算数(小4下第2回):分配とやりとり問題は線分図より表の方がときやすいような

2021年10月6日塾学習,算数(4年生)

子供の学習(算数)

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シルバーウィークですね。とはいえ、学校は休みでも塾や塾の宿題はいつもどおりですので、あまり連休という感じがしませんね。もちろん、学校がない分、時間的なゆとりは少しはありますが。

休みに外食や買い物などに出かけてみると、どこもかなりの賑わいを見せているように思います。コロナについて、中学受験界では、以前と比べて子供でも安心できない状況になっていること、学校だけでなく塾でも感染が見られていて万が一のことがあれば学習に支障がでることなどから、12歳になったら予防接種を受けさせる?受けさせない?で熟慮するように、今まで以上に警戒感が高まっているように思います。

しかしながら、一般的には、もうみんな疲れ切っていて、少し成り行きに任せようという雰囲気になっているのかもしれません。「不織布!」、「一切外出しない!」、「塾はZoom!」・・・などなど、ができれば最強なのでしょうが、環境によってできること、できないことがあるでしょうから、正解など無いのだと思います。結局、「できる範囲で。注意しながら。」になっているのかなと思います。

さて、娘が早稲アカで算数の後期第2回の授業を受けましたので、いつもどおり応援します。

概要

早稲田アカデミーでの、算数、予習シリーズ後期第2回は「分配とやりとりの問題」でした。

例題と類題は6つずつですが、扱う内容としては「2量の分配」、「3量の分配」、そして、「やりとり算」となっており、一つ一つは少し重たい内容になっているように思います。

基本的には、4年生前期の学習である程度書けるようになっているはずの線分図を駆使して解いていくことになります。そのため、これまでに線分図を使う問題を嫌うなど後回しにしてしまっているような場合だと、かなりの苦戦を強いられるのではないかと思います。このような、芋づる式に、できない範囲、苦手な単元が増えてしまうのが中学受験算数の恐ろしい部分だと思います。

分配算、やりとり算のいずれも、もととなる量を①として、そして、比べる量を②とか③とかちょうどキリよくなるように、半端な数字を処理するという内容になっています。

あれ、これ、もととなる量を①にするのは割合の考え方ですし、比べる量を②とか③とするのは比の考え方ですね。

私は、分配とやりとりの問題をきちんと理解しておくことは、しばらく先の学習に必須だとおもっています。お子さんの理解がいまいちかもしれない場合、組分けテストまでに、最優先でテコ入れしておきたい分野の1つと考えます。

娘の学習

予シリ例題を授業前の予習として解き、練習問題を全て解きました。予習シリーズの最大の欠点は書き込むスペースが少ないことだと思います。ノートに書けば解決ですが、面倒なのでやっておりません。その狭いスペースに、線分図を2本3本。やり取りのせいで右に伸ばしたり左に伸ばしたりしているうちに、ごちゃとして混乱します。

そこで、娘は線分図をある程度かけますので、表で解く方法を教えました。解説を見てみると、予習シリーズ、演習問題集、最難関問題集と線分図のオンパレードで、表は邪道なのかと思ったりもしますが、私の算数の知識は、もとがゼロなため(私の初期値はあたりで紹介)に、すべて中学受験用の市販問題集から来ていますので、ダメということもないでしょう。多分。

演習問題集練習問題、トレーニング、実戦演習を全部解いてもらいました。基本問題は省略です。いくつかの問題は、表に慣れるため、線分図禁止で解いてもらい、あとは表でも線分図でもお好きな方でとしましたが、線分図で時間がかかってしまった問題については、表もつくってもらいました(計算して答えを出すまではやりなおししない)。これのおかげで表で考える方法も比較的安心して見てられるようになりました。

最難関問題集、プリント:全部解きました。こちらも表でも線分図でもお好きな方でとしましたが、うまく使い分けていたように見えました。始め、線分図で挑戦し、行き詰まってしまって表に変えたら解けたものもありました。このような試行錯誤は、たとえ時間がかかってしまったとしても、特に大事にしてあげたいと思っています。

