このスピーカー、居心地いいぜよ
たのむから爪立てないでね
2021年秋、我が家のセカンドカー「スズキ ワゴンＲ 20th anniversary」を手放すことにしました。
乗る機会がめっきり減少したので、手放すタイミングとしてはやむなしなのですが、愛着あるマイカーとのお別れはさみしいですね。
せめて、買取店には高く評価していただきたく、の交渉記録です（笑）
スズキ アリーナからのアドバイス
20周年記念車として高機能を搭載した快適なワゴンRでした。
何より妻が気に入って、2014年に新車で込み込み140万円で購入した車です。
以来、通勤、街乗り、送迎など、我が家のセカンドカーとして現在まで約7年のつきあい。
さらに、7年も経過しているのに29000キロ台という走行距離の少なさ（衝撃）
ちょうど法定点検の時期だったので、スズキ正規店の担当の方に聞いてみました。
ワゴンＲ売却を検討しているのですが、いくらぐらいの値段になると思います？
そうですねぇ、ざっくり４０万円ぐらいでしょうか
うちみたいな正規ディーラーより中古車買取店の方が高い値段がつくみたいですよ
なるほど
法定点検で故障がないお墨付きをいただいたので、私は試しに中古車買取店に相談してみることにしました。
この時点で、買取価格400,000円です！（初値）
楽天Carへ一括見積依頼
帰宅して、自宅のパソコンを使って、楽天CarのＷＥＢサイトから一括査定依頼をしてみました。
すると、依頼の完了キーを押すや否や、サイトに番号を登録した携帯電話がリリリリーン！！
あれ？これってもしかして各社から電話が来るやつ？？
しまった、勘違いしていた！
各社のだいたいの査定価格が一覧で見れるものとばかり思っていた！
冷静に考えてみるとたしかに車両本体も見ずに値段などつけられるわけもなく…(^^;
しかし、なんという速さ！
完了キー押下後、１秒でかかってきた会社は大手中古車買取店ＢＭでした。
ほんとビックリしてもーたー
大手中古車買取店ＢＭ社の査定
とりあえず、ＢＭ社は自宅から近いので訪問してみることにしました。
どうですかね？
そうですねぇ、けっこうきれいな状態なので、６５万円出します
わー、いい値段ですね
でもまだ１社目なので他社も回ってみたいのですが
うちは販売力があるので高い値段をつけられるのです
他社をまわっても疲れるだけですよ
そうは言っても、１社で決めてしまうのはなんなので、他社にもそうだんしてみることにしました。
この間も携帯電話は鳴りっぱなし(^^;
この時点で、買取価格650,000円です（＋250,000円）
大手中古車買取店ＧＶ社の査定
次に、ＧＶ社へ行ってみました。
いくらになります？
１社目の査定価格は秘密です
そうですねぇ、６２万円ってとこです
ふーん
さては、他社より低い査定でしたか
しかし、うちにはカーフリマシステムがあります
希望価格で展示できるシステムがありますが、それなら高値売却間違いなし！
なるほど～そういう方法もあるのですね
検討してみます
カーフリマシステムってなんだかめんどくさい気もしますが、別に急いで売却する必要もないので、ひとつの方法ではあるな、と思いました。
この時点で、買取価格650,000円変わらず（±０円）
他にＧＶ社のカーフリマで売る選択肢
中古車買取店ＲＢ社の査定
次に、中古車買取店RB社を訪問しました。
どうですか？
これは６５万円ですね。
他社と似たような価格ですね？
もしかして他社と情報の横展開してます？？
あはは、まさか、してませんよ
話しやすそうな店長さんだったので詳しく話を聞いてみると、同じような査定価格がつく原因は、中古車買取店のプライシングの共通の仕組みによるものであることを教えていただきました。
なるほど、この仕組みでは買取店の相談件数をいくら増やしても、同じような査定価格しか出ないわけだ。
いや、しかし、待てよ、取引事例がなく値段がつけづらいということは、逆にまだ上値余地があるということではないのか？？
買取価格650,000円で手を打つか、はたまたフリマに800,000円ぐらいで出品するか
楽天Car契約買取店による電話攻勢への対応
そうしている間にも携帯電話は鳴りやまず。
しかし、この仕組み、便利なのか、迷惑なのか(^^;
電話攻勢に疲れてきた私は、電話口での65万円足切り対応を行うこととしました。
かかってきた電話で、まず、相手に車両のスペックと魅力を伝えて、「査定が６５万円を超える可能性がある場合には訪問します」と話すと、以降の全社から折り返し「無理です」と回答が来ることとなったのです。
これで売却先がしぼられました。
大手中古車買取店NX社の査定
夕方、暗くなって、買取店巡りも疲れてきました。
買取店のプライシングの仕組みからも６５万円が妥当価格なんだろうな、と思うようになっていましたが、そういえば、早い段階で電話が来たのにまだ訪問していなかった大手NX社が残っていることを思い出しました。
これで、最後にするか。そう思ってNX社へ行ってみました。
どうです？
各社に相談して、だいたいの相場も買取店のプライシングの仕組みもわかりました
でも、うちの車は取引事例にないハイスペックな４WDです、おそらく取引事例にない高値で流通可能なはずですよ（その他、車両の高機能ぶりを存分にプレゼン（笑））
そこを評価いただきたく
なるほど、ちょっとお待ちください
きょうはコーヒーたくさん飲ませてもらったなぁ…たぶん６５万円なんだろうなぁ…と思いつつ査定が終わるのを待っていると…
755,000円出します
ななな、なぬー‼
説明を聞くと、NX社では雪深い地区の店舗で状態の良い４WD軽自動車を探していて、宮城県古川店、岩手県盛岡店、青森県弘前店での需要が見込まれるとのこと。
大どんでん返し！
祝！ 買取価格755,000円に跳ねました！（＋355,000円）
さいごに
最終的にNX社の755,000円で売却決定しました！
楽天Carの一括査定依頼の仕組みも高値売却に機能した成功事例と言っていいのではないでしょうか。
（楽天Carには成約申請をしていくらかの楽天ポイントをゲット！）
この記事、参考になりますかね。
みなさんも愛車を売却する際は、オークションでの基準価格による査定の他に、個社別の需給状態という特殊事情で高値がつく可能性もあることを念頭に、買取店を粘り強く数多く回ってみてはいかがでしょうか。
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