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エミュレータ機

【レビュー】なんか色々ヤバい『RGB20SX』

エミュレータ機

正方形ディスプレイって最高ですよね。

2023年に一番滾ったハードと言えばPowkiddy RGB30、このハードは四角いボディに4インチ1:1の正方形ディスプレイを搭載していて、これでゲームボーイとかPico-8を遊ぶのが本当にユニークな体験でアガりました。

そして今回紹介するのが、RGB20SXで同じくPowkiddy、そしてなんとゲームボーイライクな縦型の、4インチ正方形ディスプレイを搭載。

つまり、Analogue Pocketよりも大きい画面でゲームボーイを遊べる唯一の縦型ハードなのでは!?と思い地味に期待していました。

販売ストア

購入は様々なストアで可能です。慣れや安心を買いたいのであればAmazon、最安を狙いたいのならPowkiddyオフィシャルかAliExpress。ちなみに今回私はPowkiddyオフィシャルにてプレセール価格で1.1万円くらい?で購入しました。レートやセールなどで価格が変わってくると思うので参考まで。

・Amazon等

・Powkiddy Official Store

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Thank you for supporting powkiddy. We decided to release the pre-sale link of powkiddy's latest product RGB20SX today. I...

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・AliExpress

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動画版

スペック&主な特徴

Powkiddy RGB20SXとは

RGB20SXとは、Powkiddy社による縦型の携帯ゲーム機で、OSにLinuxが搭載されているいわゆるエミュレータ機と呼ばれている端末です。

4インチの正方形ディスプレイが特徴的で、正方形に近いゲームボーイ、そもそもゲーム画面が正方形なPICO-8を遊んだりするのに最適なハードだと考えられます。

CPUスペック的には中華ゲーム機ではよく採用されているRK3566が搭載されていて、エミュレータ的にはバッチリ動くのはPSまで、PSP、64、DCも遊べますが、タイトルによって差があると考えておくのが良さそうです。

カラーはイエロー、クリアホワイト、クリアブルー、クリアブラックの4種類。

開封&内容物

では早速開封していきます。

箱はこちら。泥だらけの中輸送されてきたのか!?と思うかもしれませんが、こういうデザインです。汚れてません。深読みすると、輸送で凹んだり傷が付いたりするのを見込んだデザインって事でしょうか。

内容物はこちら。USB-Cケーブル、説明書、ステッカー二種、本体です。

本体外観

今回はクリアブルーを選択。Powkiddy社の製品は白や黒などシンプルな色が多い印象でしたが、今回のハード珍しくクリアカラーが多めです。

手に取ってみると、シェルの質感は意外と悪くないと感じます。サラッとした強めのつや消し、シボも少なめで、チープな感じはしません。色味が爽やかな水色っぽいのも良いですね。

しかしクリアシェル特有というか何と言うか、耐久性が少し弱そうです。というのも、スピーカー部分をよく見てみるともう既にヒビのような線が入り込んでいます。使う分には気になりませんが、耐久性大丈夫かなとちょっとだけ思いました。けどまぁ、クリアシェルの耐久性というのはこのハードやPowkiddyブランドだけの問題でもないので仕方ない点ではありますが…。

追記:ヒビではないようです

ボタンレイアウトは右側にABXYボタン、アナログスティック、左側に十字キー、アナログスティック、中央上にスピーカー、スタートセレクトボタン、ファンクションキー。

中央のボタンがまるでニコちゃんマークみたいになってるのがこのPowkiddy縦型シリーズの特徴です。

背面にはR1R2L1L2と並んでいて、上部に商品情報のステッカーが貼られています。

上側面にはMiniHDMI端子、下側面には充電用のUSB-C、イヤホンジャック、コントローラー等用のUSB-C。

左側面には電源ボタン、リセットボタン、ストレージ用MicroSDスロット。

右側面にはボリュームボタン、システム用MicroSDスロット。

やるしかあるまい…!と思い付属のステッカーを貼ってみたのがこちらです。

ステッカーは虎と辰(龍)の二種類、今年の干支で行くしか無いでしょうと決心して貼り付けました。まぁ貼ってみると意外と?可愛くて愛着は湧くかもしれない?かもしれません。画面に干渉してるように見えますが、ベゼル部分で液晶表示部分では無いので無問題(本当に?)です。

