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【海外留学】シェアフラットと奇妙な住人たち

Go Abroad UK

こんにちは!
トモスケです。

今日は僕がイギリス留学中に利用していたシェアフラットについて紹介ようと思います!
思うのですが、その中でも今日はそんなフラットと関わりのある人たちにフォーカスして紹介していきたいと思うのであります!

多くの人が最初ホームステイから始める留学ですが、だいたい3ヶ月以上の長期滞在予定者はホームステイからシェアフラットに移行する人が多いのが実情だったりします。

メリットとして月々の費用がホームステイよりも安く抑えられたり、自由に過ごせたりするからですね。
まぁご飯は自分で用意しなきゃならんけど。
海外のフラット暮らしとか、超良い経験にもなりますからね!

そしてシェアフラットでは全く別の人生を歩んできた者と共同生活を始めるわけです。
不安にならない理由がない!
そしてオーナーさんや場合によってはお手伝いさんも居たりするわけです。
「どんな人たちだろう?」と僕も最初は結構ドキドキキャンプでした。

ぶっちゃけどんな人がいるかなんてフラットによって全然違うから参考にならないと思いますが、まぁ一例ということで楽しんでいただければと思います。
タイトルは刺激的ですが、別に怖い話ではないので!笑
イギリスに居たということもあり、ちょっとハリーポッターを意識したタイトルにしただけのことです。
あ、でもオーナーはなかなかぶっ飛んでるのでそこは期待してもらって大丈夫です♪

過去記事ではフラットを選ぶ際の注意点や契約について紹介していますので、もしそちらの情報が知りたいぜという人がいれば下記のリンクからどうぞ!


では早速いってみよう!

海外留学中に使用したシェアフラットの契約理由 


そもそも「なぜこのフラットと契約したのか」というのを話しておきましょう!
結果から言えばセンターロンドンで暮らすというのが良い経験になると思ったからです。

ロンドンの街は「zone」という日本で一世を風靡した音楽グループと同じ名前で街が区画されており、数字が小さいほど人がゴミのように集まる中心地を意味します。
当初僕は中心地を狙ってフラットを探していた訳ではなく、ひたすら「ここ住んでみたい‼︎」と直感的に良いと思われる物件を探しまくっていたのであります。

だってせっかくロンドンで生活する訳なのだから、負のオーラ全開の部屋で負のオーラ前回の居住者と生活を共にしたくないでしょ?
なので「ここダァ!!」と思える場所を探していたのです。

しかしホームステイとの契約解除が迫る一方でなかなか良い物件が見つからず酒に溺れる毎日。
…あ、僕お酒飲めなかった。
まぁ結構困っていたわけなんです。

それほど良いと感じていなかった物件を保留にしてあったので「もうそこに決めてしまおうか…」と心は諦め掛けていたのですが、どこからか「諦めたらそこで試合終了ですよ?」という声が聞こえ奮起した僕は「MixB」というフラット探しのサイトに最後の力を振り絞って再度鬼アクセスを行ったのです。
その時、部屋の空きが出たということで急遽掲載されたシェアフラットの案内を見つけ、部屋の写真もなかなか良かったので即内見の申し込みを行なったのです。
それが今回僕が契約したzone1にあるシェアフラットでした。
アパート探し開始から14日目のことです。

個人的にはゴミゴミしている場所がとても嫌いなのですが、一目見てフラットをとても気に入ってしまったのと、「ロンドンのzone1に住む」というのが経験値的にめっちゃありだなと思い即入居を決めました。
ちなみに家賃は£600zone1ではなかなか良心的な価格だったのも背中を押した理由になります。

そしてこれまた大事な要素であるオーナーやフラットメイトの印象ですが、内見時に偶然出会えた2人の同居人と案内してくれたオーナーは凄く好印象

このフラットの前に内見した場所では「おいおい前科一般か!?」と思ってしまう程に負のオーラを背負った日本人のおばちゃんが「はーい…」と出てきたのでこの内見時もかなり警戒はしていました。

