アメリカでは様々なブランドの醤油が手に入ります。そこで今回は、キッコーマンの醤油と、大型スーパーのウォルマート(Walmart)のプライベートブランドの醤油を比較してみました。
キッコーマン vs ウォルマート の醤油
今回比較をしてみたのが、こちらの2種類。左が大型スーパーWalmartのプライベートブランド「Great value」の醤油、右がKikkomanの醤油です。これ以外にも、アメリカでは各種スーパーのプライベートブランド醤油や、中華料理調味料ブランド「李錦記」の醤油など、様々な醤油(soy sauce)が手に入ります。
お値段
まずはお値段比較。今回はWalmartブランドの商品と比較するので、Walmartでの小売り価格を比較しました。
- Kikkoman : $2.54(15 fl oz)(約444 ml)
- Walmart : $1.32(15 fl oz)(約444 ml)
結果、Kikkomanの方が倍近く値段が高いです。
成分と特徴
次に、それぞれの成分表を比較してみました。どちらも一食分大さじ1(15ml)あたりの表示となっています。違いのある部分を一覧にしました。
Kikkoman
・カロリー(Calories) :10 cal
・塩分(Sodium) :960 mg (42%)
・たんぱく質(Protein):2 g
Walmart
・カロリー(Calories) :5 cal
・塩分(Sodium) :900 mg(39%)
・たんぱく質(Protein):1 g
結果、カロリー、塩分、たんぱく質の全てでKikkomanが上回りました。特にカロリーはWalmartに比べてKikkomanが2倍でした。
次に、もう少し細かい表示まで確認していきます。
Kikkoman
・伝統醸造(traditionally brewed)
・防腐剤不使用(no preservatives added)
Walmart
・天然醸造(naturally brewed)
・防腐剤として安息香酸ナトリウムを含む
(sodium benzoate as a preservative)写真の下線部参考
防腐剤の有無が異なりました。醸造方法については、言葉だけで詳細は確認できませんが、Kikkomanのホームページによると数か月熟成となっています。Walmartブランドについては確認できませんでした。
味と香り
ここからは主観になってしまいますが、筆者の感じたそれぞれの醤油の違いについてまとめてみます。(写真は左:Kikkoman、右:Walmart)
Kikkoman
・色 : 透き通る濃い赤
・香り: 濃い(醸造されていると感じる)
・味 : コクのある味
Walmart
・色 : Kikkomanに比べると若干薄い
・香り: 薄い
・味 : 塩味が強い(コクは少なく、塩っぽい味)
結果、日本人として食べ慣れている美味しい醤油は格段にKikkomanでした。直接味見すると特に味の違いが明確でした。料理に使えば、違いは分かりにくくなると思われます。試しにWalmartサイトのレビューを見てみると、「Kikkomanは味が強すぎる」「Walmartの醤油と高い醤油の違いが分からない」などのレビューも見つけたので、美味しさの判断は個人の好みだなと思います。
まとめ
今回はアメリカでキッコーマンの醤油と、大型スーパーWalmartのプライベートブランドの醤油を食べ比べしました。値段、成分、味、全てに違いがありました。今回は2種類しか比較しませんでしたが、醤油選びの参考にしてみて下さい。ちなみに、キッコーマン醤油は、コストコで大きめサイズを購入するとよりお得になります。
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