普段あなたはこんな風に思っていませんか?
・お友達からの頼まれごと断りたいけど、関係を崩すのが怖くて断れない。
・自分はその程度の人間だ…と自分に劣等感を抱いている。
・自分の欲求や希望を家族や友人に伝える時は、控えめに言っている。または、交換条件にしている。
・疲れたり、落ち込んだり、腹が立ったり、寂しくなったりした時にそれを表現することを抑えている。
・失敗したくないから、あまり挑戦もしない。
もし、そんな風に思っていたら…こちらの記事をぜひ読んでみてください。
この記事を読むと…
・自尊心が復活する。
・ネガティブな感情も正しい形で表現できる。
・失敗を恐れない輝かしい人生を送ることができる。
・人間関係のストレスが減る。
- 自信がない、劣等感ばかり、失敗が怖いと思っている人、アサーションを学んでみませんか?
- 1,人間だもの、失敗する権利があります。
- 2,人間だもの、人を傷つけることもあります。
- 3,人間だもの、感情があります。
- まとめ
自信がない、劣等感ばかり、失敗が怖いと思っている人、アサーションを学んでみませんか?
アサーションって聞いたことありますか?
アサーションとは、『自他の権利を侵さない限り、自己表現してもよい。』という意味です。
日本人はとくに我慢が美徳の国家。アサーションできていない人が大勢います。
今日は、アサーションを獲得して、人間関係ストレスフリーを目指しましょう!
さて、いきなり結論からいきますが、アサーションで大事なことって何でしょう?
それは、『人間だもの』Byみつを です。
①人間だもの、失敗する権利があります。
②人間だもの、人を傷つけることもあります。
③人間だもの、感情があります。
詳しく説明していきますね。
1,人間だもの、失敗する権利があります。
私達は、誰でも過ちをおかすものです。
完璧な人間なんてどこの世に存在しません。
大事なのは、人間には失敗する権利があるということ。
権利という所がポイントです。
これが、失敗に対して責任を持つ義務になってしまうと、挑戦を怖がったり、失敗を隠そうとするようになります。
親自身が失敗を恐れて子育てをしていると、お子さんは『失敗してはいけないんだ』と学び、失敗した時に誰か他人のせいにして自分は責任を負わない事が往々にしてあると思います。
私達は、失敗してもいいんです。
失敗を前提にしていれば、
それを根底に刻み込んでおけば、成功するまでずーっと試行錯誤ができます。
2,人間だもの、人を傷つけることもあります。
人を傷つけまいと頑張る人
人を傷つけてはいけないと義務感を持っている人は、どんな行動を取るでしょうか?
上記を同じように、人を傷つけてはいけないと細心の注意を払うようになると思います。そして、同時にこんな心が芽生えてきます。
『人を傷つける人は敵だ。配慮のない人は攻撃しなければならない。』
ちょっとした注意が…ちょっとした喧嘩が…大きくなると、戦争を引き起こすのではないかなと思いました。
人を傷つける事もあると考えている人
逆に私達は、人を傷つけることがあるという前提でいるとどういった行動を取るでしょうか?
人間は、失敗を繰り返す生き物です。
失敗を認めて、どのようにフォローをするかを身につければよいと考えるようになるでしょう。
または、自分が傷ついた時には、それを適切な形で表現し、再び起きぬよう努力してもらおうとするでしょう。
決して、責めたり、非難をすることはないと思います。
DESC法
自分が傷ついた時、またはよくない状況を変えるために、DESC法というテクニックがありますので、紹介しておきます。
例)子どもがテレビの音量を大きくしている。小さくしてほしいと感じた時。
①状況や行動を描写します
ねーねー、テレビの音量が今、40だね。
②自分の感情を表現、説明します
ママは少し大きいかなって思うんだけど~
③望む行動、妥協案、解決策を提案します
音量30にするか、イヤホンで聞いてもらってもいい?
④提案にYes,Noを想像、その結果の選択肢を提示します。
Yes→ありがとう。
No→この番組はあと何分で終わるの?……など。
当たり前のことかもしれません。
でも、子ども相手だと、『うるさい!!小さくして!!』その一言で終わりにしてませんか?
子どもにもアサーション権があります。
自分にもアサーション権があります。
皆に等しくアサーション権があることを忘れないようにしようと思います。
3,人間だもの、感情があります。
哀しかった、楽しかった、嬉しかった、怒った…自分の感情に蓋をしていませんか?
自分は上の立場だから…自分は下の立場だから…自分は親だから…
など立場を考えるあまり、感情の表現を抑えていませんか??
感情は自分のものです。
自分の責任で表現できるものです。
よくママさん達からこんな相談を受けます。
旦那が口が立つ人で、全て言いくるめられてしまう…その後、私は何も言えなくなる…
自分の意見があっても、旦那が決定するから…
夫婦で意見が分かれてたら、子どもも混乱するよね…
自分の対応能力がなく意見が言えない…って事ありますよね。
または、意見を合わせておいた方が何かと都合がいい…って事もありますよね。
しかし、これを続けていると、あなたの中のモヤモヤがむくむくと膨れ上がり、爆発する時が必ずきます。そして、子どもは『家族で意見を一致させなければならないんだ』と義務感を覚えてしまうでしょう。
このような場合は、
相手と自分の経験、価値観、意見、行動様式は違う
ということを頭に入れておきましょう。
同じでなければいけないなんてことがありません。
相手と自分は違う生き物で、違う感情を持つのです。
『今はあなたとは違う意見だけれども、暫定的にこうしましょう』という風に、自分で妥協を選ぶこと、これが大事です。
結果としては同じかもしれませんが、無理やり意見を合わせるのではなく、自分が妥協案を選んだと考えるのです。
そして、子どもも
お互いに意見が違ってもいいんだなぁ。感情は表現してもいいんだ!
という学習してくれるでしょう。
まとめ
自信がない、劣等感ばかり、失敗が怖い…そう思っている方、心の中で『人間だもの』と3回唱えてみてください。大丈夫です、私達は、全人間アサーション権を持っています。自分の気持ち、正直に表現してみましょう。もし相手を怒らせたりしてしまったら、その後のフォローの仕方を学べばいいんです。人生に失敗なんてありません。成功までの道半ばです。あなたという存在は世界で一人の大事な人です。
生きていてくれてありがとう。
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この記事を書いている私はこんな人。
小3双子の母。言語聴覚士。
長女は、軽~中等度知的障害、自閉症スペクトラム。ホームスクーラ-。
次女は、軽度のADHD・自閉症スペクトラム。公立小学校の授業を自分で選択し、部分登校している(ハイブリットスクーリング)。
子育て中に、アドラーの心理学を学んだり、教育移住を経験し、『人との対話』が世界で1つの家族の幸せに辿りつける方法だと気付く。 ”置かれた場所で咲きなさい”ではなく、”咲ける場所を探していこう”という子育てスタンスで、学校と学校外の学びの場を重要視している。 発達障害・知的障害児の子育てをしているママ達が幸せな人生を送り、育児を楽しめるようにお茶会・コーチング・コンサル・講座を開催している。