指導の悩みを解決する記事

【このままでは一生弱いままです】勝てないサッカー部の原因は指導者の〇〇が原因です

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異色のサッカーコーチ大学生ブロガー。小学校のサッカースクールのコーチ、中学生のサッカー外部コーチで得た経験をブログで発信中!サッカーの指導初心者について分かりやすく発信します!

(※こちらの記事は2023/7/06に更新いたしました)

 

どうもめしたべおです。

突然ですが、

あなたが指導しているサッカー部は勝てていますか?

 

僕は3年前、

「弱小サッカー部」としてレッテルを貼られていた下町の中学校に外部コーチとしてサッカーを指導し始めました。

 

そして今、

僕はその中学校で以下の結果を出してきました。

 

  • 約30チーム以上が参加する地域のカップ戦で優勝を果たす
  • 県1部リーグに所属するサッカークラブに勝利
  • 地元の高校生相手に無失点勝利を果たす
  • 元水泳部+サッカー素人の選手を約1年で推薦をいただくレベルに育成
  • 「どうやったらこんなに強くなるんですか?」と現場で実際に質問をいただく

 

なので、

弱小チームの特徴はちょびっと理解できています。

 

そこで、

今回の記事は「勝てないサッカー部の原因」について解説していこうと思います。

先に結論だけ伝えますと、

コンセプトを示す画像

「指導者のコンセプトがない」

たったこれだけです。

 

弱小サッカー部指導者
弱小サッカー部指導者
勝てない原因がコンセプト???
弱小サッカー部指導者
弱小サッカー部指導者
いやいや、入ってくる選手が全てじゃないの?

上記のように感じた人もいるのではないでしょうか?

 

本題に入る前にぼくが何者かわからない人もいると思いますので、

僕が何者なのかわかるように簡単な紹介をします。

 

めしたべおと言います。

ご飯が好きすぎるという浅はかな考えでつけた名前なのですが、少しづつ名前を知っていただく機会が増えまして、名前を変えるタイミングを失ってしまいました。

 

そんな僕のことは置いといて、

中学校のサッカー部外部指導員として3年間中学生を指導してきました。

そこで様々な経験をしてきました。

  • 小中学生を今まで100人以上指導
  • サッカー未経験者や経験値の少ない選手ばかりで地域のカップ戦で優勝
  • 練習試合をするたびに相手指導者から
    「どうしたらそんなチームにできるんですか?」とお褒めの言葉をいただく
  • インターハイ予選決勝に進出したチームに進学予定の選手を育成
  • 地元のクラブチームや高校生相手に練習試合で無失点勝利を達成
  • JFA公認ライセンス取得
  • 小学生・女子高生を巻き込んで約50人をまとめて指導する練習会を実施

上記のような実績を挙げてきました。

 

なので、

弱いままのチームや強くて結果が出るチームは普通の人に比べて少しはわかるようになってきました。

まあ何者かは分かったけど、なんでそこまで言い切れるの?

上記のように感じた方も多いですよね。

 

なぜ勝てないサッカー部の原因が「指導者のコンセプトがないだけ」とここまで言い切れるかというと、

何よりこの僕が「勝てないサッカー部の指導者」だったからです。

  • ガムシャラに指導しすぎて選手の親からクレームを受けメンタルが病む
  • 試合当日に選手が揃わなくて対戦相手に呆れられる
  • 練習試合で0−8や0−10の大量失点でボコボコに負ける
  • 選手が自分の悪口を言ってるところを盗み聞きしてしまって自分の信用の無さに落ち込む

勝てない期間が長すぎて、この当時はめちゃくちゃ辛かったです。

たべお
たべお
何をやってもうまくいかなくてメンタルズタボロでした泣

 

おそらくこの記事を見てるあなたも試合に勝てなくて良い選手も生み出せない。

かつて僕が経験してきたような辛い状況なのではないでしょうか?

