なかなかラクにならないメカニズム

【なかなかラクにならないメカニズム40】愛が回復するまで待ってあげる

皆さまこんにちは♩

家族、自分と自分との関係などで生きることが辛く、依存症・パニック障害など地獄のようなドン底6年間から抜け出て、職業も変わり、年間1000名の方とセッションをするまで変化した心理セラピストの浦松ますみです。

今日は「やりたい事がわからない」とか「楽しみが人生に少ない」「ワクワクしない」などのお悩みを持っている方へお届けしたいと思います。

どうして探しているのに見つからない?今度こそと思っても長続きしない?そんな問いに対してのサポートを書いてみますね。

どのぐらい私は疲れている?

例えば、山登りをしたり、水泳を長距離したり、重たい荷物を持ち続けたり・・

肉体的な身体疲労は、皆さん経験があると思います。

そういった場合はどうされているでしょうか?マッサージに行ったり、睡眠を多めにとったり、温かいお風呂に入ったり・・美味しいものを食べたり・・などなど、回復するまで、何かしらのサポートを身体に与えていますよね。

もし、続けてまた疲労感を与える作業をし、回復作業を全くしていなかったらきっと倒れてしまいます。

心も然り。(見えない分、より気を付けてあげたい場所)

自分のやりたいこと、人生の喜びが見つからなくて生きている意味がわからないんです・・そんなお悩みも結構多いのですが、こんな時には心はどうなっているのでしょうか?

 

何かが不安・安全ではない?

今まで「これがそうかな」「これは楽しみや喜びのはず」と何度も、何年も探し続けているとしたら、「何が自分にあっているか」を探しても、この方法では見つからなかったとも言えますよね。

それが悪い、とか、ダメという意味ではなく、どうして今の自分には何を与えても続く生きがいや、続いていくやりたいことに結びつかないか・・という視点を持ってみます。

私たち(自我)は基本、肉体的な安心感と精神的な安心感を満たすために活動しています。

なので・・

*食べていけないかもしれない

*誰にも助けてもらえないんだ

*受け入れられていない

*嫌われている

*誰の役にも立てないなどなど・・

言い換えてみると・・・

こんな不安感や安心できない状態が続いているとしたら=心から安心感が続いていない

これを埋める作業をし続けている状態=人生が疲弊していて愛を見失っている状態とも言えるでしょう。

愛とは言い換えると安心・安全・平和・満たされ感・嬉しさ・喜びなどなど・・否定がないエネルギーとでも言いましょうか・・また、それが良くない状態で現れていても、諦めているのではなく、それが起こっていることを赦している感覚とでも言いましょうか・・

例え、否定のエネルギーがあってもその下には「なんとかなる」「誰かのサポートが得られる」など→これを安心・安全というならば、きっと焦り・恐れは自分を見失うほどではないでしょう(イメージしてみてください)

動けない、分からない自分を「待つこと」も愛

自分が緊張して武装して、小さくなってしまうのではなく、大きく広がって何かを創り出す事が出来るような状態こそ、愛に囲まれ、愛の中に寛いでいる・・としたら

「生きる意味」「やりたい事」「将来の夢」も自然に湧き上がったり、興味を持つエネルギーがそこにある感じです。

「生きる意味が見出せないから、探さなきゃ」の状態は安心から離れてしまった自我が、必死で肉体や精神のサバイバルを満たそうとして焦りながら、不安とともに動いている感じ。

こういった時には一度「どうしてこんなに疲れているの?」

自分の中に力が戻るまで一旦、待ってあげる、回復をサポートしてあげることは大切なプロセスです。結果的に、その方が上手くいきますし、余計な「上手くいかない私」などの刷り込みも持たずに済むでしょう。

因みに・・待つとはただ何もしないでベッドに横になる・・とか、仕事を休む、辞めるという意味ではありません。それも必要な時もありますが、「心の休息」「心の平和」を与えてあげることです。

「どんな自分が待ってあげている?」も観ていくポイント

行動として「休む」「待つ」をしても上手くいかない場合・・

ここでは何が起きているのでしょうか?

不安の中で「いつ回復できるの?」「いつまで休めばいいの?」こんな風に待たれたら、この声と共にでは休むことはできるでしょうか?真の回復ができているでしょうか?

A:もし、「このまま休んでいたらどうなるの?」「周りに置いていかれてしまう」「二度と戻れなくなってしまう」などの怖さがあれば、先にこちらの不安に対応してあげましょう。根本的なベースのケアが必要だと、待つだけでは回復しきれない場合も・・。

Aを持っている理由が潜在意識にあるとしたら、この自分のケアが必要です。ここが健康的に「大丈夫感覚」「自分には休んでも戻れる力がある」「なんら怖がらなくていい安心感」がベースになれば、

安心して回復を待つ自分が現れています。

安心につながるワーク

これも、溝口あゆかさんから習ったものですが、本当にこれができてくると、きっと頭も休まって、自分という重たいエネルギーからも抜けて・・・シンプルな「ありのまま」という状態を感じられるでしょう・・

遊び感覚でいいので試してみませんか?

静かに集中できる環境で数分でいいので目を瞑り、深呼吸をして整えます。

準備は整いましたか?

①自分の名前自体を忘れてみる(私であれば、浦松ますみだということを忘れる)

②性別・・役割・・(母親、父親、会社での役職、役割、社会の中での呼ばれ方など)全部忘れてみる・・

③自分が今まで経験してきた私の(ある意味大切な)歴史を忘れる・・これを持っている私、これが足りない私、怖がっている私、恥ずかしい私、緊張している私・・ネガティブな私を全部忘れてみます・・・

ここには何も持っていない私がいます・・・

ここには何かと比べて不安になったり、それを維持できるか心配する必要のない私がいます・・ここには過去も・・未来もありません・・・

④自分の歴史(過去・未来)は実は・・・実体がここにあるでしょうか?目の前に出すことができるでしょうか・・?記憶は頭の中だけにあり、実体がないこと、ここに今、ないことに気づいてみます。

手放す必要も、覚えておかなければいけないことも、一切ない・・・全ては実体がないから・・何も握りしめなくていい、何も持っていないから。自分のもの・・と思っていたものが一切ない感覚を味わいます・・・

私のものが一切ないってどうでしょうか?

⑤ご自身のペースで深呼吸を数回深くして、目を開けてお部屋に戻ります。

 

これも私が大好きなワーク。

ご自身のタイミングと、好みに合ったワークを自分に与えてあげることも回復をサポートします。

※心理学、非二元、セラピーなどは全て「溝口あゆかさん」から学んでいます。

あゆかさんとのつながりは2006年ごろからで、講座、ロンドンコース、勉強会、非二元のお話会など、参加回数、アシスタント回数は一番多い方に入ると思います。

提唱されている「インテグレイテッド心理学」は提供の全てのベースになっています(非二元(悟り)と自我の仕組みがベース)

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