はい、ワシで~す。
今日はなんだかモヤモヤする夢でした。
何処かの田舎の廃村の様な所にいるワシ。
ワシの他に見知らぬ中年男性が2名。
鬱蒼と生い茂る背丈ほどの草をかき分けながら3人で何か狩りのような事をしているようだ。
男性2人が先導して何処かへ向かっている。
極力身をひそめながら素早く移動する。
ワシは2人に付いていくのがやっとで
「何処かで休みたい…」と考えていた。
辺りには数頭のライオン?のような獣がウロウロしている。
その獣たちを身を隠しながらギリギリ避けて進むワシ達。
しばらく進むと1件の家に到着する。
どうやら目的地はココだったようだ。
その家はとても広く10畳以上の部屋がいくつもあったが廃墟のようで長い間人が住んでいないような雰囲気。
建物自体も数十年たっているであろうと推測できる内装で柱や壁はくすんで傷ついていた。
廊下は灰色に濁り埃だらけ、つい最近人が行き来しだしただろうとひと目でわかるように廊下の中央だけがかつての木目色を蘇らせている。
家には男性が一人、女性が1人、5歳位の男の子一人がいた。
女性と男の子は親子の様だ。
薄汚い廃墟の中で母親は子供を遊ばせている。
一緒にいた男性は威圧的で常にイライラしているようだった。
突然、威圧男性に緊張が走る。
どうやらこの男性は何かに追われてこの廃墟へたどり着いた?…ようだ。
ワシ達と親子2人は威圧男性に家の奥の一番広い部屋へ行くように命令された。
なんとなく家の外に脅威を感じたワシは慌てて部屋を移動する。
数名の人が荒々しく家の中に入ってくるような気配を感じた。
威圧男性はワシ達と親子に部屋の隅にかたまっていろと命令する。
何事が起きているのかわからずパニックになる一同。
ワシはふと、背後にあった窓を見る。
窓は何重も障子の張られていない枠だけの戸があり、ワシはいつの間にか必死にその戸を開け続けていた。
「この戸何個あんだよ!」と苛立ちながら必死に開ける。
一同は「殺される」という殺気を感じてさらにパニック状態になっていた。
ワシは・・・
戸を全部開けた!
一番外側のガラス戸に到達していた。
変わらず何かの脅威は次第にみんなのいる部屋に迫って来ていた。
ワシはガラス戸を開けると窓の外へ出る。
が、そこは2階。
窓の枠につかまるようにしてぶら下がった。
すると窓から威圧男性がひょっこり顔を出す。
「余計な事を!黙って皆と死ねばよかったんだよ!」と男性は怒鳴った。
同時に男性は窓から腕を出した。
手には拳銃が握られていた。
「!!」
ワシがハッと思ったと同時に拳銃から乾いたパンッという音が辺りに響いた。
ワシは・・・撃たれた。
しがみついていた窓枠から手が離れワシの体はスローモーションで地面へ落ちていく。
もったりとした時空間の中でワシは気づいた。
「あぁ、こいつは一芝居うって効率よく皆を殺そうとしてたんだな・・・。」
(目が覚める)
突然の咳でむせ返りながら起きたワシですが、年でしょうか…。
夢の中だとはいえ、ワシが撃たれている間に皆が無事に逃げていればいいなと思いました。
では、また~^-^ノシ