「一日の終わりに反省しない。
自分をだめだと思ったり
人に対して憎しみを覚えたりしたときは、
疲れている証拠だ。
そういうときはさっさと
自分を休ませなければいけない」
ドイツの哲学者・ニーチェのことばです。
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反省が
あまり実りあるものではない
ということは
科学的にも明らかになっていることで
アメリカの健康心理学者
ケリー・マクゴニガル氏によると
反省
恥じるきもち
後悔のきもち、などは
問題に固執する原因に
なってしまうのだそうです。
反省して自分を責めるほど
同じ失敗をくり返したり、
もっと大きな失敗をくり返してしまう
傾向があるのだそうです。
というのも、人間の脳は
焦点を当てたことを再び実現しようとするものだそうで
「私のここが悪い」
「あそこがダメだった」など
反省してマイナス点ばかりに
注目していると
脳は
注目し、強調しているその点を
再びくり返そうとするからだそうです。
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心を健康に保っていくには
「反省」ではなく
【内省】することが大切だと
多くの偉大な先人たちは言っています
反省と内省
どのように違うのでしょうか。
「反省」とは
頭で考え
良い悪いの価値判断によって
自分をふり返ること。
反省し過ぎると
自分を責めたり、
自己嫌悪におちいってしまいがちです。
一方【内省】とは
頭で考えることを一旦ストップし
善悪の価値判断を手放して、
自分を
ただあるがままに見つめること。
自分をニュートラルな視点から
静かに眺めて見ること。
自分に対して
良い、悪いの評価判断をしないので
自己嫌悪になったり
自分を責めて落ち込むことにはなりません。
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【善悪の価値判断を手放す】
これがとても重要なポイントです。
ただありのままの自分を
静かに認めて受け容れる。
それはつまり
良い・悪いの判断を超えたところにある
【自己受容】なのです
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