今回は横浜のドヤ街、寿町にある
角打ち「ことぶき酒店」の激渋酒場レポート。
ガチのエクセル画ありません。
写真にゆるエクセル画のハイブリッド仕様です。
滅多にいかない石川町
先月、つまり4月の半ばに三大ドヤ街の一つ
横浜の寿町に行ってから1か月たたないうちに
ふたたび寿町で飲むことになってしまった。
今回はお昼に横浜・石川町の上品な和食処でお食事会。
滅多に頂く機会がない和食懐石コースを
滅多にいかない石川町でいただくことになった。
(ここは本題ではないので料理やお酒は割愛します。)
14時過ぎにお開きになったけど、
せっかく横浜に来て帰るには時間が早い。
でも滅多に来ない石川町あたりは不案内なので
昼飲みできそうなところが思いつかない。
そういえば先月行った寿町に角打ちがあったはずだ。
寿町は石川町の隣だ。
この前は時間がなくて入りそびれたから
今回はそこでもう1,2杯飲むことにした。
ちなみに前回の様子はこちら。
ふたたび寿町へ
この前のルートとは逆に石川町から寿町に向かってみた。
JR高架をくぐっていくといきなり廃墟のようなホテル。
古さから廃ホテルのようにも見えるけど看板は新しそうだ。
エントランスみたいなところには照明がついている。
テレワークにも使えそうだけど
なんだか情念の籠り具合がかなり強い建物だ。
勇気が必要だ。
石川町のこじゃれたお買い物ゾーンとは一線を画した
しっとりねっとりした粘度が高まってくる。
奥に行くといろんな業態のお店がは入ってそうな
雑居ビルや簡易宿泊ホテルも増えてくる。
そしてこの街の主要交通手段の自転車の路駐も一挙に増加。
角打ち「ことぶき酒店」
今回取り上げる「ことぶき酒店」は
この寿町のほぼ中心地に鎮座している。
この前取り上げた「のものも」は
食べログ上には存在してなかったけど
「ことぶき酒店」は食べログにも載っている。
道が交差する角地の酒屋さんで
交差手角地側に酒屋の小売りコーナー入り口、
側面道路沿いに角打ち入り口がある。
入り口はガラス張りなので、中の様子がわかるので入りやすい。
この前の「のものも」もそうだったけど
この辺のお店は入り口開けっ放しで
中の様子が見える店が意外に多い。
(もちろん全くわからない店もそれなりにあります)
ちょっと見は誰もいないようだ。
入ってみよう。
スーパードライ大瓶470円
誰もいないと思ったら
店舗中央のカウンター席には
常連先輩が先行して飲まれていた。
そして白髪の女性が女将さんで注文をさばいてくれる。
女将は
「よくわかんなくなっちゃうから」
と会計は都度払い。
とりあえず飲み物を選ぼう。
ボードの真ん中左手に飲み物メニュー。
小さくてすみませんが
大瓶が430円。
中瓶は370円。
これ、スーパードライです。
首都圏エリアの飲み屋では大瓶が500円以下。
最安値のような気がする。
とりあえずビールにしよう。
缶チューハイやお茶割りは170円。
すばらし過ぎて飲み物の写真を撮り忘れてしまった。
店内見取り図
店内の壁沿いにはカウンターが張り巡らされている。
結構広い。
でも椅子はない。
完全スタンディングスタイル。
↓がおぼろげな記憶でエクセルで描いた店内見取り図。
壁には「土工急募」ポスターが貼られていて
仕事情報もゲットできる。
日当1万円だ。
労働者の街ならではだ。
TVは3台あって、客がいるエリアのTVを順次つけてくれる。
この日は夕方の民放ニュースはどこも市川猿之助メイン。
NHKがサミット関連を粛々とレポートしていた。
店舗左側が小売りコーナーになってて
こっちは主に大将が担当している。
棚にはキープ用の甲類焼酎も構えている。
大将、女将のゆるエクセル画
「ことぶき酒店」の営業時間は
朝9時~19時の12時間営業。
夜は早じまいだけど朝から飲めるし
夏場はエアコンも効いてそうだ。
この街にフィットした営業スタイルだ。
カウンター上には立浪部屋のパネルも数か所置かれている。
推し案件なんだろう。
場所柄、小さくなって飲むんじゃないかと思ったけど
のんびり、まったりとした角打ちだ。
なんだかまた来たくなるなぁ。
そういえば福岡・久留米に似たような屋号の角打ちに行ったな。
よろしければこちらもどうぞ。
最後に大将と女将をうろ覚えのエクセル画で。
酩酊。