 

その気持ちめちゃくちゃわかります。

やはり指導者であればチームを勝たせたいし魅力的な選手を育成したいですよね。

でも今のままだと、

  • 年々入ってくる選手の質が落ちていき廃部寸前に陥る
  • かつての教え子が「〇〇学校のサッカー部弱いから入るのやめときな」と後輩に伝えてしまい部活そのものの評判が落ちる
  • 選手から信頼されなくなり部活を休む選手が増える
  • 周りのチームと練習試合をしてもらえなくなる

上記のように今よりも最悪な状況になりかねないです。

 

でもこの記事を最後まで見るだけで以下のようなメリットを得ることができます。

  • サッカー未経験者や経験値が少ない選手が多くても試合に勝つ秘訣がわかる
  • 違う地区の選手があなたのチームでサッカーをやりたいと入部してくれる可能性がアップする
  • 選手から信頼されてチームがすくすく成長する
  • まわりと違う個性と特徴を持った選手を育成することができる

実際に上記のメリットは僕が体験したことです。

 

おかげさまで現在も2〜30人の選手の育成に携わっていますし、

わざわざ学校の選択制を利用して、僕が指導する学校に来てくれた選手もいます。

 

上記のメリットを感じたいのであればぜひ最後までぜひご覧ください。

では早速、本題に入っていきます。

「指導者のコンセプト」が明確にないと弱くなる理由

指導者のコンセプトがないことで弱くなる理由は主に4つです。

  • 「中途半端」な選手が生まれてしまう
  • 選手自身がどんなプレーをすれば良いかわからない
  • 選手から信頼されなくなる
  • 選手がプレーを楽しめない

では1つずつ解説していきます。

「中途半端」な選手が生まれてしまう。

コンセプトがないとサッカー選手として中途半端な選手に育ってしまいます。

 

その理由は、

 

サッカーの指導者であるあなたが「ブレブレの」教え方をしてしまうからです

 

僕自身たくさんのチームと試合してきましたが、

指導者のコンセプトがはっきりしているチームは特徴的な選手が多いし、

選手自身もサッカーへのやりがいを感じているケースが多い。

 

でもコンセプトがなく、指導者のコーチングに一貫性がないチームは

長所が全くなく、何が武器なのかわからない選手が多い。

 

飲食店で例えてみましょう。

あなたがお客さんならどちらのお店に入りたいですか?

  1. 刺身・揚げ物・肉系・丼もの・メニューはたくさんあるがどれも味はイマイチ
  2. あなたの住んでる地域にはたった1つしかない国産にこだわった安くてうまいトンカツ専門店
飲食店がある通りを示す画像

①のお店は一見、メニューもたくさんあって見た目の印象は良さそうなものの、

どれも中途半端な出来で、味もイマイチ。

もう一度行きたいとはあまり思わないですよね。

 

それに対して②のお店は好き嫌いは分かれるものの、

その地域でたった1つしかなくて、なおかつ国産にこだわっていて安い。

これだったらファンになる人も多そうじゃないですか?

 

実際に有名なお店は「インスタ映え」や「店主のキャラ」が突き抜けてるところばかり。

 

店側もコンセプトがはっきりしているから、お店の強みをどんどん伸ばすことができる

 

これはサッカーにおけるチーム運営でも同じです。

指導者自身のコンセプトがはっきりしていないと、

  • 「バルセロナのようなパスサッカーをしたい」
  • 「でもドイツ代表のような前に急ぐサッカーもしたいなぁ」
  • 「かといって青森山田高校のように強くて負けないチームにもしたいし、、、」

上記のようにどれも良いサッカーのように感じて指導が一貫性のないものになってしまい、

その結果、

選手自身の成長も遅くなり、特徴のない選手になってしまいます。

 

あなたのチームの選手はどうですか?

プレーの良し悪しの基準を選手がわからない

コンセプトが明確でないと、

選手がどのようなプレーをすれば良いか「基準」がわかりません。

 

あるチームと戦った時の指導者のコーチングを聞いていると、

前半は以下のような声かけをしていました。

  • 「危ないから蹴れ!」
  • 「バックパスするな!」
  • 「もっと競り合えよ!」

でも、

後半になって点差が動かないと以下のようなコーチングに変わりました。

  • 「おい!もっと繋げよ!」
  • 「そんなに前に蹴るサッカー面白くないぞ!」
  • 「なんでそんなに急いで攻めるんだ!」

 

選手の気持ちからすると、

いやいや、さっき蹴れって言ってましたやん
じゃあどうしたらいいねん、、、

ってなりますよね?

