こんにちは!耕す太郎です。

皆さんご存知の通り、もう年末です。

今年の4月に「耕す太郎の酒日記」がスタートしまして、8ヶ月です。

そして今年の4月から買った日本酒の記録も始めたのですが、ちょうど8ヶ月経った日に数えてみたら72本に及んでおりました。

こんな呑兵衛のブログにお付き合い頂き、本当にありがとうございました。

来年もよろしくお願いします。

8ヶ月で72本ってことは、1ヶ月換算で9本。

このペースで1年間で換算すると、、、、。

108本。

なんと!煩悩の数!

ほんとに偶然です。

耕す太郎の煩悩は日本酒でした。

さあ、年末といえば除夜の鐘。

108回鐘を打って煩悩を消して行く。

待て待て。このままだと鐘と同時にお嫁ちゃんに日本酒を叩き割られてしまいます。

年末だから除夜の鐘のお話をしたかったのですが、今回は違うお話。

はい!どん!

今年最後のはい!どん!

「芝浜」

そう!

落語の年末の演目といえばこれなんです!

『「芝浜」(あらすじ)

腕は良いけど、酒ばかり飲んで何日も仕事に行っていない魚屋の勝五郎

女房は勝五郎をたたき起こし仕事に行かせました。

しかし芝の河岸に着くと時間も早いため、まだ誰もいません。

しかたがないので浜辺で顔を洗ったりしていると、波打ち際に革の財布を見つけます。

中を見てみると五十両。

勝五郎は慌ててそれを懐に入れ、急いで家に帰りました。

長屋に戻ると飲み仲間を呼んでドンちゃん騒ぎ、そのまま酔いつぶれて寝てしまいました。

次の朝。

女房「おまえさん仕事に行っておくれよ」

勝五郎「なに言ってんだ?昨日の五十両があるだろう?」

女房「五十両って何さ?しょうがないねえ、夢でもみたんだね」

勝五郎は金を拾った夢を見る自分が情けなくなり、それからは酒を絶ち、一生懸命に働きました。

元々腕はいい勝五郎、3年経つ頃には、小さいながらも表通りに店を構えるまでになったのです。

そして大晦日の夜。

女房は3年前の五十両の件を切り出しました。

実は勝五郎を改心させるために大家さんと相談し、夢だということにしていたのです。

本当は五十両を拾っていて、勝五郎が寝てる間に女房が役所に届けていたのです。

五十両は落とし主が見つからなかったので、こちらに戻っていましたが、また怠け者の勝五郎に戻るのではないかと心配で言い出せなかったと女房は勝五郎に詫びを入れました。

しかし勝五郎は女房の心遣いに感謝し、頭を下げる。

喜んだ女房は3年ぶりに「好きなお酒を飲んでほしい」と勝五郎に勧めます。

勝五郎は杯を口まで持って行くと、ピタリと飲むのを止めます。

勝五郎「やめておこう、また夢になるといけねえ」 終』

年末といえば大掃除。

大掃除していたらお嫁ちゃんが部屋の模様替えに意欲を見せてきました。

長女も一人部屋が欲しいと言っています。

次女もよく分かってないけどテンション上がっています。

耕す太郎に決定権はございません。

お嫁ちゃんが少し腰を痛め、耕す太郎は腕がプルプルしております。

無事に大掃除&模様替えが完了しました。

ではご覧下さい!

ビフォー
2台のベッドをくっつけて4人で寝ていた寝室。もう一つ空いていた部屋は物置でした。

なんてことでしょう。

アフター
ベットを別々して1台は今までの寝室に、もう1台を長女の一人部屋へ。

ん???

ペラペラの布団が一式出てるぞ?

なんてことでしょう!!

僕は床で寝るようです!

刺激的ビフォーアフター。

大仕事が終われば夕食です。

長女は一人で寝るのを緊張してそわそわしています。

次女は眠くなっていてお嫁ちゃんに甘えています。

こっそりもう1杯日本酒を注いだ耕す太郎。

「それで最後にしておきなよ」

見つかりました。

それを見ていた長女はにやにやしてます。

娘よ、お母さんのおかげで健康で美味しいお酒が飲めているんだよ。

次女はお嫁ちゃんの腕の中ですやすや。

そろそろ僕も眠くなってきました。

ペラペラの布団でも楽しい夢が見れそうです。

おしまい。