DIY大家の覚え書き@TOYAMA

富山にて不動産投資で経済的独立を目指す戦いの記録

エアコン設置のために外壁の穴開け:プロから学ぶ方法

3号戸建には物件購入時からエアコンがない。

人が住むことになれば当然必要になるだろうが、この物件の間取りは6DK。

入居者がどんな使い方をするか分からない内からエアコンを設置しても、それが無駄に終わる可能性がある。

そのため今回は入居者が決まってからエアコンを設置した。

 

入居募集の段階からエアコンの設置場所を選べるようにしておき、申し込みの段階でその部屋を決めてもらう。

保証会社の審査が降りた段階で作業に入った。

だが設置することになった部屋はこれまでエアコンが付いていたことがない様子。

外壁側にも穴はなかった。

つまり配管用の穴を壁に開ける必要がある。

既に入居が決まっていることもあり、この作業にあまり時間をかけられない。

そういった状況から今回は勉強も兼ねて設置をプロに頼むことにした。

1.モルタル塗りの壁への穴開け

設置場所は和室、壁はモルタル塗りの砂壁。

その上から壁紙を直接貼ってある。

外壁はトタンでいかにも薄そうな感じだ。

 

穴を開けるために使用する工具としては

 ・ハンマードリル

 ・コアドリル

 が必要となる。

これはインパクトドライバーに付けられるものとは規格が違う。

 

まず私が気になっていたのは

  壁の素材に応じてコアドリルを使い分けるかどうか

である。

作業を依頼した電気屋に聞いてみると

  モルタルとトタンの壁であれば同じものを使えば良い

らしい。

ただ

  コンクリートの壁であれば専用のものを使う必要がある

とのことだった。

 

続いて穴を開けるとき、どこに開けるかだ。

壁にはボードの他にその下地となる胴縁などがある。

この胴縁などの木部にも穴を開けてしまって良いのか。

この点についてプロは

  気にせず穴を開けて良い

という意見だ。

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実際今回も胴縁に思いっきり穴を開けたが、特に異常はなかった。

そちらよりも大事なのは外壁側の窓の上にある庇(ひさし)に穴を開けないかだろう。

この点については電気屋も慎重に場所を測り穴を開けていた。

2.室内機の固定について

また室内機の背板を壁に固定する際は、特に和室用の吊り下げ型金具を使わず直接ビス打ちしていた。

プロ曰く

  6~10畳くらいの小型エアコンならビスのみで十分

ということだった。

今回はビスを8本ほど打っていたが、和室のこの位置は胴縁があまり入っていないのでどこまで下地が効いているのかは不明だ。

だがそれでも十分な強度は出るらしい。

 

3.室外機は地面から離し水平に

室内機を設置したら後は配管の設置場所を決めて、化粧カバーもそれに沿って設置していくだけだ。

また室外機は極力コンクリートブロックなどの上に載せるようにして、地面から離し水平を保つ。

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後の配管接続要領は私も以前やったとおりの流れだった。

 

hacchi6.hatenablog.com

hacchi6.hatenablog.com

 

しかしプロは使うペアコイルも大容量のものを切り出して使うため、その場で配管をカットしてフレア加工も行う。

それぞれの作業が非常にスムーズであり、DIYでは敵わない技術の高さを感じさせた。

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これらの作業を2時間足らずで終えた。

DIYなら少なくとも半日はかかる作業になっていただろう。

4.おわりに

今回プロの仕事を間近で見せてもらうことができた。

この作業に限らず普段気になっていた疑問を色々とぶつけさせてもらい、非常に良い勉強になった。

 

エアコンの設置は今回1から学ぶことができたし、穴開け以降の作業自体は自分がやったことのあるものばかりだったので、これまで学んだ方法を洗練させていけば十分使えるものだという自信に繋がった。

おそらく次の4号戸建ではこの作業を実際にDIYすることになるだろう。

 

 

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