2020年も残るところわずか1週間となりました。
1年間で最も日が短くなり、寒波到来で冷え込む中、斑入りグリーンネックレスが次々と花を咲かせています。
小さな白い花の集まった、ブーケのような可愛らしい花です。
万宝とのコラボ鉢も満開です。
先祖返りしたグリーンネックレスで作った鳥かご鉢も賑やかになってきました。
こちらの花は、他の鉢のものよりも一回り大きいです。
斑入りグリーンネックレスの花は、総苞と呼ばれるガクのような部分がピンク色をしています。
斑無しの花は緑色です。
左が斑入り、右が先祖返りした斑無しから伸びている花です。
斑入りグリーンネックレスは、花までファンシーなんですね。
グリーンネックレスの花は、開花直後は花粉のたっぷり付いた棒状のオシベだけが伸びています。
この開花直後の状態が、一番可愛らしくて綺麗だと思います。
棒状のオシベは1本のオシベではなく、複数のオシベが束になり筒状になっています。
この時、メシベは花の奥で折りたたまれて待機しています。
しばらくすると、メシベがオシベの筒の中からにゅっと伸びてきて、2つに裂けてクルッとカールします。
自家受粉しない為の工夫だと思いますが、精巧な作りで感心します。
メシベが出てくると、可愛らしいというよりも、ひょうきんな花になります。
同じセネシオ属の万宝も開花しました。
こちらは相変わらず残念な花です。
セネシオ達のおかげで、真冬にもかかわらず賑やかな部屋となっています。
賑やかなのはいいのですが、グリーンネックレスの花は菊のような甘い香りが強いので、部屋に菊の香りが充満しております。
帰宅すると甘い香りがするので、少し落ち着きません。
セネシオにはヤバい臭いを出すヤツもいるので、菊の香りでよかったと前向きに捉えることにします。