シェーン・ビーバー選手のスライダーの投げ方

シェーン・ビーバー選手のスライダーの投げ方

シェーン・ビーバー選手は、2016年のMLBドラフト4巡目でクリーブランド・インディアンスから指名され、MLB入りした投手です。

投球スタイルは、フォーシームと変化の大きいナックルカーブ。そしてスライダーとチェンジアップを操り、抜群の制球力で打者を翻弄し、2020年のシーズンオフには、アメリカン・リーグのサイ・ヤング賞を受賞しました。

また、その前年にあたるフルシーズンの2019年にも、15勝8敗、防御率3.28、259奪三振、40与四球と活躍し、年齢も若くこれからのさらなる活躍が期待されています。

シェーン・ビーバー選手
写真:Pitching Ninja より

今回は、シェーン・ビーバー選手のスライダーの投げ方についてご紹介します。

シェーン・ビーバー選手のスライダーの凄さ

シェーン・ビーバー選手は平均150km/hのフォーシームとナックルカーブが投球の半分以上を占め、リリースまで球が体に隠れているような独特なフォームが特徴のピッチャーです。

球速以上に打つことが難しいフォームの特徴に加えて、スライダーとカットボール、チェンジアップを交えた投球で、2020年には8勝1敗、防御率1.63、122奪三振をマークし、投手三冠に輝きました。

シェーン・ビーバー選手のスライダーは、縦に落差が大きい落ちる軌道を描き、奪空振り率は全球種の中で6割近くの数値を記録し、決め球としても使っている球種です。

このスライダーと特徴的なフォームも相まって、2021には4試合連続2桁奪三振を記録するなど、活躍を続けています。

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シェーン・ビーバー選手のスライダーの握り方

シェーン・ビーバー選手のスライダーは、人差し指と中指をくっつけた状態で中指をボールの縫い目に添うようにして指を置きます。そして、中指の対角線上にある親指もボールの縫い目に添うようにして指を置き、全体的にボールを深くボールを握ります。

シェーン・ビーバー選手のスライダー
写真:Pitching Ninja より
シェーン・ビーバー選手のスライダー
シェーン・ビーバー選手のスライダー

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シェーン・ビーバー選手のスライダーの投げ方

シェーン・ビーバー選手のスライダーは、ストレートを投げる時と同じようにして強く腕を振りながら、腕全体を縦に振り下ろしながら手首を寝かせる様にしてボールをリリースします。

リリースする際、シェーン・ビーバー選手は手の甲を三塁側へ向けてリリースすることで、変化量を大きくさせています。

スライダーの投げ方の連続写真
写真:MVPFLF より
スライダーの投げ方の連続写真
スライダーの投げ方の連続写真
スライダーの投げ方の連続写真
スライダーの投げ方の連続写真
スライダーの投げ方の連続写真

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