Title: Title: Title: Meiji and Shugendo: Episode 2. (Shugendo: Japanese mountain asceticism-shamanism incorporating Shinto and Buddhist concepts; A person who practices shugendo is called a shugensha or yamabushi.)
* 2枚目の写真は、修験道が修行の際に背負った箱笈(はこおい:「修験者(しゅげんじゃ)などが仏具・衣服・食器などを収めて背に負う箱。」デジタル大辞泉より。)Photo 2 is a backpack of Shugendo in their discipline.
皆様、こんにちは。
「明治と修験道 1」はこちら。
30分ほど、滝壺で当時のことを思い出した後、静かに滝の右側にある森の中の急峻な遊歩道を上り、滝の上に来ました。そして、自分が跪いた場所を見つけました。滝に水が流れ落ち始める場所だったので、今世では柵があって、水の中には入れませんでした。でも、その場所をじっと見つめ、心の中でスピリチュアル・ガイドと対話していきました。
明治政府の役人は、人の精神性について考えたこともないような人たちだったのだろう。言われたことを正しいと思って、ただ遂行しただけだったのだろう。自分がなかったのだろう。等々、いろいろな思いが生じました。
ネイティブアメリカンの部族が西洋の人たちに殺戮されていきましたが、その時にも土足で神聖な場所を荒らされる経験をしています。同じことが起きていたのではないか、と推測しました。
では、どうすればよかったのか?互いに理解しあえないのであれば、どちらかが殺されたり、支配されるしか、答えはないのか?修験者は日光山での修行をあきらめて、山を下りなければならないのか?
この女性は、前世の時と同じように、必死で祈り始めました。
すると、山の神様がすっと来てくれました。「その場の全員にとっての最善を祈りなさい。なぜあなたが、修験者としての役割を負っているのか、考えましょう。」というスピリチュアル・ガイダンスでした。
「あぁ、こんな風に、前世も自然の神様たちと対話していた。」と、この女性は神様とつながる感覚に親しみを感じつつ思い出しました。では、どうすればよかったか。山の神様は、「心を山の神様のそばに飛ばしましょう。」と勧めました。「心を飛ばす。」一見すると、どういうことか、立ち止まって考えてしまうところですが、この女性は難なくそうすることができました。すると、硬くこわばった体がリラックスし、知恵がわいてくるように感じました。
なぜ難なくできるのか、不思議がる彼女に私は、「安心してください。前世で行っていたことは、難なくできることが多いのですよ。」と伝えました。
この女性は再び、山の神様とつながり、変性意識状態になりました。
山の神様は言いました。「何が最善だったか、私に尋ねてください。」
この女性は、必死にスピリチュアル・ガイダンスを受け取ろうとしました。そしていただいたことがあります。
「まず、あなた自身も当時の修験道のやり方に問題があったことを認めましょう。古いものは、このように刷新する機会を与えられる機会があります。そのたびに、困難を乗り越えながら、純粋な精神性が引き継がれていくことを学びましょう。もし前世のあなたが、明治政府の精神性を理解しない行動を受けなかったら、あなたが当たり前のように持っていた、純粋に神とつながることの大切さを再認識することはなかったかもしれません。人は、持っているものの価値に、それを失うまで気づかないことがあるからです。」
この女性は、前世の男性の修験者の意識で答えていきました。
「確かにそうです。もし明治政府の精神性とは真逆の極端すぎる対応がなければ、修験道の内部の問題のみに振り回されていたかもしれません。」
スピリチュアル・ガイドは続けました。
「その上で、この役人たちとの関係で、何が最善かを考えてみましょう。精神性を必要としたことのない人たちに、人の道を説いても、伝わらないと思って、あなたの思いが正しく伝わることをあきらめようとしていませんか?あなたの思いが正しく伝わり、最善が起きるには、どのようにすればよいでしょうか?」
(続きます)
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