お独りさま・始めてみたら快適じゃない!?

single again……独りで生き抜くよ♪ 毎日もがいて迷い悩みうろたえ生きている。自分と向き合うための記録。

融通の効かない機械たち




いよいよ来月は、免許更新月である。


誕生日が、こまったことに元旦というわたし、
やたらめったらバタバタするこういう年の瀬に
免許を更新せねばならない。
この時期は、仕事の方もバタバタするのだ。


おまけに西暦派なので、
いまが令和何年なのか、まったく覚える気がなくて
よけいに困っておる。


なので、美容院できれいにカットカラーしてもらった今日、
さっそく証明写真を撮ってきた。
これをもって明後日には更新に行ってきてやる。
いまの免許証は、住所変更しているし(つまり裏書き)
いまの写真は好きじゃないし、で、とっとと更新したいのだ。


で。

その証明写真だが……


便利にできているようで、全然ありがたくないシステム構成だった。
まず、回るシートが一番下にまで下げられていた。
明らかに低すぎたので、最初にくりくりくりくり回して直したが、
それでもはるかにまだ低い。
これが、かったるいくらいに!全然上がってこない。


でも、どういうプロセスで撮るのか気になったので
シートの調整を途中までにして、画面に見入ったのだ。


––––だって機械がグイグイ話しかけてくるんだもの。
これを関西人のわたしに内在化した関西弁に翻訳すると––––


「どれ撮りたんや、早う選べや、ホレ早うせーや! 
まだ決められへんのか。決めてから来いや。いったいどれ撮んねん!!」
と、まくしたてられた気分になるのである。


んで、一つ決めると、
次はどっちにすんねん。
お肌キレイに撮りたいんやったら200円余計に出しや。
そうしとき、年齢かんがえたら悪いことは言わんよって。
デジタル画像もスマホに残しとかへんか。便利やよって。
それにはな、もう数百円プラスするだけや!
……みたいなかんじだ


どんどん釣り上げていきよる。
欲しいのは、ちっこい免許証用写真一枚だけ。
それでも高いのに。
しかも何故だか、利用価値がまったくわからない
名刺サイズ級の写真まで免許証用にはついてくる。
それさえ無用なのに、さらにスマホに残す気など、
あるわけない。さらさら無い。


ところが、だ。
そこまで来たら、
さっそく目の高さを指定の位置に合わせろと来た。


そのまえまで美容院でずっとマスクしてたから
頬にマスクの痕がついている! やばいっ
リップクリームも付いてないから顔色がわるい。
リップリップ……と焦ってバッグの中を探っていたら


「では、撮りまーす」ときた!!
なんですとぉぉぉぉ?! 
まだ撮ってくれっていうてへんやん!



さがしたが、どこにも中止ボタンはない!!
まだ準備ができてないのに……
目の高さを合わせろって、ぜんぜん低いのに!!
センサーがどこかにあるはずだ。
機械ブースに入ったら鳴り出すのだから、
センサーで停められないか? 
立ち上がってみたが、止まる気配ナシ。
フラッシュが焚かれた。


「もう一枚、撮りまーす」
ええええ゛ー 慌てて座りかけたところで
フラッシュが焚かれた。





(。・ˇ_ˇ・。)
不愉快きわまりない。


映し出された写真は、青い背景だけのもの。ユーレイか。
もう一枚は、あわてて座りかけて髪に手をやったもの。






「もう一回だけ撮れます」と、画面にアイコンが出た。
こんなときだけ出るのか。
くすぶる不愉快さをこらえて、イスをクリクリクリ回す。
ようやく目線が位置に調整できた。


「写真を撮る」と、画面にアイコンが出た。
こんなときだけ出るのか。
ぶすぶすとくすぶる不愉快さをこらえて、アイコンを押す。



まったく(。-_-。)
セルフレジでも思うことだけど、
レジを通したあとに、マイバッグの中身を入れ直していると
やれ袋から離れろだの、手をどけろだのと
やたらとウルサイ。機械は自分が求むとおりになるまで連呼する。
まだ用があるから触っているのに。
機械に待たせるとか、
5秒後にいいなおさせるとかの配慮がまるでない。



そこで。
プログラマーさんにお願いしたい。
もうすこし人間味のあるシステム設計にしてほしい。
融通の効かない機械なんだからこそ、
いきつもどりつできるように設計してほしい。


ちゃんと聞こえていても、
その態勢になっていなきゃ対応できないんだから。





本日のつぶやき : さっき証明写真機の会社に電話してやったわ(-_-メ)

×

非ログインユーザーとして返信する