中南米には「チチャロン」とかいう豚皮を揚げたチップスがあるらしい
まいど、慶應卒ニートでやらさせてもらってます、けむにまくおです。
九州生まれで豚骨ラーメンで育ちました。
なのでワイの体の成分の幾分かは豚でできているんじゃないかと思います。
今日も珍味を探す豚のように、世界を嗅ぎ回っておりますゥ!!
さて、今回見つけたのはこんな豚のスナック菓子です。
それが匠家の「豚皮揚げ(博多もつ鍋味)」というものです。
最近鶏皮を揚げたスナック菓子はちょいちょい見かけるようになりましたが、豚皮ってのは初めてですよ。そもそも豚皮を食べること自体なかなか珍しい気がするんですよね。
中には油揚げ色の大きめなカールみたいなのが入っていました。
豚皮揚げるとこんなエアリーな姿になるのか!
以前食べた鶏かわチップスとは大違いですね。
世界各地で食べられている「チチャロン」
ところで、この豚皮を揚げた食べ物は「チチャロン chicharron」と呼ばれ、世界各地で食べられているもの*1なんだそうです。スペインのアンダルシア発祥で、ラテンアメリカの国々やフィリピンといったスペインの植民地だった地域などでポピュラーな食材なんですって*2。
▲楽天市場の輸入食材店で売られている「チチャロン」。
豚は牛や羊よりも成長が早く、入植するスペイン人にとって大切な食料だった*3そう。その豚肉からラードを作った際、鍋には脂の抜けきった肉片が残る。この肉片をおいしく食べようとして生まれたのが「チチャロン」なんだそうですよ。
最近では高たんぱくで低糖質なダイエット菓子としても注目されてるみたいです。
▲この「豚皮揚げ(博多もつ鍋味)」も1袋当たりたんぱく質7.7g、炭水化物0.5gとけっこうな高たんぱく・低糖質ぶり。これはカロリーも低めですね。
糖質が気になるビール飲みの方のおつまみなんかにもいいかもしれませんね。
「豚皮揚げ(博多もつ鍋味)」食べてみた
袋を開けた途端、まず驚くのはその豚のにおい!
福岡の豚骨ラーメンに入ってるカリカリ背脂みたいな香ばしさ。
これだけですでにそそられちゃうんですよね。
口に入れるとその瞬間ラードのような豚の風味がガツンッ!
こんな見た目なのにしっかり豚ね!
カールのような軽めザクサク食感も相まってこれは止まらなくなるやつや。
そのままでも充分おいしいのですが(正直もつ鍋の味は分からない)、中南米ぽくサルサソースなんかと合わせてもいい感じ。
豚のうまみに爽やかトマトが相まって、一気にバルっぽいオシャレなつまみに。
これは家飲みがはかどりますぅ!!
かなりクセのある風味だと思いますが、ワイみたいな豚骨人間にはむしろウェルカムなうまみ。酒が進みますわ。
ラードのにおいが大丈夫な方は、これぜひお試しを!
ダイエット中に食べれるお菓子求めてた方にもいいかも。
他にも豚皮を揚げた商品はいくつかありますぞ。
▲一番割安なチチャロンだと思われます。4種類の味から好きな組み合わせで買えるみたいです。ちなみにこの見た目で日本製。
▲YouTuberのブライアンさんが激推ししていた豚皮揚げ。これはサクサクというよりカリカリ食感みたいです。カロリーは高めなのでご注意を。
《商品情報》
「豚皮揚げ(博多もつ鍋味)」
- 製造者:株式会社匠家
- 内容量:40g
- 賞味期限(参考):2022年1月20日に購入したもので2022年3月9日まで
- 栄養成分(40g当たり):
エネルギー 119kcal、たんぱく質 7.7g、脂質 9.4g、炭水化物 0.5g、食塩相当量 0.5g
《参考》
- カサナチュラルオンラインショップ「チチャロン バラット(ペレット) 1kg(調理前品)」の商品情報ページ
- 原田慶子「『世界一の朝食』実は〇〇の残りものだった?|ペルーで愛される『チチャロン』」『サライ.jp』
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*1:カサナチュラルオンラインショップ「チチャロン バラット(ペレット) 1kg(調理前品)」の商品情報ページを参照。
*2:ちなみにタイには「ケープムー」、沖縄には「アンダカシー」という似たような豚皮を揚げた食べ物があるみたいですよ(チチャロンと同じルーツなのかは分からなかった)。
*3:原田慶子「『世界一の朝食』実は〇〇の残りものだった?|ペルーで愛される『チチャロン』」『サライ.jp』を参照。