スラムの片隅から世界を、、【YUMEKAKE/JOHN's diary】

国際協力活動のなかでのマジメな話からゆる~い話まで/海外から日本から

【ミャンマーの黄色い旗】 ~コロナが収束してきたからって世界が平和になったわけじゃない、、   (#欧米では更なる感染拡大 #ブレイクスルー感染 #結局コロナはミステリー #新型コロナウィルス経口治療薬 #ニューノーマル #ウィズコロナ #コロナの深い傷跡 #原油価格高騰と経済停滞 #国軍の弾圧が続くミャンマーASEAN不参加 #ミャンマーの白い旗と黄色い旗 #コロナの恐怖を風化させず教訓に)

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もうコロナについてあーだこーだ論じるのは意味がないとは思いつつ、、、

なんだけど、ヨーロッパではまた感染が広まってる。

ワクチンのおかげ(?)で以前のパンデミックよりはマシな状況(医療ひっ迫とか)のようだが、進む規制緩和の中、これからどうなるかわからない。

すごい単純に考えれば、欧米はワクチン打ち始めるのが早かったんで、抗体が減少するのも早いわけで、ということでブレイクスルー感染に至ると🙄

だとしたら、日本も数か月後にはそうなるのかな?

ただ、日本の場合、もともとマスク大好きだった国だし、スキンシップは嫌いだし、規制緩和でいろいろもとに戻っても、ある程度の感染抑止はできるんじゃないかなーって思うけどな。あ。でもやっぱわからない😅

ところで、日本と似たよーな感じの韓国でも今、感染拡大がまた始まってる。

ワクチン接種率やマスク事情とかも日本と同じふうなのに、なぜ?

で、結局、韓国人の間で今、言われてるのは、、、

「ミステリー」

だと😅

いきなり日本で感染者が減ったのも、国によってはまたパンデミックが始まってるのも、結局はミステリーだ。

というわけで、やっぱ知ったかぶって論じても仕方ないし、同様に誰の論も信じない。ただ現実だけを受け止めて、自分で判断して行動しよう。と思う。

いろいろあるけど、

世界の流れはコロナとの共存へと規制緩和の方向へと動いてる。

経口治療薬のメドもたったようだし、もう後戻りはできない、というか、しなくていい。ニューノーマルでもウィズコロナでも、「元通り」でも、自然に向かう方向へ進んでいけばいい。

もうごちゃごちゃ騒いだり、不自然に無理するのはやめて、ただ現実を受けいれて、これまでの教訓を活かしつつ、日々を過ごせばいいと思う。

しかし、今ある現実は、甘くはない。

コロナの傷跡は深い。

それこそミステリーで乗り切ってきた日本ではあまり感じられないが、途上国では先の見えないダメージが庶民に重くのしかかっている。

NGOの現地事務所のあるフィリピンでも、規制緩和が進んでる。

人々は「もうコロナは終わりね。今年はクリスマスを楽しもう」ムードになってる。

それは素敵なことだと思う。

だが、街には路上生活者が増えた。

自分の関わってるほんの小さなエリアでさえ、多くの方々が亡くなったり、病気になってる。それはあきらかにコロナ前より顕著に。(あ。フィリピンの場合、出生率も大幅に上がったけど。ステイホームで😅ちなみに日本では逆に減った。コロナ不安でだろう。国民性の違いだよね。)

ガソリン等の原油価格の急騰(これもコロナが大きな要因のひとつだが)もあって、物価は上がり、かといって、一度止まった経済は未だ停滞している。

ロックダウンで仕事を失った人々がすぐに仕事を見つけられるわけでもない。

コロナ渦の中、多くの貧困層は、自宅で作った総菜を近所で売ったりしてなんとか食いつないできた。

栄養失調や飢えによる病いや死がまん延した。

ウィルスの恐怖が薄らいだと言って、今ある暗闇から、すぐに脱出できるわけではない。

それもまた現実。

そして、もちろん問題はコロナだけじゃない。

コロナが収束すれば、また様々な世界の問題が、あらためて表面化してくるだろう。

写真はミャンマーの様子。

先月末、ASEAN東南アジア諸国連合)のオンライン形式の首脳会議を開催した。

ASEAN特使とアウンサンスーチー氏ら拘束されている民主派指導者との面会など、ミャンマー情勢の打開を目的とした合意を実現しようとしないミャンマー国軍に対し、ミンアウンフライン国軍総司令官の出席を認めない異例の強硬措置をとった。

ASEANはミンアンフライン総司令官以外のミャンマー代表を招待したものの、ミャンマー側はこれを拒否し欠席する事態となった。

ASEANが今後もこうした厳しい姿勢を継続するか注目されるが、議長国ブルネイのボルキア国王は「ASEANはいつでもミャンマーと共にある」としつつも「国軍がミャンマー国民に寄り添い、国が平常に戻ることを願っている」と述べた。

ミャンマーもアフガンも台湾もイエメンもシリアも、未だその火種や混乱は収まっていない。

国軍による弾圧とコロナにより疲弊した人々。ミャンマー最大都市ヤンゴンのスラム街では、この写真のように粗末な家に旗を掲げて支援を求める光景がよく見られた。

食糧を求める白い旗と、新型コロナウイルス感染への支援を訴える黄色い旗。

世界には未だもがき苦しむ人々が多くいる。

規制緩和による安心感で緩んだ意識の中でも、それは忘れちゃいけない。

またそれが自分に降りかかってくるかもしれない。

自分自身もためにも。

立ち上がる力も術も気力も失った人々は、コロナ後の社会をどのように見据えているのだろうか。

希望の光は見えたのかもしれない。

急激に世界はコロナの恐怖から解き放たれようとしてる。

しかし、確かにあったこの現実を、あの不安や恐怖を、人類は風化させず、教訓としなければならない。

あ。もちろんまだ、終わったわけじゃないけど、、、

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