日常の立ち座りが、膝痛や腰痛の原因① | 目黒訪問リハビリマッサージ協会

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先日、膝が痛いです、という方の立ち座りを行なってもらいました。
すると、以下の写真のような座り方をしていました。
体を真っ直ぐにしたまま、ストンと座ってしまっていたのです。
 
 
 
これの何がダメなのでしょうか?
この画像の縦の黒線は、体の重心線を表しています。
縦の黒線から、膝を曲げている位置が離れていますね?
これは膝の負担が大きいことを、表しています。
 
例えば、重い荷物を両腕を曲げて胸の前で持つのと、
両手を伸ばして両手で持つのでは、両手を伸ばして持つ方が辛いです。
これは体の重心線から離れてしまっているからですね。
 
同じ原理でスクワットもつま先から膝が出ないように、と伝えるのは
重心線から離れるため、膝に負担がかかるからなのです。
 
では、どのようにするかをお伝えします。
 
 
立つ時も座る時もしっかりお尻を突き出す
 
がとても大切です。
上記の写真のようにお尻を突き出すことで、体の重心線に
膝がのるので、膝の負担がかからなくなります。
 
座る時のやり方ですが
1.お尻をつきだす
2.膝を曲げていく
 
この順番がとても大切です。
膝が痛い方は、座る時に先に膝を曲げてしまいます。
 
まず、膝は伸ばしたまま、お尻を後ろに持っていきます。
お尻を後ろに引きながら、膝を曲げて座ります。
 
このやり方を伝えると
「膝が痛くないし、膝が楽!」と
おっしゃっていました。
 
立ち方は、座る時の逆回しです。
1.お辞儀をする
2.膝を伸ばして、体を起こしていく
 
です。
立つ時は、お辞儀が不十分になりやすいので、
座る時と同じ角度くらいしっかりお辞儀をしましょう。
 
今は痛くない方もこのやり方を行うことで、将来の膝痛予防につながります。