【中学校・高校】英語授業のシラバス大公開（年間授業計画）〜評価基準やパフォーマンステスト〜

みなさんこんにちは。草食系高校教師です。

今日は「【中学校・高校】英語授業のシラバス大公開（年間授業計画）〜評価基準やパフォーマンステスト〜」をお伝えします。

みなさん、年度始めに生徒用の年間授業計画は作成しているでしょうか。

ここ数年で作成している先生は急増しており、もはや作成していない先生の方が珍しいのではないでしょうか。

さて、今日は私が実際に生徒に配布していたシラバス（年間授業計画）を公開するとともに、それぞれ内容をお伝えしていければと思います。

そのままフォーマットなどはパクっていただいても構いません！

シラバスとは

　シラバスは、授業の内容やスケジュール、成績の評価方法などが詳しく書かれた授業計画のことです。

　シラバスは一般的に大学で使われる言葉ですが、ここ数年で中学や高校でも作成する教員が増えてきました。

シラバス８項目（英語科）

　ここでは、具体的にシラバスに載せる内容を項目順に紹介していきます。

①授業内容
②授業・定期考査スケジュール
③小テストスケジュール
④パフォーマンステストスケジュール
⑤評価基準

①授業内容

　授業内容は、授業中に何をするかを示します。

　シラバスの項目にもあるように、小テストやパフォーマンステストなど、授業中に実施することを事前に示します。

②授業・定期考査スケジュール

　授業・定期考査スケジュールを事前に示すことによる効果は絶大です。

　①事前の学習範囲がわかる
　②予習する生徒が増える
　③何をするかがわかり、先が見えることによりストレスがなくなる
　④教員の忘れを防ぐ

　時々、生徒に「どこまでいったー？」と聞く先生いますよね。

　正直、数種類の科目、学年の違いや忙しさが重なってわからなくなってしまうのです。。

　しかし、先生のキャラクターによりますが、「どこまでいったー？」の一言が信頼を落としているかもしれないので、年度始めに授業進度に関して事前に生徒に伝えておけばいいのです。

　もちろん、授業進度通りにいくわけもありませんので、そういう場合は手がかりとしてお使いください。

③小テストスケジュール

　小テストのスケジュールは事前に示すことによって、生徒が学習計画を立てる時に役立ちます。

　例えば

　よくある絵ですよね。

　しかし、年度始めに小テストの日にちを伝えておくことによって不平不満がほとんどなくなりますし、文句を言う生徒に対しても、「シラバスに載ってるよ」の一言で教員は対応することができます。

④パフォーマンステストスケジュール

　パフォーマンステストのスケジュールを事前に示すことによって、覚悟ができます。

　授業を担当する教室には、発言をすることを苦手としている生徒が必ずいます。昨今、人前で話す授業時間に欠席する生徒が増えてきていることを鑑みて、早くから伝えてみたらどうかと思い実施していました。

⑤評価基準

　評価基準は「素点と平常点の割合」と「平常点」の内訳を伝えます。

　前者は、教科や科目単位で決まっていると思いますが、平常点の成績は授業担当者が全権を握っています。

　事前に示しておくことによって、生徒の意欲向上にもつながりますし、何よりも成績トラブルを防ぐことができます。

　例えば、こういう場合があり得ます。

〜定期考査７割、平常点３割の場合〜

定期考査：８０点
平常点　：５点
成績　　：６１点（８０×０．７＋５）

　定期考査８０点の生徒は、通常であれば５段階評価で４か５がつくでしょう。しかし、「パフォーマンステストを平常点の３０点とする」という記述があり、パフォーマンステストの成績が５点の場合、平常点は５点です。

　成績が６１点ということは、５段階評価で「３」であることが多いでしょう。成績の基準が曖昧であれば生徒や保護者からクレームが来るでしょう。

　最悪の場合、成績再計算し、通知書再発行ということもあります。（以前勤めていた学校で同僚にあった実際の出来事です）

シラバス

　実際に使用していたシラバスを公開します。

　変更している点もありますが、似たようなフォーマットになります。

　

オススメ教材

最後に

　今日は「【中学校・高校】英語授業のシラバス大公開（年間授業計画）〜評価基準やパフォーマンステスト〜」をお伝えしました。

　実はちょっと有名な先生のフォーマットをいただいたので、それを参考に作成していました。

　ぜひご活用いただければ幸いです。

　本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。

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