自分にやさしく、自分をゆるす。
あなたが生きづらさを改善し
【自信と安心感】で生きられるようサポートする
幸せな自己実現の専門家 江杉侑記です
前回は「パワフル!予言の自己成就って⁈」でした
「怒り」という感情に悩まされている方は
多いと思います。
心理学的に見ると
「怒り」は第二感情であり、
その背後には第一感情である
「悲しみ」や「寂しさ」「無力感」などが潜んでいます。
それらの第一感情を感じるのがあまりにも
しんどく、
自分では抱えきれなくて、
↓
「怒り」という第二感情にすり替え
↓
「怒る」という仕組みになっているんです。
では、、、
その第一感情の「悲しみ」や「無力感」の
そのもっと奥には
一体なにがあるのでしょう?
実は
「悲しみ」や「無力感」の奥には
「期待」や「執着」が隠されているのです
だれかに対する期待、執着。
そのだれかというのは
自分とって特別な存在の人。
親、恋人、パートナー。
愛してほしかった人
そんな特別な、特定の相手に対して
「こうしてくれて当然、当たり前」
という期待や執着を
私たちは気づかないうちに持っています。
身近であるが故に
その人に期待して、執着してしまう。
愛してほしかった。
優しくしてほしかった。
わかってほしかった。
認めてほしかった。
受け容れてほしかった。
それらが叶えられなかった時。
期待や執着が大きい分、
大きな「傷つき」「悲しみ」になります。
そして傷つき・悲しみが大きい分、
大きな「怒り」や「憎しみ」に
姿を変えるのです。
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特に親には、とても大きな期待を
私たちは持つものです。
親なんだから、
もっと愛してくれて当たり前だったのに。
親なんだから、
もっと優しく受けとめてくれるのが当然なのに。
どうしてしてくれなかったの。
そう、私たちは
親には【完璧】を求めてしまう
ものなのですよね
生まれて初めて会った人。
生まれてからずっとそばにいた人。
それが親。
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見ず知らずの人や、親しくない人に
「どうしてあなたは私を愛してくれないの?」
「どうしてもっとやさしく受け容れてくれないの?」
なんて、思いませんよね。
だって見ず知らずの人には
なんの期待も執着もありませんから。
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親やパートナーなど
自分にとって近い特別な存在の人には
当たり前のように
大きな期待や執着を持つ。
そして、完璧を求める。
そして
それが叶わないとひどく傷つき
その傷があまりにもつらくて、
怒りにすり替えて
怒ってしまう。
恨んでしまう。
憎んでしまう。
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ただ、、
親だからといって
完璧な人など
いないのですよね
それは本当に残念ですし、
悲しいことです。
親なんだから、
完璧に自分を愛してほしかった。
完璧に自分をわかってほしかった。
完璧なやさしい親でいてほしかった。
そう思うのは
子どもの純粋な気持ちからだと思うのです。
でも、本当に残念なことですが、
そんな完璧な親に育てられた人、
世界中探しても
ほんのわずかなのではないでしょうか。
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親であっても
未熟な、不完全な人間なのですよね。
親自身だって
悲しみや傷つきを
抱えてるかもしれないし、
自分の親に対する怒りを
抱えているのかもしれません。
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お釈迦さまは
「一切皆苦(いっさいかいく)」
とおっしゃいました。
仏教の出発点だといわれる言葉です。
「この世は思い通りにはならないものだ」
という意味です。
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親だからといって完璧ではない。
それは本当に残念で悲しいことですが、
私たちが認めざるを得ない、
あきらめざるを得ない、
とても大事な真実の一つ
なのかもしれません
「あきらめる」とは
「真実を明らかに見きわめる」
という意味。
親も不完全な弱い1人の人間。
それは紛れもない真実なのです
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親に関することはなかなか難しいですね。
私も経験があるのでわかります
今後、この「怒り」の感情を
どう扱ったらいいか、
「ゆるす」ためには
どうしたらいいか、について
『ゆるすということ』というシリーズにして
記事を書いていきます。
よければご参考になさってくださいね
最後まで読んでくださって
ありがとうございました。
あなたの毎日が
穏やかで安らかでありますように
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遊びにきてくださいね♡
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