しかし案外このステッカーの品質が良くて、もともと貼ってあった?くらいの一体感。サラッとしていてステッカーのフチが指に当たる感触も無いので、買った人は試してみても良いのでは?と思わないこともないです。

他ハードとの比較

では横型でほぼ全く同じ仕様のRGB30と並べてみます。横に並べてみてみるとよくわかりませんが、案外サイズ感的には同じくらいです。まぁ、同じディスプレイを採用しているので当たり前な気もしますが…。

ですが、RGB20SXのショルダーボタンはカーブが付き膨らんだデザインとなっているので、厚みが大きいというか収まりが悪いというか、完全にフラットで板のようなデザインのRGB30の方がカバンにしまう際など取り回しが良いように感じます。

Analogue Pocketとはほぼ同じサイズ感です。で、ありながら特大画面サイズなのでやはりう〜んこれは面白いかも!となりました。ちなみに重量は実測値でAnalogue Pocketが約278グラム、RGB20SXは220グラムと、60グラムくらい軽いので、比較すると結構軽く感じます。

ゲームボーイカラー…というかFPGBCですが、並べてみるとやはりちょっと大きめ。カラーくらいのサイズ感かな〜と想定していたら大きすぎて驚くと思います。あくまでアナポケや初代ゲームボーイのサイズ感であることを留意しましょう。

操作感

窮屈そうに見えるコントローラー部分ですが、ディスプレイ部分が大きいおかげでコントローラーが縮こまっているように見えるだけで操作がしにくいようには感じません。実際に使ってみると本体幅はしっかりありますし、ボタンやスティックが干渉することは無いので配置バランスは良いと感じます。

ただ、画面部分が大きい分ちょっと重量バランスが悪く感じるのがマイナスポイントかなと思いました。

ボタンや十字キー等は従来通りといった感じです。ABXYボタンは若干の遊びはありカチャカチャというものの、安定感のある押し心地で若干柔らかめ、ボタンの戻りは良いです。

十字キーも同様で、少し柔らかめ、しっかりシーソーもできます。

アナログスティックは埋め込みで高さが抑えられたもの、ホールセンサーではない1世代前のモデルなのが残念ですが、操作性などに特に問題は無いので無問題です。押し込みも可能。

ショルダーボタンが結構トリッキーで、鉤爪のような大きな形状をしていて、しっかりと下に向かって押さないとクリックされないものになっています。R1とR2には高さの差があり、押し分けやすいようにもなっています。

押し心地としては低めのタクトスイッチの音でポコポコと鳴る、独特な気持ちよさがあります。タクトスイッチの押し心地だけで言うとRGB30に近いです。同じパーツが採用されているのでしょうか。

そしてスタートセレクトボタン、ファンクションキーはRGB30から変わらず固くて音が大きいカチカチ音。ここがもうちょっと良ければかなりチープな印象が低減しそうだなと思うのですが・・・。

画面・スピーカー

画面

画面は本当に良いです。RGB30同様、輝度が高くて明るい場所でも見やすく、何より大きい。

解像度も720×720と高め、ベゼルはもうちょっと小さくせめて欲しいなぁとは若干思いますが、まぁそれにしても大きいです。

やはりこれも縦型の特徴と言いますか、下部がコントローラーで上は画面のみのハードというのは、画面だけを見ているような見え方になる上、顔との距離が近くなるので、体感として横型よりも大画面に感じる傾向があると思います。

見てくださいこの画面サイズ、でっけ~~~!!!って感じです。細かいことを言うと、RGB20SXは解像度的にGBがピクセルパーフェクトではないのでパキッと表示することはできず、アナポケは完璧にピクセルパーフェクトなのでドットのエッジがキレッキレ・・・というのはありますが、にしてもデカいです。こんなにデカくなくて良いんじゃないかとすら思います。

