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三星、韓国とテキサスをつなぐ「システム半導体ベルト」を構築

三星(サムスン)電子が米国の新規ファウンドリー工場立地を確定し、韓国(京畿道龍仁市、華城市、平沢市)と米国(テキサス州オースティン市)を結ぶシステム半導体ベルトの構築が完成段階に入った。2024年以降、グローバルシステム半導体の覇権をめぐって、三星電子と台湾TSMC、米インテルが熾烈な真剣勝負を繰り広げる見通しだ。

業界では、今回の投資で、三星電子が米バイデン政府のグローバル半導体供給網再編の中核として位置づけられ、韓国がグローバル半導体研究開発(R&D)のハブに跳躍するきっかけになるという見通しが出ている。米国での雇用創出だけでなく、韓国のR&Dや生産部門の付加価値も高まり、韓国内の高級雇用創出に貢献するものと見ている。

三星電子は、テイラー市の新規ファウンドリー工場を、「超微細工程システム半導体」の生産基盤にする計画だ。来年着工し、2024年下半期(7~12月)に量産に入る。現在、グローバルファウンドリー市場トップの台湾TSMCも、120億ドル(約14兆ウォン)をかけて、アリゾナ州に2024年の完成を目標に、新規ファウンドリー工場を建設している。最近、ファウンドリー市場への再進出を宣言したインテルも、2024年までに200億ドル(約24兆ウォン)を投じてアリゾナ州に2つの半導体工場を建設する。

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市場調査機関の台湾トレンドフォースによると、今年第2四半期(4~6月)基準の世界ファウンドリー市場シェアは、台湾TSMC(52.9%)が三星電子(17.3%)を大きくリードする。しかし、2024年以降の世界市場の勢力図は、北米市場で半導体取引先をどれだけ誘致できるかにかかっている。これを受け、三星電子とTSMC、インテルとの競争が激しく展開される見通しだ。

三星電子の目標は、2030年までにシステム半導体の世界トップに立つことだ。このため、各事業所に散在していた半導体部門の研究員を、京畿道華城市(キョンギド・ファソンシ)のR&Dセンター部品研究棟(DSR)に集め、先端工程技術の開発に全力を傾けている。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20211125/3054945/1

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サムスン電子は6月13日、文在寅大統領が出席した中、京畿道平沢(ピョンテク)サムスン電子平沢第3ラインで開かれた「K半導体戦略報告」の直後、「2030年までに171兆ウォンを投資してシステム半導体で世界1位になる」としている。今年、世界の自動車・電子・医療・軍需産業などの業界は半導体不足に苦しんでいる。バイデン米大統領はサムスン電子などを呼んで対米投資圧力を加えた。TSMCは1390億ドル、インテルは206億ドルの投資を宣言した。

システム半導体では世界1位のTSMCとの差が広がっていて、ターニングポイントが求められるというのが業界の分析だ。SKハイニックスも、ファウンドリー投資戦略を出している。ファウンドリー生産能力を現水準の2倍に拡大することを検討中とし、設備増設やM&Aを考慮しているとしている。朴正浩副会長は、「8インチ(200ミリ)ウェハー事業に投資する」としている。


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[ 2021年11月26日 08:27 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
半導体ベルト
サムスンの中国西安工場は月産25万枚の大工場で、
これが、韓国西安半導体ベルト。NANDメモリ。

バイデンに招致された米国工場はファウンドリー工場
だそうで、メモリではない。というが、生産品目や取引顧客
まで米国政府に指定されてはいないだろう。
きびしくなればメモリを作ればいい。
[ 2021/11/27 14:21 ] [ 編集 ]
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