雲呑を背にして  

~ボードゲームを徒然に~

ゴールもルールも変わる!? クセの強いゲーム「フラックス」をご紹介

 

こんにちは、雲呑堂です。

 

初めて買ったボードゲームって覚えてますか?

私の場合は、今回紹介する

「フラックス」

というゲームです。
フラックスと出会ったのは大学生の時。学園祭でボードゲームサークルが催していた体験会に友人と参加したときに、初めて触れました。
「ルールもゴールも変わるゲーム」という触れ込みに心奪われ、数ある試遊可能ゲームリストからフラックスを選択。
そのプレイ感が衝撃だったので、後日購入するに至りました。

 

 

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             手持ちを撮ったため、箱がボロいですm(__)m 

 

 

<ゲーム概要>

このゲームはゴールカードの条件を満たすのが目的です。
ゴールカードは複数あり、

・アイテムカードAとアイテムカードBを揃えたら勝利
・手札が10枚以上のプレイヤーが勝利

といった具合です。

 

そして、このゲーム最大の特徴は何と言っても、「ゴールもルールも書き換え可能」なことでしょう。

プレイする際のルールも、勝利条件すらも上書き可能なのです。

例えばゲーム開始時は「1枚引いて、1枚プレイ」というルールですが、次のプレイヤーによって「1枚引いて、3枚プレイ」というルールに書き換わるわけです。

何でもアリです。

 

コンポーネント

・ゴールカード

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溶けたチョコレートの発想には脱帽です


・アイテムカード

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・ルールカード

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<遊んでみて>

さて、面白いかと聞かれると、

正直、微妙な感じです(笑)

 

このゲームの終了パターンって、自分のターンでゴールカードを上書きして勝利!という展開が多いんです。
つまり、唐突に終わるんです。
「あ、そのゴールカード持ってたのね・・・」という感じです。


このゲームのキャッチコピーは「頭が柔らかくなるカードゲーム」です。
確かにここまで自由に姿を変えるゲームはなかなかありません。そうした変化を楽しむのが一番良いでしょうね。
子供と一緒に遊んだりすると、喜ばれそうなイメージです。

 

一緒に遊んだ友人達は大体私と同じような感想を持つんですが、一人だけ異常にこのゲームにハマった友人がいました。彼、K君は同じ寮の同級生だったんですが、K君は毎日のように部屋に来て、深夜までフラックスを遊んでました。
何がそこまで惹きつけたのかは謎です。

 

ちなみに、この寮には1年しかいませんでしたが、強烈な経験ができました。最後に当時のエピソードを一部紹介して、この記事の締めとしたいと思います。

 

・「壁に卵を投げつけるな」と張り紙される(世紀末かよ)
・私が入寮した年まで、食事がやばかった(私の年も微妙でしたが)
 →卵を割ったら中身が緑。
 →メニュー表には「サラダ」、実際は「ブロッコリーの芯だけ」。

・ヌシがいる

 

以上、雲呑堂でした。