【ロボット掃除機】iRobot社 ルンバ980 商品レビュー

4.0
ムンギキの視点

前回検討記事を掲載しましたロボット掃除機。ついに買ってしまいました。今回は初めて「ジャパネットたかた」を使って入手。

限定セールを銘打って当日限定で販売されていたのが「ルンバ980」。前回記事にて候補にあげていた「960」の上位モデル。僕が探していたときは5万円後半で販売されていたモデルでした。

ところが、テレビをみてびっくり。当日限定で税込46800円!いやいや安い、安すぎる。そう思って気がついたらポチってました。

はてさてそんなこんなでやってきた初めてのロボット掃除機。少し使ってみたので気づいたことメモしておきます。

この記事が役に立つ人
  • ルンバが欲しい人
  • なるべく安価なロボット掃除機が欲しい人
  • 使った率直な感想が知りたい人

早速ですが、結論は以下のとおり。

よかった点
  • 当たり前だけど、楽
  • 旧型だけど意外とかしこい
  • 部屋の隅まで掃除してくれる
  • 20㎡程度なら再充電の必要はない
  • 案外音は気にならない(個人差あり)
いまいちな点
  • 完全に掃除できるわけではない(人間の掃除は必要)
  • ゴミ捨てがしにくい
  • 水洗いができないダストボックス
  • 意外と掃除前に気を付ける部分があること
  • コード類は本当にからまる
  • アプリがいまいち使えない(無いよりは良い)
おすすめできる人
  • 少しでも楽をしたい人
  • コスパの良い商品を求める人
  • 信頼性が欲しい人(ブランド力)
  • マッピングができる機種が欲しい人
  • 家電好きな人
おすすめできない人
  • 完全な掃除を求める人
  • 掃除前の準備を面倒だと思う人
  • ブランドにこだわりがない人

少し解説していきます。

よかった点

当たり前になりますが、掃除を勝手にしてくれるのはすごく楽。少し時間はかかるけど、出かけている間に動かせば問題ありません。

まん中のボタンを押すだけで掃除開始。

そして旧型にも関わらず、意外とかしこいところもポイント。ひと通り走行した後であれば、目の前にある障害物に関してはぶつからずによけて走行します。そしてランダム走行ではなく基本的にはマッピングをしながら一筆書きで走行しますので動きに無駄がありません。

専用アプリの画面。マップが作成されています。

一番恩恵を感じたのが、ソファの下や壁際の掃除。自分でしたら面倒なので省略してしまう場所を機動性を活かしてしっかり掃除してくれます。これだけでも個人的にはロボット掃除機を導入する価値を感じます。

そしてこのランクの機種の売りでもあるバッテリー切れ時の動き。980にはバッテリーが切れた場所から満充電後掃除を再開する機能があります。しかし、20㎡程度の掃除範囲であれば充電がそもそも切れないくらいバッテリーが持ちますので今のところ掃除再開の恩恵を受けていません。
嬉しい誤算です。

音に関しては個人的な感想になりますが、思っていたよりもずっと静かです。掃除機なのでそれなりの音はしますが、ブーストモードにさえ入らなければ全然許容範囲。手持ちのダイソンのスティック掃除機の方がよほどうるさく感じます。

いまいちだった点

ロボット掃除機を導入したからといって掃除の必要がなくなるなんてことはありません。掃除機が入れない場所は掃除できないのは当然ですし、家具の上や階段。できないところは人の手でやるしかありません。あくまで補助的な位置付けとして考えておいた方が良いです。

時々掃除が必要なくなったという感想を見かけます。普段の掃除をどこまでするのかによって個人差があるかと思いますが、僕の感覚からしたらロボット掃除機のみの掃除ではちょっと足りないかな。

とはいえ平日はロボット掃除機にまかせて週末は掃除しきれていない部分を人の手でやるだけで良いので、確実に仕事は減りますので効率化できることは間違いありません。

ダストボックスに関してはもう少し進化してほしいとこです。間口が狭いのでゴミがうまく落ちないし、落とそうとするとゴミが舞い上がります
結局手持ちのダイソンでダストボックスを掃除しているのが現状。かなり汚れますので水洗いもできたほうが良いです。

スイッチオンで手軽に起動するルンバですが、そのままだと上手く掃除ができません。必ず部屋の下準備が必要です。落ちているものを回収して椅子を上げて、行ってほしくないところなどはドアを閉めるか、バーチャルウォールを設置。
コード類は絡まるとのレビューがあったので知っていましたが、レビューどおりにしっかり絡まって停止します

この下準備が中々面倒。ポジティブにとらえると、床に物を置く習慣が無くなるので良いといったとらえ方もできるのてすが…。
面倒なものは面倒です

アプリに関しては無いよりは良いかなといったところ。基本的にタイマーで動かすような生活環境かにありませんので使う機能は掃除スタートと通知機能。掃除が完了したか中断したか通知が来ますのでいつも確認しています。
このアプリ機能、1万円台の最安掃除機を買っていれば全然無くても妥協できる範囲内の機能です。
とりわけここが凄いとかはありません。

ここから掃除スタートもできます。

買う価値はあるが

旧型とはいえカメラ装備でマッピング可能、そして「Roomba」であるというのがプラスポイントに感じる人にはかなりオススメの機種

一方ブランドにこだわらずにコスパ追求したい人にはあまりオススメ出来ない機種。性能、価格の面ではロボロックやエコバックスに軍配があがりますのでこちらを買うことをオススメします。

今回初めてロボット掃除機を導入した僕ですが、時間のない時や人のいる時間に掃除をしたいときは、結局人力で掃除しています。掃除のスピードも早いし的確ですので。

ロボット掃除機は下準備が必要+掃除完了まで30分程度は必要なので、やはり不在時や夜間に運用するのが向いていると感じます。

使い分けを必要としますので検討している人はその辺も考慮の上、自分に必要かどうかを判断すると良いと思います。

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