オンタオの日といつもの市場@ハノイ
ベトナム・ハノイは旧正月テトに向けて、どんどん盛り上がってきた。
旧暦12/23のオンタオの日(かまど神の日)を境に、年越し本番に。
オンタオの日の前の、近所の市場の様子を徒然に書いてみる。
いつもの市場で「魚」なお供え
1/24(月)のこと。
夕方に近所の市場をぶらぶらしてたら...
かわいい!
いつもは果物だけの露店の前に、なにやら色とりどりのお菓子?
ういろうみたいなお餅が、錦鯉になってる!
赤いソイガックも魚の形!
これはリンラン市場で見たものだけど、黄色のソイセオバージョンもあった。
おこわは普通に食べるだけでなく、お供えにも使われる。
普段見かけるお供え用は、花型になっている。
魚、生きてるのもいた!
お供えのおこわ、魚型もあるんだな。
とか思いつつ、そのままぶらぶらしてたら...
さ、魚?!
向かいの露店にもいた!
袋に入った、赤い金魚たち。
あれ?これって、オンタオの日?
オンコン・オンタオの日(祭竈節)
ベトナムでは、旧暦の12/23はNgày ông Công ông Táo(オンコン・オンタオの日)。
今年2022年は、1/25(火)だった。
どんな年中行事か毎年調べてるな。
自分ではやらないから、詳細を覚えられない(^^;)。
オンタオは三位一神のかまど神。
オンタオは、ベトナム北部では魚に乗り、南部では馬とサギに乗る。
各家庭のかまど神・オンタオは、この日に天に帰って、上帝にその家の一年の行い(善行や悪行)を報告。
そして、大晦日にまた各家庭へ戻ってくるそうだ。
オンタオの日には、紙製のオンタオの衣装一式を燃やし、その灰と鯉を川や湖へ放つ風習がある。
(鯉を放つのは、ベトナム北部のみ)
紙製のオンタオの形代は、今年は、新暦の正月辺りから街に並び始めた。
オンタオの日の前日、近所の市場では、いよいよ本番ムード。
露店にもオンタオの紙人形。
あちこちで、買い求める人々。
お供えの果物も。
そして、お供えの花も。
いや〜、年の瀬ですな。
新暦の年末の平常心とは大違い。
我が家ではベトナムの年中行事はやってない。
けれど、街全体を包み込む、そわそわうきうきしたムードに身を委ねる。
みんながいいテトを迎えられますように。
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