 

前後半でコーチングがガラッと変わってしまったり、

感情で声かけが変わってしまう場合は

コンセプトがないことで指導者自身が指導でブレてしまっているからです。

 

それだけで選手への信頼は大きく揺らいでしまうので注意が必要です。

選手から信頼されなくなる

「選手自身がどんなプレーをすればいいかわからない」でも書きましたが、

  • 前後半でコーチングがガラッと変わる
  • 感情で怒られる
  • 良いプレーをしたと思っても褒められない

上記のような指導者が信頼されるわけがありません。

 

いやいや当たり前だろ

上記のように感じたかもしれませんが、

ブレブレのコーチングをやってしまっている指導者はめちゃくちゃ多いです。

特に弱小校は弱小校のままですし、

初めのうちは勝てても、後々勝てなくなるチームは上記のことをやってしまっています。

 

たべお
たべお
コンセプトがないチームは適当に蹴って頑張るだけのチームになってる印象、、

 

信頼を貯めることは非常に時間がかかることに対して、

失った信頼を取り戻すためには膨大な時間がかかります。

 

そうならないためにも指導者自身の明確なコンセプトの設定が非常に大事です。

選手がプレーを楽しめない

コンセプトがないチームってほとんどが以下のようなサッカーになります。

  • とにかく負けたくないから蹴るだけになる
  • 球際や競り合いの練習ばかり
  • とにかく走る

上記のようなサッカーでは選手がプレーすることを楽しめません。

 

僕も高校時代は上記のようなサッカー部に所属していましたが全然面白くありませんでした。

 

  • サッカーをすることが苦痛
  • 毎日「明日が来ないでくれ、、、」と部活行きたくない衝動に駆られる
  • 体がボロボロになる

 

コンセプトさえしっかりあればまだ楽しめたものの、

ただ負けないようにとか勝つためとかのフワフワしたコンセプトは弱小チームまっしぐらです。

たべお
たべお
実際に僕が在籍していた高校のサッカー部は年々弱くなっていって、入団する選手も減っていると聞きます。

どのようにコンセプトを設定すればいいのか?

コンセプトがないとチームが弱くなってしまう理由、少しは理解できましたか?

コンセプトが大事だという理由は分かったけど、
じゃあどうやってコンセプトを作ればいいんだよ!!

上記のように感じたのではないでしょうか?

 

安心してください。

コンセプトを作る上で大事なことはたった”3つ”です。

それは以下の通り。

  • 簡潔にわかるように一文で表す
  • 指導者が思う「理想の選手」を言語化
  • 「勝ち負け」をコンセプトに導入しない
簡潔にって、それだけでいいの?
サッカーって勝ち負けにこだわらないといけないんじゃないの?

上記のような疑問を持った方もいると思いますので、1つずつ解説していきます。

簡潔にわかるように一文で表す

コンセプトは簡潔にわかるように一文で表してください。

その理由は、

長すぎたりわかりにくいと指導者や選手がブレてしまうから。

 

ちなみに僕がチームを指導する上でで掲げているコンセプトは、

周りの中体連チームとは一味違う圧倒的な個性を持つ集団

守備と攻撃で相手に「驚き」を与え続けるサッカー部

 

じゃあこのコンセプトを達成するためにどのような技術や戦い方、練習が必要なのか?

コンセプトから逆算してチーム作りを行なっています。

 

ここでよく聞かれるのは「選手に伝える必要はあるのか?」ですが

ぶっちゃけると、

 

指導者がコンセプトをもとに練習や指導ができるのであれば伝えても伝えなくてもどちらでもいいと思います。

 

説明が必要だと自分が感じたのであれば選手に伝えればいいですし、

説明しなくても指導やトレーニングでコンセプトに沿ったチームにできるのであれば、

コンセプトは伝えなくても大丈夫だと思っています。

 

たべお
たべお
僕はコンセプトを元に必要な練習や指導をしているので、コンセプトを直接選手に伝えるということはしてません

指導者が思う「理想の選手」を言語化

指導者は「どのような選手に育って欲しいか」をコンセプトに導入しなければいけません。

言い換えると、指導者が思う「理想の選手」ですね。

 

先ほども紹介しましたが僕のコンセプトは

周りの中体連チームとは一味違う圧倒的な個性を持つ集団

守備と攻撃で相手に「驚き」を与え続けるサッカー部

 

