二所ノ関部屋稽古見学/激しい肉体のぶつかり合い

 

 

昨日(8月13日)、二所ノ関部屋後援会会員限定の稽古見学会が行われ、見学してきました。コロナ禍の影響で、後援会関係者も一般の方々も、部屋を見学したり稽古を見学する機会のないままでした。二所ノ関親方も、本来、地域に支えられる相撲部屋を構想していたようですので、残念だったと思われます。

 

今回、後援会個人会員を人数制限だったものの、稽古見学会を実施できたことは本当に良かったと思いました。これまで、稽古見学が実施されていたことが報道されており、稽古を見たいという要望は強かったと思います。

 

午前9時に、二所ノ関親方、中村親方が稽古場に姿を現すとピーンと張りつめた緊張感が漂い、稽古は始まりました。四股や摺り足などの基礎練習をみっちりと行った後、ぶつかり稽古は肉体の激しいぶつかり合いで、圧倒されました。

 

二所ノ関親方も中村親方も、力士に声をかけ手ぶりを交えて指導をしていました。また、個人の限界を突破するように、𠮟責しながらの指導もあり、厳しさと優しさを交えたものでした。

 

友風さんのように、十両に復帰できる位置につけている幕内経験のある力士もおり、稽古を見ていると先輩力士が技術的なアドバイスをしていて、頼もしく感じました。友風さんの肉体は、見るからに他を圧倒するようなもので、怪我を克服して十両復帰、幕内への復帰を期待したいと思いました。

 

いつもは外から眺めていますが、中から見るとこのような光景です。

 

ところで、私も時間ギリギリに駆けつけ、マスクをしっかりとし、しかも少し早く切り上げてしまい、最後までいなかったのは悔やまれます。稽古終了後、親方と記念写真の撮影などもあって、稽古見学をされていた方々の交流もあったようです。フェイスブックやツイッターなどで稽古見学のことを発信している知り合いの方々もいて、返す返すも残念でした。