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テイクオフを6つの動作と、8つのポイントで解説! スロー動画で姿勢や足の運び細かく!

ライディングの始まりでもあるテイクオフは、サーフィンの質を左右する重要な動作になります。

今回はテイクオフの中でも、『スタンダードテイクオフ』の動作を紹介していきます。

おじサーファー

スタンダードテイクオフって何だ?

・・・と思う方は下の記事で紹介しています。

テイクオフって、教える人によって言う事が違う場合がありませんか?
実はテイクオフには複数の種類があり、それぞれ動作が異なっています。

それらを下記の記事でまとめてみました。

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https://barefootsurftravel.com/livemore-magazine/the-standard-pop-up-2

上記は複数のテイクオフの中でも、
『スタンダードテイクオフ』と呼ばれる最速のテイクオフになります。

このテイクオフを『6つの動作』『8つのポイント』に分けて、どこよりも詳しく解説していきますので是非ご覧ください。

目次

動作1.手を着いて胸を上げる

パドリングでしっかりとボードが滑り出したら、”動作1”を開始していきます。

ボードに手を置き、上半身を持ち上げていきましょう。

<ポイント1>

手を着く位置は『みぞおち』の横に置きましょう!

後ろ過ぎると、厚くパワーの無い波の時にボードに荷重しづらくなます。

逆に前過ぎると、
前後のバランスが取りづらくパーリングの原因となったりする事があります。

また、ボードには”手を置く”様にしましょう!

また、ボードには”手を置く”様にしましょう!
レールを握ってしまうのはNGなので注意して下さい!

<ポイント2

ボードのレールを握らない!

身体が力んでバランスを崩しやすくなりますし、手を放すという1つの動作が必要になりテイクオフも遅くなります。

ボードの上に手を乗せるようにしましょう(指がレールに掛かる程度ならOK)


この動作で、よく波に置いて行かれる方は、ボードがしっかりと滑り出していない内に、慌てて立ってしまうのが原因です。

タイミングの問題もありますが、パドリングの推進力が不足しているのが要因である事が多いです。

パドリングについての重要性・正しいフォームは、下記の記事で紹介していますので興味があればご覧ください。

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動作2.両ひざを引き寄せる

動作1が終わった段階で、波に押されてボードが加速していれば安定しますので ”動作2” に入っていきます。

腰を上げるようにヒザを曲げ、サーフボードと身体の間に空間を作ります。

その反動を使って、両方のヒザを一気に引き込んでいきましょう。

陸上で練習する場合は、つま先を使わない様に注意しましょう。

つま先を使えば簡単にヒザを引き込む事が出来ますが、ショートボードなどの短いボードでは、つま先までボードがありません。

そして、この動作が最も目線が落ちやすいので注意が必要です。

<ポイント3>

テイクオフ動作全体に言える事ですが、『目線落とさない』ように進行方向の少し先に目を向けましょう!

目線を落すと下記のデメリットがあるので注意が必要です。

  • バランスを崩しやすい
  • 先の波の状況が分からない
  • 失速の原因になる

動作3.後ろ足をボードに着地

両ヒザを一気に引き込んだ後に、先に後ろ足をボードのテールに置きます。

<ポイント4>
後ろ足の位置は、サイドフィンの真上に来るようにしましょう!

特に多いのは、勢いのあまり前に来すぎてしまう事です。

前過ぎると、テールを踏めないので操作性が落ちますし、スタンスも狭くなりライディングフォームもカッコ悪いです。

陸上での反復練習で、後ろ足の位置を調整するのがおすすめです!

<ポイント4>

後ろ足の位置は、サイドフィンの真上に来るようにしましょう!

特に多いのは、勢いのあまり前に来すぎてしまう事です。

前過ぎると、テールを踏めないので操作性が落ちますし、スタンスも狭くなりライディングフォームもカッコ悪いです。

陸上での反復練習で、後ろ足の位置を調整するのがおすすめです!

動作4.前足を手の間に移動

後ろ足を置いたら、次に前足を両手の間に置きましょう。

<ポイント5>

胸と膝を付けるようなイメージで行うと、前足がスムーズに出やすいはずです! 

動作5.ボードから手をはなす

前足にしっかりと荷重が出来たら、腰を落しつつ ゆっくりと手を放していきましょう。

一気に立ち上がりたくなりますが、そうすると膝が伸びるカッコ悪い棒立ちサーファーになってしまいます。

<ポイント6>

”頭の位置を変えない”という意識を持つと、しっかりと腰が落ちた体制をキープ出来るはずです。

動作6.上半身を起こす

”動作5”の体勢ままだと前に重心が乗っています。

波のフェイスを滑り降りる状況なら問題有りませんが、ボトムターンやアップスなどテールを踏むようなアクションをしたい時には、上記の様に上半身を起こしていきましょう。

<ポイント7>
この時も、膝を伸ばして棒立ちになるのはNGです。
バランスも崩しやすいですし、次の動作に移れません。

後ろ足の膝を内側に曲げるのがポイント!
両方の膝をくっ付けるイメージで行うと再現しやすいと思います。

<ポイント7>

この時も、膝を伸ばして棒立ちになるのはNGです。
バランスも崩しやすいですし、次の動作に移れません。

後ろ足の膝を内側に曲げるのがポイント!
両方の膝をくっ付けるイメージで行うと再現しやすいと思います。

ポイント8

テイクオフ動作全体をとおして言える事ですが、ボードは常に水平を保って”波の中腹”をキープしましょう!

中腹でテイクオフが完了すれば、ライディングでボトムまで駆け降りてスピードを得られます。

ですが、
テイクオフ中にボトムに降りてしまうと、そこからスピードを付ける事が出来ずに失速していきます。

テイクオフ動作まとめ

まとめ

動作1:手を着いて胸を上げる
 ・手はみぞおちの横!
 ・レールを握らない!

動作2:両ひざを引き寄せる
 ・目線は落とさず進行方向に向ける!

動作3.後ろ足をボードに着地
 ・サイドフィンの真上に置く!

動作4.前足を手の間に移動
 ・胸と膝をくっ付けるイメージ!

動作5.ボードから手をはなす
 ・胸と膝をくっ付けるイメージ!

動作6.上半身を起こす
 ・膝を伸ばして棒立ちにならないように!
 ・テイクオフ中はボードを常に水平に!

以上、スタンダードテイクオフ動作解説でした!

この他にもポイントやコツなどがあれば、コメント頂けると嬉しいです!

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