なお、油断して間違えた問題、問題の内容に対して時間がかかり過ぎと思った問題については、復習ノートをつくって後日やりなおします。復習ノートの比較や作り方は、以下のページで説明しています。今回は解説が偏っているので、表を使った解法は自作しました。

組分けテストの目標偏差値ごとの学習

偏差値50を目指すには

偏差値50を目指すには、まずは、計算ミスに最大限の注意を払うのがよいと思います。その上で、予習シリーズと演習問題集の基本問題を解いておけると一安心です。

まずは、簡単な問題であれば線分図を書くのに苦労しないレベルを目指したいです。文章の前半に出てきた数字で長さを決めてしまうと、やたらと長くなったり、逆に短くなりすぎるかもしれません。読み落としも怖いですし、一度、じっくりと読みながら、大事なところに線を引きながら、文章を理解し、その上で、一番短い線をどれにするか考えて書き出すのが良いと思います。

偏差値60を目指すには

予習シリーズと演習問題集の練習問題を完璧にしつつ、演習問題集の実戦演習にも挑戦したいところです。

和が一定なのか、差が一定なのか、それとも変化してしまうのかを、問題を読んですぐに判断できるようになりたいです。そのうえで、どういう線分図を書くべきなのかを混乱せずに書けるようにしたいですね。

予習シリーズの基本問題、演習問題集のトレーニングは簡単かもしれませんが、より短時間で解けるようにしたいところです。そうすることで、時間が足りなくなりがちな組分けテストで、なるべく多くの問題に挑戦することができます。

偏差値70を目指すには

演習問題集の実戦演習レベルの問題はスムーズに、最難関問題集もある程度は解けるようになっておきたいです。とはいえ、初めて解く場合には実戦演習の問題もなかなか手強いものです。手こずった問題は復習したいところですが、暗記にならないよう気をつけたいですね。複雑な線分図を書くことが要求されてしまう問題では、私は娘に線分図ではなく表で解くことを勧めました。どちらでもいいのですが、複数の解法を持ち、都合いい方を選べるというのは大事ではないかと思います。

あとは、私も苦労していますが、お子さんのために特化して工夫を凝らしたミスゼロ作戦を導入してあげる必要があります。

テスト結果

算数の4年生後期カリキュラムテスト第1-2回はステキ成績でした。でも、まさかの大問7が簡単な問題なのにミスしていたのは、とても悔しがっていました。ベン図は、計算し始める前に、まっさきに求める範囲を目立たせておく工夫をしなければなりません。これをサボると見当違いのところを答えとしてしまうミスが発生します。最近、毎日1~2個はミスが発生しており、ミスのない日が文字通りありません。とても良くない傾向です。

*主観的な評価です。ステキ成績:点数か順位か偏差値が良いか、前回と比べて上がったなど、私と妻と娘で喜んだ成績です。むむむ成績:もう少し頑張れた気がするものの、きちんと復習することで挽回できそうな成績です。たいへん成績:一通り復習する程度では挽回できなそうな、苦手認定と本格的な対応が必要な予感のする成績です。

国語の4年生後期カリキュラムテスト第1-2回はむむむ成績でした。漢字でハネをトメてしまっていてバツというのがありました。この失点を知らせずに同じ漢字を書いてもらっていたら、きちんとハネることができました。どうも、ハネるときに、手の力を抜くのが早すぎて、本人はハネているつもりなのに、ハネがかすれてしまってトメているように見えることがあるようです。あと、記述がまずい感じの出来でした。記述のかき方以前に、丁寧に読むことができていない答え方だったので、また初心に戻って学習を進めていきたいと思います。「読みテクトレーニング」で練習している丁寧な読み方が実戦でできていません。

4科の4年生後期カリキュラムテスト第1-2回はステキ成績でした。国語がいつもよりいまいちでしたが(というより、前期の調子が良くなる前に戻ったとも言える)、算数、理科、社会がカバーしてくれました。前期の成績を並べてみると、悪い方になってしまいはしますが、順位・偏差値ともに問題なくステキと言える成績でした。

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Posted by ぜろパパ