前回の続きの前に
相続関係の話しを書きましたが、言葉だけでは伝わりにくいので、相関図を作成しました
登場人物を記載しましたが、これでわかりやすくなったでしょうか・・・・
・・・・・
私「先生、これどうしたらいいですか」
司法書士「書類で住所はわかりますので、まずはお手紙をだしましょう」
私「そうですね、いきなり訪問するのは失礼かもしれませんね」
司法書士の先生に手紙を送付してもらいます、そこには私の連絡先を記載しておきます
私「先生、一般的にこういう場合はどんな形が多いですか」
司法書士「相続登記を怠っていて、このようになるケースは多々あります、お父様と同じように自分が生きてるうちにという依頼はありますが、代を重ねる毎に手間が増えるので早いほうがいいです」
私「不動産登記法の改正がありますね」
背景には
・相続登記をしなくてもペナルティがない
・田舎の土地を相続した場合、利用しないので登記を怠る場合がある
・代を重ねると相続人が増えて連絡がとれない方もでてきて登記ができなくなる
このような、所有者が不明な土地が増えると
・土地の管理がされなくなる
・公共工事などの際に土地所有者不明で折衝ができない
・連絡先がわかっても、多数の相続人がいた場合、折衝に時間がかかる
などの問題があります、高齢化社会のため今後はこのような土地が増えることが想定されるため
今後は、土地を相続した場合は3年以内の登記が義務化されることになります
(登記を怠った場合、罰則規定があります)
先生「どこまで効果があるかわかりませんが、今後はこの不明土地については対策が色々でてくるでしょう」
・・・・・・
私「今回のように、知らない親族がでてくるようなケースはありますか?」
先生「ありますよ」
私「その場合はどうなってます」
先生「まあ、話しあいで解決ですが、私のやってるケースで非道いのがありまして」
先生が今やってるケースで相続人で遠縁の人がでてきて依頼を受けたそうですが、その方が
先生「若干、認知症になってまして話しが進まないんです、実印と印鑑証明が欲しいのですが難しくて」
後見人をつけるにしても先生の業務じゃないので、想像しただけでやっかいそうです
・・・・・・
お手紙を送って、しばらくの時間が経過
私の携帯が鳴ります
Aさん「はじめまして、○○といいます、お手紙をいただいた者です」
私「あっ、お電話いただきありがとうございます、一度お会いさせていただきたいのですが」
Aさん「わかりました」
こうして、会うことになりました
続きます
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