ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

息子への嫌悪感が生まれる大きな要因をまとめる会

息子への嫌悪感の正体を分析するとんぼである、ごきげんよう。

 

嫌になる大きな原因は一つしかないという思い込みがあったのだが、そうじゃない。たくさんあって、それらが複雑に絡みあっているから非常にわかりづらい。

 

昨日娘の育児の難しさを書いた。それとはまったく別で健常児の息子との関係性にも苦しんでるんだぞ。

 

◆家族の紹介

息子へ感じる嫌悪感まとめ

①愛情を感じられない言動行動

最近も書いた、子供たちからの愛情不足の話。娘の暴力と同様に、息子のコミュニケーション方法も結構くる。

 

感謝をせず何もかも当たり前だという態度をとるとか、時間かけて作った食事に文句しか言わないとか、挨拶を無視するとか、一つ一つは大したことなくても積み重なると段々と嫌になってくる。

 

嫌われているとまでは思わない。単純に、大事にされてない・愛されていないと感じる。

 

これが結構深刻な問題だ。

 

複雑なのは、愛情を感じられないから嫌になりつつも、それでも私から愛情は示したいのだ。でも愛してくれないやつを愛するのはきついじゃないか。

 

最悪なことに、こういった状態が続くとちゃんと父親として愛情を示せていないことで自己嫌悪の感情も湧いてくる。

 

非常によろしくない悪循環である。

②息子の行動を受け入れられないこと

愛情不足とごっちゃになりがちなのだが、嫌悪感という意味で言えばこちらの方が強いかもしれない。

 

何でこんなことするんだ?何でこれをしないんだ?なぜこれを選択した??

 

私とは違う人間なのだから違う選択をして当たり前。それなのに、私の価値観から大きく外れると許容できないことがある。

 

最近で言えば、

 

「オレ、パイロットは合わないみたいだから、船の船長になろうかな。船のパーティー楽しそう」

 

……これね。何もやってないくせに合わないからやめますって??お前がパイロットの何を知ってるんだ、ふざけるのもいい加減にしろと最高にイライラした。

 

実際のところ、小学校3年生で将来の夢を確定させるのがどれほど難しいかはわかる。

 

イチロー・大谷翔平・藤井聡太レベルの人生はレアケースだとわかっている。夢は変わって当たり前なのだ。

 

しかし私の価値観と合わない。気に入らない。といったことが大小積み重なると深刻なレベルの嫌悪感に変わる。

 

他人の人生に過剰に干渉しようとするからイライラするんですよね、私の理想通りに動かない息子を許容できない心の闇である。

 

さっき筆記開示で息子のことを書いたら、受け入れられない怒りがどばああああと溢れてきたぞ。普段フタをしてるだけで、ぶちぎれているようだ。

③忙しいのに邪魔される

料理中や掃除中、もしくは休日に早起きして勉強しようとした時、息子がくっついてきて話しかけてくるのが邪魔すぎる。

 

集中してるから相手はしたくないけれど、無視するのもかわいそう。相手しないのもかわいそう。

 

罪悪感でストレスが溜まるため、結局息子を優先し、自分のことがおろそかになって結局ストレスが溜まる。イライラが顔に出てしまう。

 

こちらも結構積み重なる系だね、家の中ぱたぱた動いてるのにくっついてこられたら、笑って対応できない。

 

家事の効率化、生活スタイルやリズムの安定化など、物理的な対応でどうにかなることが多いかな。余裕さえあれば、話しかけられてもイライラしないだろう。

④コンプレックスが刺激される

もしかしたら一番嫌かもしれない息子の特徴。それが距離が近くてじっと顔を見てくること。本当に苦手。

 

私はすっごい肌が荒れているわけではないのが、高校あたりから肌がコンプレックスだ。正直、一定の距離を保たないと人と話したくないのである。

 

ちなみに息子はこんなことも言ってくる

 

「オレ、パパみたいに赤いニキビできるの嫌だ」

 

とか、コンプレックスを最高に刺激するよね。

 

あとは家事をやって汗だくになっている私に抱きついてきたくせに、汗くさいと文句を言われたり、寝起きの私に近づいてきて口がくさいというとか。

 

この条件なら石原さとみでもくさいわ!!と言いたいが、今は風呂上がりで汗かかない状態で、歯磨きしないと息子には近づかないようにしてる。

 

息子に限らずなのだが、マスクをつけていれば顔を近づけても大丈夫だ。姪っ子も同じ。マスクがなかったら距離をおく。または暗い部屋なら気にせず近づける。

 

書いてると、これかなり深刻なやつかも。匂いに敏感な妻が問題ないと言うので、病的なコンプレックスなんだろう。

 

それなのに息子の距離感が近すぎて嫌になる。私のパーソナルスペースは広いの。まじで1.5メートル以内に入ってこないでほしい。

⑤罪悪感を抱かせる

上でもちらっと書いた通り、息子に罪悪感を抱いてしまうことが多々ある。これもかなりのストレスだ。

 

遊びたいけど遊べる余裕がない。冷たい態度をとってしまった。娘に叩かれている息子をフォローしたいけど、色々な嫌悪感でフォローができない。

 

私が悪いことも多いのだが、"かわいそう"という意識はめっちゃある。

 

かわいそうかわいそう、でもなぁ……そんな葛藤。これ多い。

 

かわいそうだと罪悪感を抱かなくていい案件もあれば、私の行動を変えることで何とかなるやつもある。一つずつ潰すしかないか。

それでも私は愛したい

別に息子との仲が冷え切っているとかそういうわけではない。ただうまくいってるとは言い難い。これだけストレスの種を抱えてたらうまくいくわけない。

 

こんな悲惨な状態のくせに愛情を示そうとして、できない自分に余計に自己嫌悪してしまうのが最大の問題かもしれない。

 

上っ面だけ態度変えても何も解決しないし私の心が耐えられない。結局、深い部分の問題を解決するしかない。

 

5年かけて一つずつ気づいてきた心の闇だから、それぞれの解決方法はどうすればいいかの指針はある。ただ問題がここまで多岐に渡ってることになかなか気づけなかった。

 

一つ解決しかけても他の問題で苦しくなって撃沈し、元に戻る……を繰り返してる。

 

一つずつコツコツ対策するより、覚悟決めてまとめてがーっとやった方が効果が出て良いのでしょう。今回やってみよう。

 

さて、見てわかる通り、息子の存在は私の抱える心の闇や問題点のほぼすべてを白日の下に晒してくれる。非常にありがたい、感謝してもしきれない存在である。

 

娘と息子の問題を乗り越えた時、私は超人に進化していることは間違いない。乗り越えられるかが微妙だが。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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