しかしこの時に出会った3人は逆に好印象で、結果それは間違いではありませんでした。
このようにして僕はロンドンのシェアフラットを決めたのです。

海外留学中に使用したシェアフラットに関わる人々

シェアフラット 2人の同居人

同居人は2人。
一人は(恐らく)40代くらいのイギリス人女性、そしてもう一人は(恐らく)僕よりいくらか年上の日本人女性でした。

「日本語と英語ができる最高の環境じゃんけ!」

と思っていたのですが、日本人女性が結構ストイックな方で「話す時は英語で喋ろう」と提案をしてきたので、断る理由もなかったしそれを受け入れました。
そんな理由から彼女と日本語で会話することはほぼありませんでしたね。

ちなみに上の画像はイメージ画像なので実際の二人ではありません。

厳しい世界を生きてきた日本人女性


彼女は演劇関係の仕事でイギリスに来ており、英語力は素人の僕からしても凄さが分かるほどに超流暢
海外で活動していることもあり、お客に日本語なまりを感じさせてしまうと劇に集中してもらえないので英語は相当鍛え込んできたのだと思われます。
そんな厳しい世界でやってきた為、僕の適当で伸びが遅い英語力には苛立ちを感じている風でもありました。笑

たまにフラットに仕事仲間を連れてくることがあり僕も何度かお話をさせてもらったのですが、その方々が日本の有名な場所で公演していたようだったのでもしかするとこの日本人女性もその世界では有名な人なのかもしれません。
フラットではたまに「一緒にご飯食べよう」と誘ってくれる優しいお姉さん的存在でした。

少し引きこもりがちなイギリス人女性


イギリス人女性は既にこのフラットに二十年近く住んでいるというボス的な存在
話すととても良い人なのだけど、ボスだけあり共有スペースであるリビングルームを映画やドラマ視聴のために占領していることが多く、またその際にこれまた共有物である固定WiFiが必然的に独占状態となるので、それが僕ら日本人からすると理解に苦しむ部分ではありました。
一日マジで平均6時間くらい映画やドラマを観ている状態だったので。
とは言っても僕はほぼ毎日夜遅くまで出歩いていたのでダメージは少なかったのですが、日本人女性はネットが繋がらず仕事も捗らない様子で困っていることが多い印象でしたね。

またこのイギリス人女性は酔っ払って約束を忘れることが多く、3回目くらいに遂に僕が不満を伝えて小さなケンカみたいになったこともあります。

「おまっ!これが初めてだと思うなよチキショー!」

と。
思えばこれが初めて海外の人としたケンカですね。まぁこれ以外にしたことないんだけど。
これもまた良い経験だと思いますが、これが最後であることを願うばかりなのであります!

とまぁちょっとディスり気味で書きましたが、決して嫌いな訳ではないです。
顔を合わせれば(酔ってなければ)笑いながら色んな話ができる良いおばちゃんでした。

生活スタイルがバラバラでなかなか会わない


僕は朝に語学学校へと出かけ、昼にそれが終わるとだいたい夜の11時くらいまで外に出ていました。
英語力の向上は二の次でとにかく人と接することとバドミントンを目的に生きていたので。
日本人女性は、仕事の時間はバラバラでしたが、仕事の無い時は発生練習やPCで何かの作業に没頭していました。
そしてイギリス人女性は仕事を3時くらいに終えてフラットに戻ってくるのですが、そこから部屋にこもってテレビをガッツリ観だします。

そう、僕らはなかなか顔を合わせる機会がなかったんです。
僕はイギリスで周りの友達から「トモピクチャー」と言われるくらい色んな人と写真を撮りまくっていたのですが、なんと彼らと撮った写真は一枚も無かったのです!
日本に戻ってきてその事実に気づき驚愕しました。
それくらい顔を合わせる機会が無かったんですねー。
写真撮っておけば良かったなー…

なので他のシェアフラットに住む人はもっと住人同士で会話が行われてるのだと思います!
現に僕の友達は「フラットメイトとご飯に行ったー!」と話してましたから。

シェアフラットのお手伝いさん


僕が住んでいたシェアフラットはガーナ人女性のお手伝いさんと契約が結ばれており、2週間に一度彼女によって部屋の掃除が行われました。
名をアニータと言います。

月々の家賃とは別に隔週で£14という決して安くないチップを彼女に支払う必要があったのですが、仕事がめちゃくちゃ丁寧なのと人柄がめちゃくちゃ良かったので特にチップに関して不満に思うことはありませんでした。
むしろ上記のように二人で写真を撮っちゃうくらい仲良くなれたので僕としてはプラスに感じています。

