観光地理資格

【国内観光地理】「温泉」に関する問題に挑戦【旅行業務取扱管理者試験対策】

目次

問題1.世界で最初にサルが温泉に入ったお風呂は次のうちどの温泉でしょうか?

ア)北海道函館市・湯の川(ゆのかわ)温泉
イ)静岡県伊豆市・修善寺(しゅぜんじ)温泉
ウ)神奈川県箱根町・箱根強羅(はこねごうら)温泉
エ)長野県山ノ内町・地獄谷(じごくだに)温泉

 

 

 

 

正解はエ)長野県山ノ内町・地獄谷温泉です。
解説:地獄谷温泉後楽館の露天風呂に寒さを防ぐために好奇心旺盛な子ザルが入ると、仲間のサルも徐々に温泉に入るようになったそうです。その後公苑として整備され、1964(昭和39)年、「地獄谷野猿公苑」が開苑され、世界で唯一温泉に入る野生のニホンザルを間近に見ることができる温泉になりました。

 

問題2.PH1.2という日本一酸性度が強い温泉が二つあります。その温泉は鹿児島県・東(ひがし)温泉ともう一つの温泉は次のうちどこでしょうか?

ア)大分県・塚原(つかはら)温泉
イ)山形県・蔵王(ざおう)温泉
ウ)秋田県・玉川(たまがわ)温泉
エ)北海道・川湯(かわゆ)温泉

 

 

 

 

正解はウ)秋田県・玉川温泉です。
解説:日本一酸性度が強い温泉の1位は秋田県・玉川温泉と鹿児島県・東温泉、2位はPH1.3の山形県・蔵王温泉、3位はPH1.4の北海道・川湯温泉と大分県・塚原温泉です。

 

問題3.温泉の湯気を利用して蒸すプリン「地獄蒸しプリン」が人気の温泉は次のうちどこでしょうか?

ア)大分県・別府温泉
イ)大分県・由布院(ゆふいん)温泉
ウ)長崎県・雲仙(うんぜん)温泉
エ)佐賀県・嬉野(うれしの)温泉

 

 

 

 

正解はア)大分県・別府温泉です。
解説:「地獄蒸しプリン」は、別府温泉にある「明礬(みょうばん)温泉」の湯気で蒸すプリンが発祥といわれています。

問題4.幕末の英傑”坂本龍馬”が妻おりょうと新婚旅行に訪れた温泉は次のうちどこでしょうか?

ア)兵庫県・有馬(ありま)温泉
イ)鹿児島県・霧島(きりしま)温泉
ウ)静岡県・熱海(あたみ)温泉
エ)愛媛県・道後(どうご)温泉

 

 

 

 

正解はイ)鹿児島県・霧島温泉です。
解説:1866(慶応2)年1月23日(新暦3月9日)、京都伏見の旅館・寺田屋で起こった寺田屋事件(伏見奉行による坂本龍馬襲撃事件)により、坂本龍馬は負傷しました。坂本龍馬と妻おりょうは、温泉療養と新婚旅行を兼ねてこの地を訪れたといわれています。

 

問題5.日本三大薬湯に入っていない温泉は次のうちどこでしょうか?

ア)群馬県・草津(くさつ)温泉
イ)兵庫県・有馬(ありま)温泉
ウ)新潟県・松之山(まつのやま)温泉
エ)神奈川県・鶴巻(つるまき)温泉

 

 

 

 

正解はエ)神奈川県・鶴巻温泉です。
解説:神奈川県・鶴巻温泉は日本一カルシウムの含有量が多い温泉ですが、日本三大薬湯には入っていません。ちなみに日本三大薬湯の草津温泉はPH1.7の強酸性泉、有馬温泉は環境省が指定する療養泉の9成分のうち7成分を含む、松之山温泉は日本一ホウ酸の含有量が多いという特徴があります。

 

問題6.佐賀県には日本の西洋医学に貢献したオランダの外科軍医少佐であったシーボルトにちなんで「シーボルトの足湯」があります。その足湯は次のうちどの温泉にあるでしょうか?

ア)武雄(たけお)温泉
イ)有田(ありた)温泉地
ウ)嬉野(うれしの)温泉
エ)佐里(さり)温泉

 

 

 

 

正解はウ)嬉野温泉です。
解説:1862(文政9)年、オランダ商館長の江戸参府に随行したシーボルトが途中で嬉野温泉に立ち寄ったことにちなんで名付けられたそうです。ちなみに「シーボルトの足湯」は源泉かけ流しで、24時間無料で利用できます。

 

問題7.全国的にも珍しい眼病に効く薬湯「目の温泉」と呼ばれている新潟県・貝掛(かいかけ)温泉のお湯の温度は、次のうちどれでしょうか?

ア)35℃
イ)37℃
ウ)40℃
エ)45℃

 

 

 

正解はイ)37℃です。
解説:貝掛温泉は、新潟県の奥湯沢の秘湯にある一軒宿です。戦国時代には上杉謙信の隠れ湯といわれており、江戸時代から「目の温泉」として知られてきました。昭和初期までは「貝掛の目薬」も生産されていました。このお湯は湯口から手のひらですくい、目を大きく開き湯に浸すと、白内障・眼底出血・ドライアイによいといわれています。

貝掛温泉 公式サイト

問題8.日本で唯一鉄分が豊富に含まれているためある名称で呼ばれています。その真っ黒いお湯の名称は次のうちどれでしょうか?

ア)墨(すみ)の湯
イ)鉄(てつ)の湯
ウ)黒炭(くろずみ)の湯
エ)闇(やみ)の湯

 

 

 

 

正解はア)墨の湯です。
解説:名湯「墨の湯」は、栃木県・塩原温泉「大出館(おおいでかん)」にあります。普通、鉄分を含んだお湯は赤茶色をしていますが、含有量が多い黒いお湯は他にないといわれています。ちなにみ効能は、リュウマチ・糖尿病・関節痛・神経痛・貧血気味の方が飲むと効果があるといわれています。

問題9.日本一高い場所にある天然温泉は次のうちどこでしょうか?

ア)長野県・白骨(しらほね)温泉
イ)長野県・本沢(ほんざわ)温泉
ウ)富山県・みくりが池温泉
エ)富山県・宇奈月(うなづき)温泉

 

 

 

 

正解はウ)富山県・みくりが池温泉です。
解説:富山県・「みくりが池温泉」は北アルプスのみくりが池湖畔にあり、標高2430mの場所にあるため、日本一高い場所にある天然温泉です。また日本一高い場所にある露天風呂は長野県八ヶ岳中腹にあり、標高2150mの所にある「本沢温泉」です。

問題10.山口県「湯田(ゆだ)温泉」はある動物が見つけた温泉といわれていますが、その動物は次のうちどれでしょうか?

ア)熊
イ)狐
ウ)猿
エ)鹿

 

 

 

 

正解はイ)狐です。
解説:山口県山口市にある「湯田温泉」は、白きつねが湯につけて傷を癒したことで温泉を見つけたという伝説が残っています。

 

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