アルゼンチンのお菓子、アルファホール


 先日、夫が仕事から帰ってきたら、かばんからおもむろに取り出してテーブルの上に置いたのは、銀紙に包まれたものでした。「今日職場に新しくアルゼンチンの人が来て、おみやげだってもらった。アルゼンチンでは有名なお菓子なんだって」と夫談。パッケージを見てみると、Havanna Alfajorと書かれていて、その下には英語でcookies sandwich filled with milk caramel spread and covered with a light coating of Italian meringue(ミルクキャラメルスプレッドをサンドしたクッキーに、イタリアンメレンゲを薄くコーティング、とかそんな意味)と書かれています。これを読むだけで、いかにも美味しそう。南米のお菓子って、なんでこうもわくわくするんでしょうか。夫よ、持って帰ってきてくれてありがとう!

 自分世代が中高生のころに我々がソニープラザ(略してソニプラ)と呼んでいた、現在のプラザ Plazaには、海外の珍しいものがたくさん並んでいて、とくにここで売られている文具とお菓子には夢中になったものです。このとき、売られていたのは主にアメリカやヨーロッパのお菓子ばかりで、それ以外の地域のお菓子はほとんど見た記憶がありません。そのため、中南米のお菓子は個人的に馴染みがなく、その分、手に入るとすごくうれしい! これまで、ブラジルとボリビアのお菓子は食べたことがあるのですが、アルゼンチンは初めて。

 Havanna(アヴァナ)というメーカーのAlfajor(アルファホール)というお菓子は、アルゼンチンでは知らない人がいないほど国民的なお菓子のようで、世界的にもアルゼンチンのお菓子としてよく知られているみたいですね(私はまったく知らなかった)。今回いただいたのは、メレンゲでコーティングされたミルクキャラメル味でしたが、ほかにもいくつか別の味があるようです。

 銀紙がシールなどで密閉されておらず、ただ包まれただけだったのに軽く衝撃を受けつつ(笑)包みを開けてみると、真っ白なメレンゲにコーティングされた丸いものが出てきました。

半分に割ってみると、パッケージに書かれているとおり、ミルクキャラメルのスプレッドがクッキーで挟まれています。

あるサイトでは『日本人には甘すぎる』とあったので、覚悟して食べてみたら、これが非常に美味! メレンゲのパリッとした食感に、ミルクキャラメルの甘く柔らかい口当たり、そしてクッキーが意外にも甘さ控えめで、全体のバランスが取れていてとっても美味しい。癖になりそう。紅茶を飲みながら食べたのですが、お茶請けに最高。ああ、幸せ。夫とはんぶんこにしたので、もしこれを一人で一個丸々食べたら甘すぎ!と思ったかもしれませんが、お茶と一緒だったら問題なく一個食べられそうでした。あー、また食べたい。

 気に入ったお菓子があると、どこかで手に入れられないかとつい調べてしまいます。ドイツでも買えるところがありました。同じ味があることも確認済みなので、もしかしたらそのうち買っちゃうかも……!
 
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2件のコメント

  • yukaさん、美味しそうですね。クッキーが甘すぎないのが勝因でしょうか。しかもドイツでもう買える場所を調べているとは!これは時々買って堪能できそうですね。私も食べたくなってきました。
    その同僚さん、また違うお菓子をくれるかもですね。HAVANNAという会社のサイトみましたけど、小さいサイズのもありますよ。ほかにも美味しそうなお菓子が!
    https://www.havanna.com.ar/productos/

    • メロンパンさん、コメントありがとうございます。
      このお菓子は、美味しくてビックリしたんですよね。結構甘いのでたくさん食べるようなものではないと思いますが、ときどき食べたくなる味だと思いました。
      欲しいと思ったものや気に入ったものは、すぐに調べる習性があるんですよね。このお菓子はパッケージに商品名が書いてあったので、調べるのは楽でしたが、たとえ商品名が分からなくても、執念で突き止めたりもします(笑)。
      ここのお菓子、本当に美味しそうですよね。レモン風味のクリームをビスケットで挟んだお菓子が気になります!

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