あなたが生きづらさを手放し
【自分が自分であることの確かな安心感、自己信頼感】
で生きられるようサポートする
幸せな自己実現の専門家 江杉侑記です
前回は「グルグルネガティブ思考からの【脱出5ステップ】」でした
不機嫌な人がそばにいたら
あなたは普段、どうしていますか?
「あの人の不機嫌、私のせいかも」
「私、何をすればいいの?」
などと、気を遣って
相手の機嫌をとってしまうようなこと
していませんか?
セクハラやパワハラと同じく
ハラスメント
(人を困らせること、いやがらせ)
の一つに
「不機嫌ハラスメント(フキハラ)」
があります。
理由も述べずに不機嫌な態度をとり、
相手に無言の圧力・プレッシャーをかけ、
相手を萎縮させたり
気を遣わせたりすることです。
不機嫌ハラスメントは
言葉を介さずに「態度で」
表されます。
例えば、なにか頼むと
無言で返事もせず
不機嫌な表情をしたり
大きなため息をついたり
舌打ちしたり
イスやドアを乱暴に扱い
大きな音を立てて
その場を立ち去ったり、、
こんな人がそばにいたら
不愉快ですが、
職場や家庭内で
わりとよくある光景ではないですか?^^;
まわりに不機嫌をまき散らすことを
心理学では
【アクティングアウト】
といいます
アクティングアウトとは
「自分では抱えきれない感情を
行動や態度にして表に出すこと」
不機嫌な態度
イライラした態度
批判する
責める
怒鳴る
物に八つ当たりする
無視する
などは
典型的なアクティングアウトです
自分の心にある感情
例えば
不安、みじめさ、劣等感、などを
自分で抱えられるほどの
丈夫な心の器がないため
それらが
「態度」や「表情」などで
外側に漏れ出てしまう行動
のことで、
心が未成熟な段階にある人に
よく見られるものです。
自分の不安や劣等感などに
自分で気づいていない、
あるいは
自分で認めたくなくて、
それが無意識のうちに
怒りやイライラなどの
攻撃的な第2感情に
すり替えられ、
その攻撃的な感情を
「態度で」まわりにいる人に
アピールしてしまうのです。
・
・
不機嫌ハラスメントの背景には
「相手を自分の思い通りに
支配・コントロールしたい」
「自分に注目してほしい、構ってほしい」
という幼稚な欲求があります。
自分の不安や恐れ、
または怒りなどの感情は
落ち着いて冷静に
言葉で相手に伝えるのが
精神的に成熟した大人なのですが、
フキハラをする人は
言葉を使わず
「態度」や「雰囲気」で
自分の不機嫌をまわりに表明し、
それを察してもらい、
気を遣ってもらうことで
自分の欲求を
通そうとするのです。
それはまるで
まだ言葉が使えないので
泣くことで
母親を自分の思い通りに動かそうとする
小さな子どものよう。
やっていることは同じなんです
でも
【その人の不機嫌は、その人の問題】
です
大人対大人なのですから、
こちらが
その不機嫌の責任を感じて
一方的にお世話をする必要などありません。
小さな子どもの世話をするように
こちらが一生懸命気を遣って
察してあげて
その不機嫌解消のために動く必要など
まったくないのです。
そういう人には
「さっきから不機嫌そうだけど、
何かあったの?
ちゃんと言葉で説明してくれなければ
わからないわよ」
そう言って
言葉できちんと説明することを
求めればいいのです。
こういう場合は
相手と自分の間に
意識的に【境界線】を引いて
「自分の課題と相手の課題」を
しっかり区別
することが大切です
私たちがしなければならないのは
人の機嫌ではなく、
自分の機嫌をとってあげること
不機嫌ハラスメントに
ふり回されることなく、
その人との間に
【境界線】を意識的にしっかり引いて、
自分のことに集中する
自分の心地よさを
自分でしっかり確保してあげる
そちらにエネルギーを
使っていきましょうね☺︎
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