10年女性と縁がなかったASD者の恋愛トライアンドエラー
『ありのままでいたい 他の誰かになんてなれないよ

ただ自分らしくありたい ありのままで

僕は僕だ 何があろうと 決して変わらない 何があろうと』



one ok rockより







発達障害者は恋愛をしてはいけないのか!



俺だって恋愛したい!



こうした強い想いからこのアクティビティーは始まった



10年女性とのふれあいがなかった



いい女性を口説けるようになりたかった

そのためには多くの女性と関係を持ち経験値を上げる必要があると思った



だが、そのために僕は仮面をかぶり自身を偽って生きていくことになる



女性が100人いたとして、自然体の自分に合う女性はそのなかの一人しかいないだろう

だから素の自分で勝負してはならない



女性に合わせて振る舞わなければ

その女性の理想像を演じなければ



そうすれば100人のうちの何人かは口説き落とせるかもしれない



この戦略を取ることにした



しかし、この戦略は失敗した



ただでさえ対人恐怖があり、緊張している自分

さらにその上に自分をつくりあげていくことの負担は尋常ではなかった



そして本来の自分のキャラとは違う、チャラいキャラ、軽いキャラ、女慣れしているキャラを演じることになった



そしてそんな遊び人キャラは生来の自分とは真反対だ

(自分=真面目・誠実・固い・人といると疲れる・女性が怖い)



これだけのギャップを抱えながら精神の葛藤を覚えないわけがない



当然のように病んだ

すでに病んでいる上にさらに病んだ



活動を通じて鬱になり、それが抜けると活動再開



そしてまた鬱に、というスパイラルだった



なぜそこまで無理をしたのか、



欲しかったのだ、人との関係が



人を怖れて、人とうまくやれないからこそ

人とつながりたかった



今まで女性に縁がない自分だったからこその気持ち



この気持を精算したい



自分の若い華々しい時代は引きこもりで過ぎた

対人交流がなく、暗い部屋に一人。食事も取らず、

自分を痛めつけるように休まず、一日中PCを見続ける生活

不摂生につぐ不摂生



精神科に薬をもらいにいくこともできずに、家族にもらってきてもらっていた

外出するときは深夜の散歩オンリー、



こんな自分でも彼女がつくりたい

発達障害者は恋愛してはいけないのか!



この強い気持ちからはじまった



だが本来癒やしを得られる恋愛から僕は苦しみを得た



自分とは異なる何者かになろうとした結果、この試行錯誤は苦行になった



ただでさえ負担のあるLINEを同時に20人とした



毎日3人の女の子と電話をした



僕は徹していた



その果てに身体はボロボロになった



でも得たものもある



やってみたからわかったこともある



この実感・経験・思い出 すべて意味があることだ



この活動から得た学びはいくつかある、それは

・本来の自分、実際の自分を受け入れてくれる人を探すのが大事だということ

・自分に合う一人の女性に巡り合うことが大切で、モテることは重要ではない

・ベースに人の対する怖れがある場合、癒やしの関係にはならない



自分のあるがままを人に受け入れてもらってはじめて人は気持ちがよくなる

自分の価値の確信がもてる

病的でなかなかできない自分だけど、自分を認めて素の自分を出していきたい



なんだかんだあったけど

今の気持ちは試行錯誤してみてよかったというものだ

やりきって完全燃焼した



やる前から成功できるか考える自分にとっては「やってみないとわからない」という考えは革新的だ



この活動の日々を切り取ったものを書こうと決意した

さあ物語を紡いでいこう

(不快に思われる方がいたら申し訳無い、だまってブラウザのバックを押してくれ)



(我ながらよく当時の会話やLINEの文面を覚えていると思った、発達特性のデジタル記憶だろうね)










































後の記事は探して読んでください(リンクを貼るのも手間)