アニータが掃除してくれる場所は各居住者の部屋リビング台所トイレお風呂場と多岐にわたります。
お手伝いさんが居ないフラットだと、もちろんこれらを自分たちで綺麗にせにゃならんので僕としては大助かりでした。

掃除中はそこそこ大きい音で音楽を聴きながらノリノリで作業していたのですが、選曲が結構良かったので僕は聴こえたフレーズをヒントにこっそり気に入った曲を後でダウンロードしちゃったりなんかしちゃったりしていました。

シェアフラットのオーナー


オーナーね!
コイツがまた変わり者だったんですよー!
これはみんなに伝えなくてはならない。
全然悪い意味じゃなくてね!
最初部屋を案内してくれた時はこのオーナーの変わり者度合いに気が付きませんでした。
心配しないでもらいたいのは、このオーナーに関しての僕の印象は今でも「とてもいい人」です!
ただしちょっとした怪奇事件があったのでそれをお伝えします。

「ケンタウロスになってくれないか?」事件


このオーナー、舞台の脚本家という面も持っており、小規模ながら世界中で色んな公演を行っている凄い方なのです。
小規模と言っても一度公演を行えば1万人程が会場に訪れるらしいのでめちゃくちゃ凄いですよね!
天才なのです。

そんな肩書きを持つオーナー。
僕は最後フラットを出ていく際に住まわせてもらったお礼を言う為、忙しい彼のスケジュールの空いている日を確認し挨拶に伺いました。
彼はコーヒーを出して迎えてくれたので、僕はそれを飲みながら彼のフラットがいかに素晴らしいのかを伝え、お礼を述べ、忙しい彼のことを慮ってすぐに家を後にしようと立ち上がりました。
すると彼は言いました。

「ちょっと仕事を手伝って欲しいんだ」

僕は本当に素晴らしいフラットに住むことができたし、「自分にできることならしたい」と快諾しました。
すると彼は言いました。

「良かった。じゃぁケンタウロスになってくれないか?」

僕は一瞬「何言ってんだコイツ」と思いましたが、「いいですよ。どうすればいいですか?」と微笑みを見せながら尋ね返しました。
すると彼は、

「良かった。」

と言うと突然僕の背中に飛び乗ったのです!
そして何やらセリフを叫び始めました。5分くらい
しかも「あーでもない」、「こーでもない」と3セット!

もう超重かったし、それよりも「何この状況?」と脳内処理が追いつかずここ10年くらいで一番のパニックでした。
彼は次の舞台のストーリーを考えている最中で、そこに登場するケンタウロスに跨る勇者になりきりセリフを叫んでいたのです。

たぶん跨るケンタウロス役が居なかったので調子が出なかったのでしょう。
そこにのこのこと現れた跨れそうな人間を見つけ見事にケンタウロスへと仕立て上げたのです。
ちなみにケンタウロスは空想上の生き物で人間と馬のハイブリッドのような形をした生物でってどうでもいいかこんな説明!

とにかく晴天の霹靂すぎて「マジな天才ってマジで怖いな」と心から思いました。
そう、僕はそんな特殊過ぎるオーナーが持つシェアフラットに住んでいたのです。
ちなみに写真はケンタウロスになる直前に撮った写真です。

海外留学 シェアフラットと奇妙な住人たち まとめ


はい!
いかがでしたでしょうか!
シェアフラットを決める際には「そこに住んでいる人がどんな人なのか」というのも大変重要な要素になります。
留学した際にシェアフラットで住もうとお考えの方はぜひ早めに動き出してくださいね。
まぁあまり慎重になり過ぎるのも良くないけど、あなたの直感をぜひ信じてください。

ちなみに最後のこの写真は実際に僕が住んでいた部屋です♪
6畳くらいかな?
それではまた次回!

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