お独りさま・始めてみたら快適じゃない!?

single again……独りで生き抜くよ♪ 毎日もがいて迷い悩みうろたえ生きている。自分と向き合うための記録。

精神は意外にもパワフルである

集中してとりかかると、やはり
なんでもそれなりに伸びるもんかな。


同じ人の同じような話だから……というのもあるけど
英文の流し読みができるようになってきた。


40代のころ、日本語でも速読を練習したことがある。
だけど子供のころからの習慣で、
音読する癖がどうしても抜けないでいた。
それが、遅読のいちばんの原因なのだけど
こと英語になると余計に音読してしまっていた。
発音やリンキングにこだわってしまって
どうも音なしではうまく脳に入ってこなかった。
それがここにきて、
ようやく目だけで読めるようになってきた。
これはかなり嬉しいぞっ♪


あと、聞き取りもがぜんラクになった。
話題がややこしいので、
いまだ自分が実感できてない事柄だと
正しく理解しているかビデオを停めて確認してたんだけど
だいぶ、その必要がなくなってきた。


これは脳内処理が速くなっているからだな。
まあ、これだけ毎日どっぷり浸れば、早くもなるわなぁ。
内容にたいして興味津々な気持ちでいるのだから
気持ちの上では、およそ抵抗感がないし。


肝心の学習している内容では
なんてトロイ学習者だろうと落ち込みかけていたけど
先日からすこし成果がかんじられて
ちょっとは身についているのかなと嬉しくなっている。
たとえば、忘れかけたものに「あっ!」と気づけたり。
気まぐれな寄り道ばかりして、
それまで自分が何をしていたかを見失って、よく迷子になっていが
いまは、そういう無為にすごしてしまう寄り道から
きちんと戻ってくることができるようになってきた。
自分が本来やりたかったことに
ちゃんとフォーカスできるように変化してきている。


でもけっこう寄り道も大事なんだよね。
きょう実はおもしろい研究を聞いた。
大昔のものなんだけど、お恥ずかしながら
まったく知らなかったものだから💦


ハーバード大学エレン・ランガー教授が1979年におこなった
最も有名な実験の一つで、
Mind -Body Unity 通称 "Counterclockwise" 
––––時計を巻き戻すというものである。


これは、どれほどわれわれのメンタリティが
身体的にも健康的にも著しく改善させる効力をもっている
を実証している。



実験内容は、こうだ。
杖を必要とするような80代90代の男性被験者たちを
20年前の時代設定にしつらえた空間に5日間住まわせた。
これは、精神面を20年前の状況下に置くことで
身体面がどう変化するかを科学的に探ったものだ。
身体面の機能測定は、実験の前後で行われている。


その結果、たった5日間のうちに、
ほとんどの被験者たちの
聴覚・視覚・知的鋭敏さが改善され、
見た目にも著しく若々しくなったという。
当然、杖も不要となった。←ご紹介したビデオでは言及していない。


ほかにも、面白い実験結果として紹介されているのが
ホテルの室内清掃係をとりあげた実験である。
これは聞いたことがあった。


清掃係の半数に、
「ベッドメーキングや室内清掃には、
ジムでの運動量に匹敵する作業量がある」と吹き込んでいる。
なにも吹き込まれていないグループと
吹き込まれたグループとに同等の作業をさせ、
食事も変わらない条件下で
後日、被験者たちを比較してみると、
吹き込まれたグループには明らかに減量効果がみられ、
血圧の低下・胴回りや BMI の縮小などの健康改善があったという。


むろん、ランガー教授はどちらの実験でも
そうした結果の出ることを仮説して行っている。




おもしろいものだ。
精神のなせるワザを舐めちゃいけないね。
ということで、
もっと、もっと精神面を鍛えようとおもう。





本日のつぶやき: 「身体に良いことは脳にも良い」Jim Kwik

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