僕が指導するチームはサッカー経験値が少ない、

もしくはサッカー未経験者がほとんどです。

周りと同じ戦い方や王道のやり方では勝てないし良い選手は育ちません。

 

だからこそ周りのチームとは違う育成方法で、

「なんだこいつら、、、ゴクリ」

と、驚きを与え続けるチームを作りたい。

 

これを一言でコンセプトにしたものが先ほど紹介したものなんです。

 

ぼくが説明したものを参考にして、

「あなたのチームはどんなチームですか?」を詳しく言語化してみてください。

 

そして、

言語化したものを簡潔にすると良いコンセプトに繋がります。

勝ち負けをコンセプトに導入しない

勝ち負けをコンセプトに導入しないことが結構大事です。

なぜなら、

「自分たちはどのようなチームを目指すか?」がコンセプトで最も大事だからです。

 

どんなチームも勝ちたいし、負けたくないのは当たり前です。

 

それよりも、

「自分たちはどんなチームなのか?」

「どんな選手を育成するのか?」

これをコンセプトにする必要があります。

 

コンセプトを設定する上で大事なのは以下の3つです。

  • どのようなサッカーをブレずにやり続けるのか?
  • コンセプトに近づくためにどのような指導が必要なのか?
  • どのような改善をしていけばコンセプトに近づくのか?

勝ち負けは試合をすれば自ずと決まります。

 

いくら試合で勝ててもコンセプトとは違う内容であれば改善しなければいけないし、

試合で負けてもコンセプトに沿った戦い方ができていれば良い評価を与えるべきです。
(もちろん負けてるので改善することも大事ですが、、、)

 

でもほとんどのチームの指導者が目先の勝ち負けにこだわりすぎています。

 

その理由は先ほども言った通り、

指導者自身のチームコンセプトがないから勝ち負けにこだわってしまう。

どんな選手を育成したいかの軸がないから「結果」にこだわってしまう。

 

「結果だけで評価する」これほど無駄なことはありません。

 

勝ち負けの優先順位をグッと落として、

あなたはどのようなサッカーや選手を育成して試合に勝ちたいか?

これを元にコンセプト作りをしてみてください。

 

実際に僕が結果を出してきた戦略を知りたいですか?

冒頭でも書きましたが、

現在、ある中学校のサッカー部の外部コーチとして3年間サッカーを教えてきましたが、

僕がコーチになった当初は散々な結果でした。

 

  • 地区予選の初戦で敗退
  • 高校に進学しても誰1人サッカーを続けない
  • 0−10などの大量失点当たり前
  • サッカー部内でご飯やものが盗まれる事件が多発

まじでルーキーズ顔負けに荒れていました。

 

でも僕自身も色々試行錯誤し、

  • 約30チーム以上が参加する地域のカップ戦で優勝を果たす
  • 県1部リーグに所属するサッカークラブに勝利
  • 地元の高校生相手に無失点勝利を果たす
  • 元水泳部+サッカー素人の選手を約1年で推薦をいただくレベルに育成
  • 「どうやったらこんなに強くなるんですか?」と現場で実際に質問をいただく
  • 他の地域からわざわざたべおのサッカー部を選択してくれた選手が2人生まれた

3年間でこのレベルまで来ることができました。

 

それもこれも「チーム戦略にこだわったから」です

 

そこで今回ぼくがどのようにして3年間でこの実績を上げることができたのかをnoteに書かせていただきました。

タイトルは、、、

【実録】僕が勝利と育成を両立するまでの過程とチームの全貌を包み隠さず公開します

このnoteを読んでいただければ、

✅育成と勝利を両立するチーム作りの全貌がわかる

最短3ヶ月で勝てるチームを作れる

✅周りのチームとは明らかに違う魅力的なチームを作れる

✅圧倒的な個性を磨く方法が理解できる

✅地元の高校生や県2部の街クラブを翻弄してきたサッカー戦術の全貌がわかる

✅サッカー指導初心者でも真似するだけで圧倒的で個性的なチームを構築できる

実際に僕の戦略を真似して様々なタイトルを獲得しちゃった後輩指導者もいます。

なので【他言無用】でお願いします。

 

少しでも気になった方は冒頭部分でもチラッとお読みください。

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めしたべお
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