みちのく潮風トレイル | そばにArt ~いつかの記憶~

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みちのく潮風トレイルをご存じですか?

みちのく潮風トレイルは、

青森県八戸市から福島県相馬市まで

太平洋の海沿いの道をつなぐ自然歩道で

距離1,000kmを超える国内最長の

ロングトレイルです。

今回、歩いたのは

岩手県普代村の南部、

明戸キャンプ場に泊まり、翌日

明戸浜~机浜を少し超えた先までの

片道7km弱。

 

海沿いに7km弱歩きました。

タイムリミットがあったので、

行けるとこまで歩いて、折り返しました。

内心、もうちょっと先まで行けると

思っていたのですが。。

 

予想以上にアップダウンがありました。

高さはないのですが、海に突き出た

岬と岬をつないでるような道でした。

リアス式海岸をなめてました。

 

明戸キャンプ場の近く、明戸浜からスタート

 

海沿いにある、こんな山々を連ねて歩く。

山の手前、右手にある盛り上がりは、

明戸海岸の防潮堤の遺構。

震災の遺構として保存されている。

 

みちのく潮風トレイルは、遊歩道だけではなく、

国道や県道を歩き、

つないでる箇所もあります。

ここも県道を少し歩いてから遊歩道へ。

要所要所に写真のような案内板がある。

 

すぐに海沿いの山道へ。

崖の下は、すぐ海で高度感がある。

 

陸中弁天崎灯台が見える。

まずは灯台を目指す。

 

距離はなにのですが、直登でキツい。

 

陸中弁天崎灯台。

かわいらしい小さめの灯台です。

 

時々見える海の光景が素晴らしい。

来て良かった。

 

この辺りのトレイルは、

山をひとつ超えると浜に辿り着く。

その繰り返しが続く。

 

机浜。

 

歩いて超えてきた岬は、

下からみても切り立っていて険しい。

 

海辺で佇む少女がいた。

何を思い海を眺めているのか。

 

机浜番屋群

 

番屋群のなかを通り、次の山へ。

 

山を登る途中、津波到達ラインがあった。

こんな上まで到達したとは。

津波の凄まじさに驚く。

 

この登りは険しくて疲れました。

 

登りは険しくてキツいが、

登ったあとに見える海の景色は素晴らしい。

 

一気に浜まで下る急な下り道。

 

下りきった浜。

この先、楽しみにしていた遊歩道がある。

 

岩に掘られた手掘りのトンネル(隧道)。

 

ただ、この辺りは波が荒く注意が必要。

高潮で海面が高いと歩行は出来ない。

事前に潮位表、天気予報を

確認して歩きました。

 

トンネルの中は真っ暗で、

ヘッドライト等が必要。しかも割と長い。

 

トンネルを抜けると岩場。波が荒々しい。

 

進むべき方向は、

道標の上に矢印で記されている。

矢印の方向に目を向けると、

 

次のトンネルを発見。なんて道だ。

 

背の低いトンネルを

前かがみになりながら進んでいく。

 

トンネルを抜けると、

素敵な浜辺。美しい波。

これは、浜辺美波だ!(ち~ん。。)

 

次の岩場は、トンネルじゃなく

ラダー(梯子)が掛けられていた。

 

ラダーで岩場を登り、次の浜が見えた。

先にトンネルが見える。

 

ここはしっかりとトンネルでした。

 

トンネルを抜けた先の浜に到着。

ここまで約2時間。

時間的にこれ以上進むのは諦めて

ここで折り返しました。

 

帰り道。

往路で通ったトンネルの間の岩場。

あらためて眺めても凄い場所。

 

机浜まで浜と山道を歩き、

そこからは県道44号を歩いて時間短縮。

 

明戸浜まで戻ってきた。

新しい防潮堤は、かなり大きい。

みちのく潮風トレイル、

7km弱でしたが

見どころ、歩きどころが満載で

楽しいトレイルでした。

また時間を作って、

歩いてみたいと思います。

目指せ、みちのく潮風トレイル制覇!