー
  7. レジスターのレシート発行機
  8. レジスター,自動販売機の共通OSとアプリケーション
  9. 電子マネーの認識機

などなどです. ここでは特に8.のソフトウェアについて詳しく見ていきましょう.8.が機械を取り替えないで税制に自由に対応するための秘訣だからです.

ESN規格のプラットホームと多言語化

ESNの特徴は自由にOSが選べるマルチプラットホーム性があります. 例えばウインドウズ,iOSリナックス,MONOなどです. また,多言語対応はユニコード文字列を採用することで実現します. この為,日本語の場合,常用漢字以外の難しい漢字などの対応は苦手ですが, 例えば,商品名に日本語とアラビア語の両方に同時に対応するなどが簡単に実現できます.

QSPシステムではソフトウェアアップデートで簡単に税制の変革に対応できる!

QSPシステムはこのようにほとんど自作パソコンと変わりませんからソフトウェアアップデートで自由に税制の変革に対応できます.

貨幣挿入・取り出し口は自動販売機とレジスターで共通化できる!

組み合わせ次第で自由にレジスターや自販機が作れますので,パーツが無駄になりません. またパーツが壊れた場合はパーツ単位で交換できますし,古い自販機やレジスターのパーツも丸ごと全部使えなくなったりはしません. パーツ取りができるからです.

貧しい国でこそ導入が楽になる

このシステムがハイテクなので一見意外に思えるかもしれませんが,このシステムは貧しい国でこそ大活躍します. 何故なら,国際的な標準規格であるため,貨幣挿入・取り出し口と,ソフトウェアでのその国の言語への対応があれば直ぐにその国で導入ができるからです. また,中古パーツまで使用することを想定すればさらに安くなります.

欠点はないか?

あまり目立った欠点はありませんが,唯一の欠点は災害に弱いかもしれないという点です. ただしこれはこのシステム特有の欠点というよりは電子機器全般の欠点といえそうです. 事実電子マネーの普及が進んだ中国では水害で電子マネーの決済が全くできなくなり,買い物が全くできなくなるという事態も発生しました. 災害対策が必要ですね.

従来のレジスターや自販機の全ての欠点が解決されている

今まで見てきたことをまとめると,従来のレジスターや自販機の欠点であった1.から4.までが全て解決されていることが分かります. なぜ今までなかったんでしょうね.

国際標準化連盟とESN

このシステムは国際規格ですのでISOのような国際的な規格策定団体の手によって規格がきめられるのが望ましいでしょう. そのような規格化の団体として国際企業連盟参加企業からなる国際標準化連盟(International Standardization Federation) によって策定されるのが望ましいでしょう.

ちなみに国際企業連盟も国際標準化連盟も僕の妄想です(おぃ

この案を商品化してもいいよという方がいらっしゃったらご連絡お待ちします.

ここまで読んでくださって有難うございます. 何か間違い等ございましたら,ご報告いただけると幸いです^^


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