スピーカー

スピーカーも良いです。ステレオスピーカーではないものの、指に絶対被らない位置のフロントスピーカーで大音量が出せて比較的クリアなサウンド。逆に絶対にステレオが良い!!!って人はRGB30にするしかないですね。

使用感

基礎知識・注意点等

本端末はレビュー時点では技適未取得なので「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」を利用し、様々な検証を行っていきます。

エミュレータで遊ぶには

エミュレータで遊ぶためには原則以下のものが必要となります。

吸い出し機(ダンパー)

エミュレータを使う際にはゲームイメージの吸い出しを各自行う必要があります。(中華ゲーム機のざっくりとした解説はこちら

ダンパーには色々ありますが、一台だけでゲームボーイ・ゲームボーイカラー・ゲームボーイアドバンス・メガドライブ・スーファミ・64のゲームイメージとセーブデータの吸い出しが可能なCartridge Readerレビュー記事はこちら)をおすすめします。

Attention Required! | Cloudflare

(サイトは英語ですが、日本でも購入可能です)

また少しでも安く済ませたい方はGAMEBANK-web.comのダンパーを必要なハードだけ購入する、PS1、PS2等だけを遊びたい!って人はDVDリーダー+PCがあればなんとかなります。

PC(あると快適)

データを管理するのに必要となります。

MicroSD

ゲームイメージ用に推奨。付属するMicroSDは質が高くない(突然壊れる可能性が高い)上、内部にゲームイメージが含まれている場合が有るので非推奨です。

MicroSDリーダー

MicroSDをPCで読み込むために必要となります。

ROCKNIXが初期搭載

本端末にはROCKNIXと言う名前のOSが初期搭載されています。こちらはPowkiddy社が独自に開発したものではなく、有志により開発されているファームウェアです。ついでに言うと過去にリリースされていたJELOSの後継OSです。なので使ったこと有る人は馴染があると思います。

分からないことや気になることがあった場合はROCKNIXの公式Wikiを見てみましょう。

メニュー画面の構成

基本的には超シンプルで、十字キー左右でハード・アプリ等を選択、遊びたいゲームタイトルを選択で起動し、RetroArch(大体)でゲームが動くといった形式です。

基本的にはEmulation Stationというフロントエンドインターフェイスがベースになっていて、シンプルでスタイリッシュなメニュー画面です。

ゲームを起動後、セレクトボタン+XボタンでRetroArchのメニュー画面が開き、様々な設定が可能、ゲームを終了したい場合はセレクトボタン+スタートボタンです。

ファンクションキーが使えず

一つ気になる点を挙げると、ファンクションキーが使えませんでした。折角あるのに!と思うところですが、まぁRGB30ではそもそもファンクションキーが無く、OS側がまだ対応していないのかもしれません?ね。まさか顔みたいなビジュアルにしたい為に付いてるボタンなわけもないでしょうし。

ゲームをプレイ

一通りゲームをプレイしてみました。今回もこれまで同様のチップセットRK3566を採用したハードなので、動作的にはAnbernicのRG353シリーズあたりと大差ありません。

性能はさておき、やはりこの大きな正方形ディスプレイで遊ぶ体験が新しく、斬新で良いなと感じます。ぶっちゃけRGB30と同じディスプレイだと思うので、まぁ新鮮味は特に無いでしょと思うかもしれませんが、やはり縦と横で感覚は違い、またこちらも新鮮な気持ちで遊べるハードだと感じます。

感想

地味に楽しみにしていた、言わば縦型のRGB30。

想定してた通り、超でかい画面で遊ぶ体験はかなり痺れます。というか、こ、ここまでデカくなくて良いよ!って思うほどです。あと最近小さいハードで遊びすぎているのでより大きく感じます。

しかしまぁ、スタートボタン周りがニコチャンマークに見えるとか、ディスプレイが縦に長過ぎて見えるとか、普通に白とか黒が無いカラーリングとか、かなりクセのあるデザインというのは間違いないので、その点で人を選ぶかなと思います。

ヨシダ

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