昨年新型コロナウィルスの影響で営業していなかった南アルプス北部の山小屋が今シーズンは営業することが決まったようだ。
これによって北岳山荘や白根御池、広河原山荘、長衛小屋などが使えるようになる。
つまり今年は北岳や間ノ岳に登れるようになる。
そして長野の伊那側からのアプローチとしては南アルプス林道バスも運行するようだ。
こちらも昨年は全面運休だったので嬉しいニュースとなる。
一昨年前の土砂崩れの影響で北沢峠までは入れないようだが4月25日以降は歌宿までバスで入れるようになるので十分だろう。
昨年は山小屋のみではなく、北岳方面の登山道も閉鎖となっていたため実質的に間ノ岳や北岳に登ることは叶わなかった。
さらには富士山も登山禁止だったため日本の標高1位、2位、3位の山に登れなかったということになる。
今年は富士山も登山可能となり、今回北岳をはじめとする南アルプス北部も開放されるので、昨年登れなかった登山者が一気に押し寄せるかもしれない。
さすがに小屋は完全予約制となるので定員オーバーという状況にはならないだろうが、日帰り登山者も含めるとかなりの人出になりそうな予感がする。
一方で南アルプス南部の山小屋(東海フォレスト管内)は残念ながら今年も営業を休止するらしい。
よって、引き続き荒川三山、赤石岳あたりは遠い山になりそうだ。
ただし避難小屋やテント場は開放するとのことなので、健脚な人にとってはむしろチャンスなのかもしれない。
東海フォレストの送迎バスも運休となるため、自分の足で稼ぐしかない。
コロナの状況も不透明だが、一旦「山に登れない」という状況は避けられそうだ。
最後に北岳に登ったのは2014年の正月だった。久しぶりに登ってみたいな…
南アルプス南部の山小屋は今年も営業休止となる。悪沢岳も引き続き遠い山となる。
椹島へのバスも運休となる。歩くしかない!