竜太です.どーも.
以前から考えていたウイルス農薬ですが,抜群に効果が高い代わりに変異株がどうしても発生してしまうのが問題でした. しかし今回これは全く問題にならないことが判明しましたのでご報告します.
これにより,ウイルス農薬は完全に実用的となりました!
ウイルス農薬の変異株とは?
ウイルス農薬は害虫だけに感染するウイルスを使用して害虫を根絶やしにする農薬です. 選択的に効くため大変安全性が高く効果的なのですが,一点,どうしても変異株が発生してしまうことが問題でした. 何故なら変異株が現れ続けると,いずれ人間にも感染してしまう恐れがあると考えられるからです. このためワクチンの開発は必須でしかも,コロナのようなことが起きてしまうのではないかと考えられるからです. これはウイルス農薬の最大にして最悪の特徴と考えられてきました. 従来これを防ぐ抜本的な解決策はないように思えました.
ウイルス農薬の変異株で人への病原性のあるウイルスが見つかったら
202X年ゴキブリ用のウイルス農薬でギリシャ文字でオミクロンοの変異株が人への感染が確認されコロナに似た症状を引き起こしたものとします. マーカー遺伝子より,このウイルスがウイルス農薬であることが確認され世界はパニックになりました. ウイルス農薬にこんな危険性があったんなんてと人々は驚きます.
さて,ここである科学者がシーケンサーを用いてこの変異株の塩基配列を完全に調べたらマーカー遺伝子を除いてコロナのデルタ株と全く同じでした. これは何を意味するのでしょうか?
マーカー遺伝子は他のウイルスに混入する!
マーカー遺伝子はウイルス農薬を識別するためにウイルス農薬にセットしました. これはウイルス農薬の変異株が現れた時に変異したウイルス農薬を識別するためでした. とすると,ウイルス農薬はコロナに変異したのか! ・・・いいえ,さすがにそれは違いますね. 全く違うウイルスがコロナに変異するのはハエが突然人間に変わるようなものです(そこまでは確率は小さくないですが) 具体例を言うと,風邪ウイルスはどんなに変異しても風邪ウイルスですし,コロナウイルスはどんなに変異してもコロナです. インフルエンザウイルスが決してコロナウイルスに化けないように全く異なる種類のウイルスに化けることなどほぼ全くと言っていいほどないことなのです. それでは何故マーカー遺伝子が入っているコロナに似たウイルス農薬が見つかったのでしょうか? 原因は一つしかありません. 既存のコロナウイルスに何らかの原因でマーカー遺伝子が混入したということです.
ウイルス農薬は安全だった
さて,ここからわかることが二つあります. 一点目はたとえマーカー遺伝子を入れても別のウイルスにそれが組み込まれてしまう可能性が排除できないという点です. これはマーカー遺伝子だけではウイルス農薬の変異株かどうか特定できないことを意味します. 二点目はウイルス農薬は選んだウイルスに問題がなければ,半永久的に人体に害を及ぼさないということです. これはインフルエンザウイルスが半永久的にコロナウイルスにならないのと一緒です. しかし変異株だけはそれでもどうしても発生してしまいます. いずれにしてもウイルス農薬それ自体は実は安全だったことが分かります.
この案を商品化してもいいよという方がいらっしゃったらご連絡お待ちします.
ここまで読んでくださって有難うございます. 何か間違い等ございましたら,ご報告いただけると幸いです^^